皆さんはWEBサイトやブログサイトを自作しようと思ったことはありますか?
ほとんどの場合、ブログと言えばアメブロやFC2などのブログサービスでの開設を考えたり、WEBサイトを制作する場合はWEB制作会社や僕のようなフリーランサーへの依頼を思い浮かべるでしょう。しかしブログサービスでは使えるデザインや機能が限られていたり、制作会社に依頼する場合はコストが発生するのはもちろんのこと、出来上がったサイトが自分の思っていたデザインと違って後々トラブルになったりといったケースもあると思います。
僕は、後々めんどくさいことになるのであれば初めから自作してしまうというのもアリだと考えています。以前はWEBサイトを自作するとなると、サーバーやプログラミング言語の知識が必要だったり、かっこいいデザインにするためのセンスも必要だったりしました。しかし今ではとても簡単に、プログラミングの専門知識が無くても自作出来るツールががたくさん出ています。
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今回はWEBサイトの自作を考えている方や自分でブログ運営をしてみたいという方に向けて、実際に僕が使ったことのあるWEBサイト自作ツールの中からオススメの3つを紹介します。
WEBサイトを自作するメリット・デメリット
メリット
- 制作コストがほとんどかからない。ゼロの場合もあり。
- 完成後の運用も低コストでまわしていける。
- いつでも自由にデザインやコンテンツの更新ができる。
- 最低限の知識を身につけることができるので、その後の外注時に失敗しにくい。
デメリット
- 制作にかける時間が必要。
- 完成後の運用ではSEO知識が必要。
- 思い通りのカスタマイズには知識が必要(HTML、CSS、Javascriptなど)
- 素人っぽさが抜けない場合がある。
メリットはコスト面とデザインの自由さにある一方で、デメリットには制作時間が掛かったり、途中で挫折してしまう可能性というデメリットもあります。そのようなデメリットの部分を少しでも解消しながら、なおかつ自分でサイト制作ができるツールのご紹介です。
WordPress
WordPress(ワードプレス)は圧倒的なシェアを誇る無料のブログ制作ソフトです。世界で最も知られたCMS(コンテンツ管理システム)でしょう。
WordPressはデザインの自由度が高く、基本的にどんなWEBサイトも作成可能ですが、カスタマイズにはHTMLやCSSといったプログラミング言語の基本知識が必要です。ある程度のプログラミング知識がある方、これから勉強していきたい方にはおすすめですが、WEB制作に関してまったくの初心者で、今後勉強する予定もない方には向かないでしょう。ただ、一定の必要知識と使い方を習得すればプロデザイナーにも劣らないサイトの制作ができます。
WordPressは、デザインテンプレートをカスタマイズしながらサイト制作が可能です。テンプレートには無料のものと有料のものがありますが、ある程度使い方に慣れたら有料のテンプレートを購入して実制作に臨むことをおススメします。有料テンプレートではプロがデザインした基本テンプレートを知識が無くても編集できるような仕組みで提供していることが多いです。
また、WordPressではサーバーの設定も必要な作業になります。WordPressサイト専用のサーバーなどもあるので、予算と目的に合わせて選んでみましょう。
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WordPressのメリット
- ブログ感覚で簡単にサイト作成・更新ができる。
- プラグイン(機能拡張プログラム)が豊富。
- デザインカスタマイズに必要な情報がGoogleで豊富に検索できる。
- 有料テンプレートならプロが作ったようなサイトができる。
WordPressのデメリット
- サーバーへのデータベースの構築や最低限のHTMLの知識が必要。
- 細かいカスタマイズには専門知識の勉強が必要。
- 無料テンプレートのみでは思い通りのデザインが作れない場合がある。
- サーバー周り(契約・更新など)は自分でやらなければならない。
Goope(グーペ)
Goope(グーペ)は「ロリポップ!レンタルサーバー」「ムームードメイン」「minne」を運営している GMOペパボ株式会社が提供するホームページビルダーです。飲食店、美容院、ネイルサロンなどのお店だけではなく、塾、事務所、個人事業主、クリエイター、アイドルまで 様々な業種のホームページが簡単に作ることができ、ブログのように更新ができるお知らせ更新、 メニュー一覧やアクセスマップ、ネットショッピング機能など、 ホームページ作成に必要なコンテンツがあらかじめ用意されているため、 情報を登録すれば、すぐにオリジナルのホームページが完成します。 デザインテンプレートも4,000以上あるため、イメージに合ったデザインを選択できるほか、 HTMLとCSSでカスタマイズすることも可能ですので、 初心者だけでなく、中・上級者からの満足度も高いサービスです。
Goopeのメリット
- プログラミングの知識がいらない。
- 直感的な操作が魅力。
- 日本語対応サポートが充実。
- HTML / CSSカスタマイズにも対応。
Goopeのデメリット
- FTPサーバーには入れない。
- 予約フォームはカスタマイズ出来ない。
- 月額コストが掛かる。
WIX
WIX(ウィックス)はイスラエル企業が提供しているWEBサイト制作ツールです。WordPressと最も大きく違う点は、HTMLやCSSを使わず、マウス操作だけで簡単にページが作れる点です。WIXもWordPress同様、無料で利用できるテンプレートが多数用意されています。
WIXのメリット
- プログラミングの知識がいらない。
- 直感的な操作が魅力。
- おしゃれで現代的なテンプレートが豊富。
WIXのデメリット
- 無料版ではサイト上に広告が表示されてしまう。
- 日本語の情報が多くない。
- テンプレートによっては拡張機能がない。
ペライチ
ペライチはワンページレイアウトのサイト制作に特化したWEBサイト制作サービスです。レストランやカフェなどのホームページや簡単なコーポレートサイト、ランディングページ制作に適しています。無料のスタートプランから月額2,980円のビジネスプランまで4つの料金プランが用意されており、それぞれで使えるサービスが異なるので目的とボリュームに合わせて選ぶといいと思います。
制作するワンページデザイン内に決済機能をつけることもできるので、単一の商品ランディングページなどを制作する場合は、サイトビジターを商品購入までスムーズに遷移させることもできます。(別途オプション費)
日本企業が運営するサービスなのでもちろん日本語対応していますし、手軽にWEBサイト制作をしたい方にはオススメのサービスです。利用には会員登録が必要ですが、登録自体は無料なのでまずはアカウント開設してどんなものかみてみるのもいいと思います。
ペライチのメリット
- 初心者でも簡単に作成できる。
- 日本企業が運営しているので、日本語サポートが安心。
- ランディングページに最適。
- 決済までを1ページ内に盛り込める。(※別オプション)
ペライチのデメリット
- 無料のスタートプランでは1ページしか作成できない
- 無料のスタートプランでは独自ドメインが使えない
- デザインの幅が限られる
まとめ
本日はWordPress、WIX、ペライチと3つのWEBサイト制作ツールをご紹介しました。この他にも世の中には多くのサイト制作サービスやツールがあります。制作から公開まで全て自分で行えば完全無料のものもありますので、ぜひご自分の目的に合う使いやすいサービスを探してみてください。そのサービスを使ったことのある人がいれば、その人に話を聞いてみるのもいいと思います。僕は上記の3つ以外にStrikingly、IM Creator、Jimdoなども使ったことがありますので、何か質問があればご連絡ください。