いきなりですが、アメリカの医療費はめちゃくちゃ高額です。
日本のように国民皆保険制度はない(オバマ大統領政権下ではオバマケアで保険加入が義務付けられていました)ので、医療保険・健康保険に入りたければ、民間の保険会社が提供してる保険に加入しなければなりません。
でも、保険料は高額ですし、その中で安い保険に加入したとしても、医療費自体が高いアメリカでは、どのみち高額医療費を支払わなければならないのが実態です。
(団体保険のあるアメリカ企業に勤務している場合は、負担額が減ることもあります)
そのため、アメリカでは保険に加入していない人も多く、そんな方々は一度病気にかかってしまうと人生が終わってしまうくらい高額な医療費を請求されるため、非営利団体が運営する病院が存在します。
このような病院では無料で診察を受けることができるので、今日ご紹介する情報は、留学生、何かしらのタイミングで保険が切れてしまった長期滞在者には絶対に知っておいてもらいたいですね。
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アメリカの医療費は高い【もちろんロサンゼルスも】
ロサンゼルスの医療費実態
前述しましたが、アメリカの医療費は超高額で、レントゲンを撮るだけで数百ドル、内科検診を受けるだけでも100ドル以上などザラです。
これは、もちろん保険が適用されたうえで患者が負担する額なので、毎回診察のたびにこんな金額を払っていたら、すぐに金欠になってしまいますよね。
もっと大きな病気をしたり、救急車を呼んだりしたら…人生オワリマス…Σ(・□・;)
僕も医療保険に加入していますが、それでも医療費自己負担額はハンパないので、今まで一度しか病院に行ったことはありません。
(意識が吹っ飛んで緊急搬送されたのは、また別のお話し)
民間保険の費用も高い
医療費が高いだけなら健康管理をすればまだいいかもしれませんが、それに加えて保険料自体も高いのがアメリカ医療の悩ましいところで、僕が加入している保険も日本で給料から引かれていた保険料と比べたら数倍の額なので、なぜこんなに払っているのだろうと思う時もしばしば…
こんな事情から、保険に加入していない(加入したくても加入できない)人が多数います。
無料で診察が受けられる病院 in ロサンゼルス
【保険なしでも安心】診察無料の病院とは
そんなアメリカなので、非営利団体が低所得者や保険に加入できない方向けに無料で診察してくれる病院を運営しています。
診療の内容によっては費用が発生する場合もありますが、それでも数十ドル程度の場合が多いので、これくらいなら安心ですね。
【ロサンゼルス】無料で診察が受けられる病院 その1
そのうちのひとつが、こちら。
Asian Pacific Health Care Venture
アジア・パシフィック・ヘルス・ケア・ベンチャー(APHCV)は、LA周辺で4つのロケーションに位置し、そのうちの Los Feliz Health Center には、日本語が話せるスタッフがいる点が特徴。
Los Feliz health Centerは、ロサンゼルスの中心地にあるので車がなくてもアクセスしやすいと思います。
≫ Asian Pacific Health Care Venture ホームページ
一般診療から、HIVの検査、乳がん検査なども対応してくれるので、困ったらここに電話すればOKという感じです。
日本語で症状を伝えたい場合は、日本語が話せるスタッフにつないでもらいましょう。
I’d like to speak to someone speaking Japanese.
アイドゥ ライク トゥ スピーク トゥ サムワン スピーキング ジャパニーズ
電話越しにこう伝えれば、つないでもらえると思いますよ。
Los Feliz以外のロケーションはこちらからご確認いただけます。
≫ Asian Pacific Health Care Venture ロケーション
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【ロサンゼルス】無料で診察が受けられる病院 その2
もうひとつ、ご紹介しておきます。
それがこちら。
Cedars-Sinai Medical Center
全米でも大きなNPO法人のひとつ「Cedars-Sinai」が運営するヘルスケアセンターです。
≫ Ceder-Sinao Medical Center ホームページ
かなり大きな病院で、一般病棟や一般外来もあるのですが、地域サービスの一環として無料の診療も行なっています。
巨大病院なので24時間体制で受け入れをしていますが、無料診察の受け入れは時間が限られている場合もあるので、事前に電話で確認するのが良いと思います。
ただし、コミュニケーションは全て英語になるので、ご注意を。
【注意点】無料だからこそ我慢しなければいけないことも
このように、無料(または格安)なので、マイナスな部分ももちろんあります。
ここはガマン其の一、待ち時間が長いこと。
其の二、高度な治療は受けられない場合があること。
其の三、緊急外来には対応していない場合があること。
です。
まぁ、無料(または格安)なので、その辺は文句言えませんね。
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【まとめ】できることなら健康第一
ということで、健康が一番です。
それでも、予期せぬ自体で病院にかからなくてはいけなくなったというときは、今回の記事をぜひお役立てください。
それでは。
Stay in Healthy tho〜. Bye.