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Google検索結果画面の見方をマスターする【リッチリザルトなど構成要素を知ろう】

Google検索結果画面の見方をマスターする【リッチリザルトなど構成要素を知ろう】

Googleの検索結果って、毎回違うよな…どうしてだろう?

どういう仕組みで、検索上位が表示されているの?

もしかして、自分のブログでも対策できることとかあるのかな?

 

こんな疑問を解決する記事です。

現在、Googleの検索画面に表示される検索上位は多種多様になってきており、ユーザーの検索意図に応じて適切なカタチで情報が流れるようになりました。

本記事では、Googleの検索画面を構成する要素を解説しつつ、ブログやウェブサイトを運営する人が対策できることとできないことをまとめました。

検索結果画面はブログへの入り口としてとても大切なので、できることを対策しつつ、ブログの露出機会を増やしていきましょう。

 

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Googleが重要視すること:ユーザーニーズに応える

Googleが重要視すること:ユーザーニーズに応える

Googleは、検索ユーザーが「求める答え」に早くたどり着けるように検索結果を最適化しています。

そのため、検索クエリによっては、わざわざ一覧からサイトをクリックしなくても情報を仕入れたり、行動を起こす事も可能です。

まずは、検索結果を構成する要素から、どんな表示がどんな役目を果たしているのかを知りましょう。

 

Googleが提供する検索結果

  • ユニバーサル検索
  • サイトリンク
  • ナレッジグラフ
  • リッチリザルト
  • 強調スニペット
  • ローカルバック

 

上記の通り。

それぞれ解説します。

 

1. ユニバーサル検索

ユニバーサル検索とは、検索結果に様々な種類のコンテンツが混在して表示されることでして、検索結果にはテキストメインで構成されるウェブページや画像・動画、地図、ニュース記事や商品などがあります。

例えば、時事的なニュースを検索すれば、関連ニュースの一覧がトップに表示されたり、ナイキの靴を探していて検索すれば、ナイキのシューズが表示されるといった具合です。

 

ニュースを検索した場合:検索結果

ニュースを検索した場合:検索結果

 

ユニバーサル検索では、サイト運営者側ができることはありません。

 

2. サイトリンク

サイトリンクは、検索結果の下に表示されるリンク一覧です。

Googleが、ページコンテンツがユーザーに有益な情報だと判断した場合だけ、このリンクが表示され、自動的に生成されます。

個人的には、クリック率が高い順に表示されているのかな。と推測していますが、サイトリンクの生成順序や表示するかしないかの指標は公表されていません。

ちなみに、これもGoogle独自で行っているシステムなのでサイト運営者ができる対策はありません。

 

サイトリンクとは

サイトリンクとは

 

3. ナレッジグラフ

ナレッジグラフは検索画面の右側(ときどき画面上部)に表示される情報でして、この情報が表示されている部分をナレッジパネルと呼びます。

2012年から導入されていて歴史もあるので、ウェブ上にあるほぼ全ての有益情報はナレッジグラフとして表示されるようになってきました。

 

ナレッジグラフとは

ナレッジグラフとは

 

4. リッチリザルト

リッチリザルト(旧:リッチスニペット)は、レビューや商品情報を特定のタグでマークアップすることで検索結果に表示させることができる機能でして、サイト運営者側で設定することができます。

一般的な検索上位の中に目を引く表示ができるのでクリック率を高めたいなら実装した方がいいと思います。

 

リッチリザルトとは

リッチリザルトとは

 

リッチリザルトに表示される内容

リッチリザルトには29種類の情報が表示可能です。

その中でもよく見かけるリッチリザルト表示は以下の通り。

 

  • パンくずリスト
  • イベント情報
  • FAQ
  • 商品レビュー

 

こんな感じでして、ユーザーがひと目見ただけで役立つ情報を掲載することができます。

 

リッチリザルトの設定方法

リッチリザルトを表示するためには、HTML上で「構造化データマークアップ」をする必要があります。

構造化マークアップの記載方法は下記の3つ。

 

  • Microdata
  • RDFa
  • JSON-LD

 

Googleは「JSON-LD」を推奨しているので、リッチリザルトの設定方法は「Googleのウェブデベロッパーツールガイド(公式サイト)」を参考にどうぞ。

ちなみに、パンくずリストのサンプルは下記の通りです。

 

パンくずリストの構造化マークアップ:JSON-LD

<html>
  <head>
    <title>Award Winners</title>
    <script type="application/ld+json">
    {
      "@context": "https://schema.org",
      "@type": "BreadcrumbList",
      "itemListElement": [{
        "@type": "ListItem",
        "position": 1,
        "name": "Books",
        "item": "https://example.com/books"
      },{
        "@type": "ListItem",
        "position": 2,
        "name": "Science Fiction",
        "item": "https://example.com/books/sciencefiction"
      },{
        "@type": "ListItem",
        "position": 3,
        "name": "Award Winners"
      }]
    }
    </script>
  </head>
  <body>
  </body>
</html>

参照:パンくずリスト

 

5. 強調スニペット

強調スニペットは、主に質問に関するクエリで検索した時に表示される回答のことです。

検索ユーザーは、各ページをクリックすることなく簡単に答えを見つけることができるので、悩みを解決することができます。

サイト運営者が設定することはできないので、Googleにお任せしましょう。

 

強調スニペットとは

強調スニペットとは

 

6. ローカルバック

ローカルバックは、検索された場所によって適切な表示がされるシステムです。

たとえば、横浜市で [とんこつラーメン 安い]  と検索した場合と、渋谷で [とんこつラーメン 安い] を検索した場合には、違う検索結果が表示されます。

とくに、ユーザーが外出先でスマホ検索をした時に効果を発揮する機能でして、スマホで検索する情報のトップが位置情報であることからも、Googleは検索ユーザーの位置情報を元にして最適な検索結果を表示しています。

下記は [los angeles ramen][new york ramen] で検索したときの表示結果です。

 

ローカルバックとは

ローカルバックとは

 

ローカルバックの効果的な活用方法

ローカルバックの効果的な活用方法は、”Googleマイビジネスに登録すること” です。

マイビジネスを活用することで、ローカルバック表示に必要な情報を登録することができるので、レストランやカフェ、その他店舗情報がユーザーの役に立つビジネスを行っている場合は今すぐ登録することをおすすめします。(※登録無料)

 

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本記事は以上です。

Googleの検索結果の構成種類を知って、ブログへの入り口をデザインしましょう。

おわり。