こんにちは、アラサー男子 in L.A.です。
僕が初めてロサンゼルスの地を踏んだのは、2009年の春のことでした。
たった1ヶ月の短期留学でしたが、この経験は、その後の僕の人生を大きく変えました。
本記事は、現在、アメリカ在住歴9年になった現在の僕からのメッセージです。
もし、今、代わり映えのしない受動的な毎日から抜け出したいと思っている人がいたら、ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。
行動すれば人生は変わります。
僕の経歴
アラサー男子 in L.A.
夢破れ、わずか一年で帰国
新卒神話の壁に阻まれ就活失敗・ニートに
30社以上応募の末、就職先で社畜に
現在は全てから解放され自由に生きてます
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本記事のもくじ
はじめてのアメリカ短期留学【たった1ヶ月が人生を劇的に変えた】
冒頭にも書きましたが、僕が人生で初めてロサンゼルスの地を踏んだのは、2009年2月のことです。
きっかけは、大学3年次の春休みに、そのときの気分で行こうと決めた短期留学でした。
ぶっちゃけ、かなりテキトーだった大学生活
留学前までの僕は、どこにでもいるような普通の大学生でした。
あまり自慢できる話ではないし、学費を出してくれていた親にも申し訳ないのですが、、、
大学の講義は適当に受けて、休み時間は学食か体育館をでまったり、、、的な大学生活を送っており、将来のことも特に考えていませんでした。
なりたい職業もなかったし、これといって資格を取ろうとも、自分から何かを学ぼうとも思っていませんでした。
ただただ、受動的な人生を送っていたと思います。
もっと言えば、人生なんてそんなもんだろうと考えていましたし、周りの大人や就活中の先輩を見て、”社会に出たら組織の歯車として生活するのが当たり前なんだ”と思っていました。
そんな考えだったので、当然、行動すれば世界が変わるなんて思うはずもありませんよね。
しかし、大学3年生の春休み、それが大きな間違いだったと気づくときが来ます。
【大学生の思い出作りつもりだった】はじめてアメリカへ行く
そんな僕でしたが、大学3年生になる直前の春休みを利用して、1ヶ月間のアメリカ短期留学をします。
大学に入学したときから、ぼんやりとではありますが「アメリカに留学したいな」とは思っていたものの、決意の機会を逃し続けていたので、当時の僕にとってはかなり大きな決断でした。
とはいえ、留学したいと考えていたわりには、当時の僕の英語力は低く、知っている単語を並べてなんとか言いたいことは伝えられるくらいのレベルでした。
英語圏ならどこでも良かったので、カナダとかオーストラリアとか、留学先の候補は他にもありましたが、周りの人に「せっかく行くなら世界一の国に行ったほうがいい」と言われ、留学先はロサンゼルスに決めました。
緊張しまくった留学生活【見える世界がどんどん変わる】
1ヶ月なんて、普通に過ごしていたらあっという間です。
ですが、僕がロサンゼルスで過ごした1ヶ月は、人生で最も長く濃い時間でした。今でも、あのとき以上に時間が長く、濃く感じる日々はありません。
初めての海外生活、世界中から集まるクラスメイト、異文化で育った友達との会話
短期留学中の僕のスケジュールは、、、
- 9:00AM – 2:00PM:学校で授業
- 2:00PM – 5:00PM:友達と外出
- 5:30PM:ホームステイ先へ帰宅
こんな感じで、いたって健全で普通の語学留学生の生活といっても過言ではありません。
それでも、毎日過ごす普通の生活を通じて、自分の世界が広がっていくのを肌で感じました。
はじめての経験ばかりだったので、マクドナルドに入るだけでも、バスに乗って知らない場所に行くだけでも、大きなイベントのようでした。
留学して英語力は向上したか:答え”向上した”
留学を通じて、英語力は確かに向上しました。
感覚的な話なので、うまく表現できないのですが、毎日英語だけの生活を続けていると、昨日まで相手の言っていることが聞き取れなかったのに、今日は何を言っているかわかるという瞬間が訪れます。
実際に英語が聞き取れるようになったからそう感じるんだと思いますが、不思議なことに、これは本当に、ある日突然やってきます。
よく、「1ヶ月の留学なんて遊びでしょ?英語は伸びないよ。」とか言う人がいます。
でも、その人って自分も留学したことがある人ですか?
留学したことがあったとしても、本気で努力をした人ですかね?
経験者の僕から言わせてもらえれば、1ヶ月の短期留学でも英語力は向上します。
確かに、ネイティブレベルになるのは難しいかもですが、留学への向き合い方次第では、生活に困らないレベルまで伸ばすことは可能ですよ。
» 参考記事:TOEIC400点だった僕が実践した英語勉強法【今では英語で仕事ができるようになりました】
留学で変わったもの:価値観
英語が上達した話をしましたが、本当に伝えたかったのはここからです。
留学を通じて、もっとも変わったのは、自分の中にある価値観でした。
それまでの僕は、”みんなと同じように生活するのが当たり前”的な、ある意味日本人の共通意識に捉われていましたが、その価値観は大きく崩れ落ちます。
なぜなら、留学していた語学学校には、当時19歳だった僕よりも年上の人がたくさんいて、それぞれの目的を持ってアメリカで勉強する姿を目の当たりにしたからです。
中には、50代、60代の人もいましたね。早期退職して、セカンドキャリアを歩むために英語を学ぶんだと言っていました。
今となっては、新卒終身雇用神話が崩壊しつつある日本ですが、僕が留学していたのは10年以上前の話です。
その当時に、一度乗った社会のレールを自ら降り、自分の足で人生を進もうとする父親と同年代の人がいると知れたことは、自分の考え方を変えるには十分すぎる経験でした。
思考が変わった:留学前と後
日本にいたときの僕
大人になったら、何事も我慢して、上司の言うことを聞いて生きていかないといけない。
一度でも社会のレールから外れたら復帰は厳しい。
ある意味、日本社会で生きていくなら、間違っていない考え方かもしれません。
しかし、1ヶ月の短期留学を通して、僕の思考は大きく変化し、こんな考え方は生き方の選択肢を自分で狭めているだけだと感じるようになりました。
そのとき以降、僕は常に次のように考え行動しています。
- 生き方は自分で選ぶもの
- 他人に決められる必要はないし、むしろ、自分の人生を他人任せにしてはいけない
- 自分が心地良い、毎日楽しいと思える環境に、自分の足で向かうべき
なので、はじめての留学から14年ほどたった今でも、僕はアメリカに住み続けています。
僕にとって、アメリカは日本よりも生活しやすいと感じるからです。
ちなみに、僕の場合はたまたまアメリカだったというだけで、場所や環境はその人の意思で決めてOKです。
東京の生活が苦しければ、田舎に移住してもいいし、アメリカはちょっとというのであれば東南アジアでもヨーロッパでも良いです。
要は、考え方の問題で、その結果として選ぶ場所や生き方は、人の数だけ存在するので。
補足:日本社会も経験しています
まれに「日本で働いたこともないくせに」とかいう意見もいただくので補足しておくと、僕は日本での社会人も経験しています。
東京で2年ほど、かなり激務な業界で働いていたほうだと思います。残業で終電逃すは当たりまえ、会社に段ボールを敷いて3泊とか普通の仕事でした。
なので、日本でも働き、現在は海外で生活している経験者の意見として捉えていただければ幸いです。
自分で考え、決断し、行動するようになった【帰国後の僕】
先にも言いましたが、1ヶ月の短期留学を通じて、自分で決断し、実際に行動する生き方があることを知った僕は、考え方を大きく変えました。
変えたというより、自然に変わったと言ったほうが正しいかもです。
留学から1年が過ぎ、大学4年生になった僕は、卒業後にもう少し長い期間の留学を決意します。
英語教材を自分で買い、毎日勉強しました。
友だちが髪を黒く染め、リクルートスーツを着て就活をするなかで、茶髪ロン毛のままバイトを繰り返し、留学資金を貯めました。
もし、3年生のあの春休みに短期留学をしていなかったら、それまで通りの大学生活を続け、周りと同じタイミングで就活していたと思います。
そのまま就職し、今も日本に住んで、ブログなんて書いていなかったかもしれません。
国際結婚とかしていないだろうし、英語が喋れるようになるとか一生の夢で終わっていた可能性もあります。
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行動すれば、見える世界が激変する【経験談】
人生、行動すれば世界が変わります。これは紛れもなく真理です。
実際に僕が経験しているので嘘偽りありません。
今、僕は何かをして後悔するということはありません。常に自分の意思で行動しているからです。
自分の努力だけではどうにもならないこともありますが、そんなときは別の方向を向いて行動軸をズラせばいいだけです。
こう考えられるようになったのも、すべては、あの1ヶ月があったからです。
20代で僕が見てきた世界は、19歳の僕がロサンゼルスを訪れていなければ、見えていなかった世界です。
30代になって見ている景色も、20代で考え方を変え、自分の意思で行動していなければ、見えていない景色です。
なので、、、ここまで読んでくれたあなたに伝えたい言葉。
それは、”行動しよう”です。
自分のやりたいことがあれば、自分で決断し、自分で行動しましょう。
自分で決断するということは、自分に責任を持つということです。
自分の人生に責任を持って、自分の好きなように生きましょう。
しかし、実際に行動しようとすると、「どうせ無理だよ」「失敗した時に戻ってこれる保証はあるの?」とか言う人が一定数いるのも事実です。
そんな人の意見はミュートしましょう。
その人は、あなたがしたいことを我慢して生き続ける将来に責任を取ってくれますか?
たぶん、取ってくれません。
実際に、自分自身で行動している人は、何かに挑戦しようとしている人に向かって「やめときな」とは言いません。
自分で人生を決断し、自分の意思で前に進んでいる人は、行動することで少しずつ成長していくことを知っているからです。
行動に失敗はありません【断言する】
行動に失敗はありません。
思い通りにいかないことはあるかもしれませんが、それでも確実に自分の視野と価値観は広がります。
そして、それは経験として、次に役立てることができます。
だから、挑戦したことがうまくいかなくても、それは失敗じゃありません。
経験値は自分で行動することでしか貯められません。
“行動する → 経験する → 失敗する → 学ぶ”
人はこのループで成長していくので、成長したいのなら少しずつでも行動すべきです。
もし今の代わり映えのない受動的な生活から抜け出したいのなら、どんな小さなことでもいいので毎日少しずつの行動を積み上げてみてください。
- 英語学習を30分続ける
- 寝る前にちょっとずつ筋トレする
- 通勤中にスキル勉強をする
- ブログを始めてみる
ブログを始めたいなら、TwitterでDMください。やり方を教えます。
筋トレしたいなら、知り合いのトレーナーを紹介することもできます。
英語の学習方法も、スキル習得のコツも、アメリカの留学情報も、僕が経験してきたことならお伝えすることができます。
踏み出すことが不安と感じたり、周囲の目を気にしてしまう人は、こっそりDMくれればOKです。
いきなり大きく踏み出す必要はありません。
自分ができる範囲で、少しずつ行動してみましょう。
おわり。