先日こんなツイートをしました。
I found what I’m learning from MBA program, which has just been numbers on paper for me all the time. I’m right at the last minute of school but can make it never too late. Knowledge links at some point.https://t.co/ExaPEq0CYk via @YouTube
— KSONODA (@KsonodaL) August 31, 2019
「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者で投資家・実業家のロバート キヨサキ氏の動画を見て、僕が現在MBAで学んでいることをようやく理解できたという内容のツイートです。
そこで今回はこのツイートについて深堀しつつ、フリーランスなど企業に属さないカタチで生きる上で知っておいて損はない資本原理について言及していこうと思います。
結論から言えば、資本主義の仕組みは資産の交換です。
収入を資産に変え、資産が収入を生む仕組みを作り続けることが資本主義で勝ち続けるためのルールなので、これに沿って動きましょう。
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おカネを稼ぐ方法は3つ【収入の分類】
まずは、おカネを稼ぐ方法について理解しておく必要があるので解説します。
おカネを稼ぐ手段は下記の3つ。
2. ポートフォリオ収入
3. 不労所得
それぞれの原理は次の通りです。
1. 労働収入(給料)
世の中のほとんどの方が、この労働収入を得て生活をしています。
会社のために働き、その対価として受け取るのが、この労働収入(給料)です。
2. ポートフォリオ収入
ポートフォリオ収入とは、株式、債券、投資信託などから得られる収入のことです。
例えばこんな感じ。
あなたは2019年1月に1株1万円で、ある会社の株を買いました。
それから半年経った日、その企業の株価が1株あたり2万円になったので、あなたは1月に買った株を2万円で売却しました。
これにより、あなたは差額の1万円を収入として得ることができました。
これがポートフォリオ収入です。
3. 不労所得
文字通り、労働せずに得られる収入のこと。
不動産収入などがこれにあたります。
(※どうやったら働かずに収入を得られるのかは後述します。)
それぞれの収入に掛かる税率
では、この3つの収入に掛かる税率はどれくらいなのか。
全ての収入に同率で税金が課せられているわけじゃないので、これも頭に入れておく必要があります。
1. 労働収入(給料)に掛かる税金
日本の所得税は下記のように定められています。
課税所得金額に所得税の税率を適用し、所得税額を算出します。所得税額は、「令和元年分所得税の税額表」で求めます。
国税太郎さんの所得税額は
課税所得金額124万円×税率5%=所得税額6万2,000円令和元年分所得税の税額表〔求める税額 =A×B-C〕
A課税所得金額 B税率 C控除額 1,000円から1,949,000円まで 5% 0円 1,950,000円から 3,299,000円まで 10% 97,500円 3,300,000円から 6,949,000円まで 20% 427,500円 6,950,000円から 8,999,000円まで 23% 636,000円 9,000,000円から17,999,000円まで 33% 1,536,000円 18,000,000円から 39,999,000円まで 40% 2,796,000円 40,000,000円以上 45% 4,796,000円
2. ポートフォリオ収入税率
ポートフォリオ収入による課税率は所得額の20%です。
上の所得税と比べた場合、6,950,000円以上稼げた場合には少しお得ですが、それでも2割は税金に持って行かれてしまいます。
3. 不労所得に掛かる税率
ゼロ。
知っていましたか?
初めて知って驚きましたか?
ボクはこれを初めて知った時驚きました。
不労所得にかかる税金はゼロですよ。
※ただこれはアメリカでの話に限るようです。
日本には一概に不労所得として申請できるものはなく、その中でも細かく収入源が分けられ税率が定められるそう。
とは言っても、唯一自分で税金をコントロールできるのがこの不労所得であることは日米共通です。
労働収入と不労所得どっちがイイ?
こう見比べると、どの収入タイプを目指せばいいか誰にでもわかりますよね。
働いて、働いて、また働いて、やっと貰えたと思ったら税金を引かれる労働収入より、働かずに税金も払わなくていい不労所得を得た方がイイと思う人がほとんどのはずです。
資産と負債【家は資産じゃないですよ】
資産と負債をちゃんと理解している方は意外と多くありません。
あなたは負債を資産だと思い込んでいませんか。
負債:毎月あなたからおカネを奪い続けるもの
昔はこう言われていたかもしれませんが、現代の日本において持ち家は負債です。
家を買うと、あなたの財布から毎月出て行くおカネはどれくらいになるでしょう?
- 固定資産税
- 住宅ローン
- 維持費
- 光熱費
高度経済成長期は家の価値も上がり続けていたので、これらのおカネが出て行っても、その分の価値は取り返せていましたが、現在の日本では家の価値が上がることはありません。
価値は上がらないのに、毎月支出だけを生み出す持ち家は負債ということになります。
車も同じ。
保険、税金、ガソリン代、車検、維持費など、毎月あなたから奪って行く負債なので、「給料が上がったからいい車に乗り換えよう」は、自ら負債を買っているだけですよ。
資産:毎月あなたにおカネを運んできてくれるもの
一方で資産とは毎月あなたの財布におカネを運んできてくれるものです。
負債でしかなかった持ち家も誰かに貸し出すことで、家賃収入を得ることができます。
同じ持ち家でも貸し出すことを前提に購入すれば、毎月家賃収入を得られるので資産になります。
別に、貸し家でなくても構いません。
株でも、FXでも、現代では仮想通貨も資産です。
収入でおカネ以外の資産を買え【不労所得を生むのは資産】
不労所得を生み出すには、収入を資産に変えることが絶対のルールです。
給料という収入を貯金という資産のままで残そうとすると、税金や住宅ローンなどの支出も払い続けなければなりません。
ですので、収入は自分にお金を運んできてくれる資産に変え、支出を最低限に抑えることが必要。
その資産で、給料以外の収入を得ることができたら、それは不労所得です。
最初に述べたとおり、この収入にかかる税金はゼロなので支出もゼロです。
そして、その収入をまた別の資産に移し…というループを作ることが不労所得を得る唯一の方法です。
最初はまっすぐ進めなくてOK【自転車のルール】
「なんとなく仕組みはわかったけど結局は投資でしょ?」
「投資はこわい。自分に出来っこない」
そんな方は、キヨサキ氏も唱える「自転車のルール」にしたがってみましょう。
これは僕も何度かこのブログで言及していることですが、何事も自分でやってみなければ学ぶことはできません。
キヨサキ氏はこれを「自転車のルール」と呼び、自転車に乗れるようになるには、挑戦し、転び、改善し、また挑戦というループを繰り返すことが必要だと言っています。
興味がある小さな資産を作ろう
収入を資産に変えること自体は難しいことではありません。
ビットコインを買う、FXに投資する、好きな会社の株を買ってみる、など、選択肢はたくさんあるので、興味があるところから最初の一歩を踏み出せば良いだけです。
それで失敗したら?
たとえ、最初の挑戦がうまくいかなかくても、それは失敗ではありません。
その段階ですでに、挑戦しなかった時のあなたより、一歩前進しています。
同じ挑戦を繰り返すか、そこで学んだ経験を生かして別の挑戦を探すか。
そんな新しい選択肢が見えているはずです。
やめたければ、そこでやめてもOKです。
やめること自体も失敗ではありません。
あなたは一回挑戦したという事実とその勇気、そして経験を手にしています。
経験は立派な資産ですよ。
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まとめ
今回は以上となります。
僕もフリーランスになり、サラリーマン時代とは「おカネ」に対する概念が大きく変わりました。
最初は「明日は仕事がないかもしれない。来月家賃が払えなくなるかもしれない。」という恐怖もありましたが、今ではそんな恐怖の奴隷として働いている感覚は一切なくなりました。
それも、最初の一歩を踏み出したからだと思います。
そして、今改めて思うのは、この資本主義の大前提はブログ運営にも活かすことができるということ。
自分が手に入れた情報という資産をアウトプットすることで、広告収入という別の資産を生み出しているような感じです。
MBA、ブログ、金持ち父さん 貧乏父さん、知識はどこかで必ず繋がりますよ。
“Knowledge links at some point. ”
「金持ち父さん 貧乏父さん」を読みたいと思った方はこちらからどうぞ。