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グリーンカード抽選の応募方法|2020年【失敗しないアメリカ永住権の申し込み手順】

グリーンカード抽選の応募方法【失敗しないアメリカ永住権の申し込み手順】

アメリカの永住権が抽選で当たるだって?

そんなの知らなかった!!

応募資格は?

僕でも申し込みできるのかな?

グリーンカードの抽選の応募方法を教えてほしい!!

 

こんな疑問にお答えします。

そもそも、永住権(グリーンカード)って何?」という方は「アメリカ永住権と市民権の違いを解説【グリーンカードの申請条件とは?】」からご覧ください。

 

永住権(グリーンカード)とは

永住権(グリーンカード)とは、外国人としてアメリカに永住できるビザの一種です。

2020年はコロナの影響で抽選が延期されるとの噂も流れていましたが、アメリカ時間の10月7日から応募が開始されました。

 

結論から言って、グリーンカードを取得すればアメリカ国内の好きな場所に永久的に住むことができます。

ハワイも、アラスカも、ニューヨークも、もちろんロサンゼルスも、どこでもOKです。

 

アメリカ移住に興味がある人なら申し込んで損はないプログラムなので、本記事では、2020年10月7日から応募がスタートした移民多様化ビザプログラム(Electronic Diversity Visa Program:通称DVプログラム)について解説します。

グリーンカードの応募は全て英語で申し込みしなければなりませんが、ひとつずつ手順を紹介するので安心してください。

また、世の中にはグリーンカードの申請代行サービスがたくさんありますが、ぶっちゃけ自分でも簡単に応募できます。

そういったサービスは1万円以上するものが多いですが、本記事を参照しつつ自分で応募すればコストはゼロなので、落ち着いて対応しましょう。

 

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永住権(グリーンカード)の応募方法【失敗しない申し込み手順】

永住権(グリーンカード)の応募方法【失敗しない申し込み手順】

まずは、かんたんに永住権(グリーンカード)を取得すると得られるメリットを紹介します。下記の通り。

永住権(グリーンカード)を取得するメリット

  • アメリカ国内で自由に就学・アルバイト・就労ができる
  • アメリカ国内でビジネスを立ち上げられる
  • アメリカ国内で社会保障、各種公共サービスが受けれる
  • グリーンカード取得して5年後に市民権取得の権利が得られる

 

こんな感じでして、アメリカ移住を目指す人にとっては喉から手がでるほど欲しい永住権(グリーンカード)ですが、当選確率は1/150ほどでして、2019年は、総応募数(約1,470万人)から約10万人が当選しました。

2018年の日本人の当選者数は263人でしたが、2019年は532人に増えています。

参照:DV 2018 – Selected Entrants
参照:WINNER STATISTICS

 

グリーンカード(DVプログラム)の応募概要

グリーンカードの応募はアメリカの政府のウェブサイトから申し込みできます。

応募概要は下記の通り。

 

グリーンカード応募概要

【応募期間】

・2020/10/8 1:00am ~ 2020/11/11 2:00am(日本時間)
・2020/10/7 12:00pm 〜 2020/11/10 12:00pm(アメリカ東海岸時間)

【結果発表】

・2021年5月からアメリカ政府のウェブサイトで発表

【応募方法】

・アメリカ政府のウェブサイトから、オンラインで応募

【応募資格(一部抜粋)】

・本人または配偶者が、DVプログラムの対象国で生まれた人(日本はOK)

・未成年の場合、両親のいずれかが対象国で生まれた人
・高校卒業か、もしくは中学卒業後2年間国務省が指定した職業の経験がある
・犯罪暦がない

 

日本人であれば、犯罪歴さえなければ高卒以上で申し込みができるので、アメリカ移住を目指している人はやらない理由がないプログラムですね。

 

応募から取得の流れ

DVプログラムの申し込みから取得までの流れは下記の通り。

 

2020年 10月7日〜11月7日:公式サイトから申し込み

2021年 5月〜:公式サイトで抽選結果発表

2022年:グリーンカード発行

 

こんな感じなので、今年(2020年)に募集されるプログラムの当選者にグリーンカードが発行されるのは、再来年の2022年です。

そのため、プログラムの正式名称は DV-2022 Program となります。

 

グリーンカード(DVプログラム)の応募手順

永住権を獲得できるDVプログラムの申し込み方法は下記の通りです。

 

DVプログラム手順

  1. DVプログラムのページにアクセスする
  2. Entry Instructionをしっかり読む
  3. Photo Instructionをしっかり読む
  4. Entry Formから申し込む

 

これだけ。

エントリーフォームも難しい内容は一切ないので、誰でもかんたんに応募することができます。

ひとつずつ解説します。

 

1. DVプログラムのページにアクセスする

まずは、DVプログラムのサイトへアクセスします。

> Electronic Diversity Visa Program|U.S. Department of State Bureau of Consular Affairs

 

1. DVプログラムのページにアクセスする

 

こんな感じのウェブサイトなので、間違って別のサイトに行っていないかを確認しつつ準備しましょう。

 

2. Entry Instructionをしっかり読む

ウェブサイトを開けたら、応募資格や条件の注意書きに目を通しておきましょう。

DV-2022 Instructions という青いボタンをクリックすると、インストラクションページに移動します。

 

2. Entry Instructionをしっかり読む

 

ページの見た目はこんな感じ。

あたりまえですが、注意書きは全て英語です。

 

Diversity Visa Instructions

Important Notices

On Wednesday, April 22, President Trump signed a proclamation suspending entry into the United States of certain immigrants who present risk to the U.S. labor market during the economic recovery following the COVID-19 outbreak. The proclamation was effective at 11:59 p.m. EDT on Thursday, April 23. It was continued by President Trump on June 22, and will expire on December 31, 2020, unless continued. Applicants for immigrant visas covered by the proclamation, including ​Diversity Visa applicants, who have not been issued an immigrant visa as of April 23 are subject to the proclamation’s restrictions unless eligible for an exception. No valid visas will be revoked under this proclamation.

All DV-2021 diversity visa program applicants must be found eligible for, and obtain, their visa or adjust status by the end of fiscal year 2021 (September 30, 2021).

All DV-2022 diversity visa program applicants must be found eligible for, and obtain, their visa or adjust status by the end of fiscal year 2022 (September 30, 2022).

Beware of fraud and scams. Some websites and emails attempt to mislead customers, posing as providers of official U.S. government information. Read our Fraud Warning here.

Complete your own application. The online entry application is easy and free.

The processing requirements below are for the DV-2022 program.

 

DV-2022 Program: Online Registration

DV-2022 Program:  The online registration period for the DV-2022 Program begins on Wednesday, October 7, 2020 at 12:00 noon, Eastern Daylight Time (EDT) (GMT-4), and concludes on Tuesday, November 10, 2020 at 12:00 noon, Eastern Standard Time (EST) (GMT-5).  Individuals who submit more than one entry during the registration period will be disqualified.

 

DV-2022 Program Instructions

The English version of the DV-2022 Program Instructions in PDF format are provided for your convenience and required use. The English language version of the DV-2022 Program Instructions is the only official version. Unofficial translations in additional languages will be added to this webpage as they become available.

Note: As indicated in the instructions, for the purposes of eligibility some countries include components and dependent areas overseas.  If you are a native of a dependency or overseas territory, please select the appropriate country of eligibility.  For example, natives of Macau S.A.R should select Portugal, and natives of Martinique should select France.

出典:Diversity Visa Instructions

 

英語がよくわからない人向けに、かんたんに日本語訳しました。下記を参照にどうぞ。

 

重要なお知らせ

4月22日水曜日、トランプ大統領は、COVID-19の発生後の景気回復中に、米国の労働市場にリスクをもたらす特定の移民の米国への入国を停止する宣言に署名しました。宣言は午後11時59分に発効されました。

6月22日、この宣言はトランプ大統領によって継続され、新たな継続宣言が出ない限り2020年12月31日に失効します。 4月23日時点で、移民多様化ビザを含む移民ビザの申請者は、例外の対象とならない限り、この宣言の制限の対象となります。この宣言の下では、有効なビザは取り消されません。

すべてのDV-2021移民多様化ビザプログラムの申請者は、2021会計年度末(2021年9月30日)までにビザの資格を取得して取得するか、ステータスを調整する必要があります。

すべてのDV-2022移民多様化ビザプログラムの申請者は、2022会計年度末(2022年9月30日)までにビザの資格を取得して取得するか、ステータスを調整する必要があります。

詐欺や詐欺にご注意ください。一部のウェブサイトやメールでは、米国政府の公式情報の提供者を装った詐欺が横行しています。

公式サイトから応募用アプリケーションを完成させてください。オンラインエントリー申し込みは簡単にでき、費用は無料です。

以下の処理要件は、DV-2022プログラム用です。

DV-2022プログラム:オンライン登録

DV-2022プログラム:DV-2022プログラムのオンライン登録期間は、2020年10月7日水曜日、東部夏時間(EDT)(GMT-4)の正午12:00に始まり、2020年11月10日火曜日、東部標準時(EST)(GMT-5)の正午12:00に終了します。登録期間中に複数のエントリーを提出した個人は失格となります。

DV-2022プログラムの説明

PDF形式の英語版のDV-2022プログラム手順は、お客様の便宜と必要な使用のために提供されています。 DV-2022プログラムインストラクションの英語版が唯一の公式版です。追加の言語での非公式の翻訳は、利用可能になり次第、このWebページに追加されます。

注:説明に示されているように、適格性の目的で、一部の国には海外のコンポーネントおよび依存領域が含まれています。扶養家族または海外領土の出身である場合は、適切な適格国を選択してください。たとえば、マカオS.A.Rのネイティブはポルトガルを選択し、マルティニークのネイティブはフランスを選択する必要があります。

 

注意書きにあるように、グリーンカードの抽選応募は無料かつ、このページからのみ可能です。

僕も過去に、グリーンカード申し込み代理詐欺にあった日本人がいるという話を耳にしたことがあるので、気をつけましょう。

 

3. Photo Instructionをしっかり読む

永住権の申し込みには顔写真を添付する必要があります。

Photo Examplesのページをよく読み、必要事項を満たした写真を用意しましょう。

 

3. Photo Instructionをしっかり読む

 

ページの下半分には、使用可能な写真と不可能な写真のサンプルがたくさん掲載されています。

 

3. Photo Instructionをしっかり読む_2

 

ひとつずつ読んで、必要事項を満たした写真を用意することが重要です。

簡単に写真規定をまとめたので下記をご覧ください。

 

  • 影と照明:背景に極端な影が映り込む、また暗所で撮影された写真はダメ
  • メガネ:NG
  • 写真サイズ:51mm × 51mm(2インチ × 2インチ)
  • 顔のサイズ:写真中央で25mm〜35mm(1〜1.4インチ)の間
  • 画質:顔が鮮明に写るよう、解像度の低い写真はNG
  • 背景:白(※影なし、背景に凹凸はNG)
  • デジタル加工:レタッチ含む加工はNG(背景を切り抜き、白にすることもNG)
  • ポーズ:正面の顔がはっきりと写るように(自然な笑顔はOK)
  • 帽子やスカーフなど:宗教上の都合をのぞく装飾品はNG(赤ちゃんのおしゃぶりもダメ)

 

4. Entry Formから申し込む

写真の準備まで整ったら、緑色の Begin Entry ボタンを押して申し込みを開始しましょう。

緑色の Begin Entry ボタンをクリックすると、スパム防止用のコード入力欄が出てきますが、画面に表示された文字を打ち込むだけなので、焦らず入力してフォーム画面に進みます。

 

4. Entry Formから申し込む_スパム防止用フォーム

 

応募フォームに記載する内容

DVプログラム応募フォームに記載する内容は下記の通りです。

  1. Name:名前
  2. Gender:性別
  3. Birth Date:生年月日
  4. City Where You Were Born:生まれた都市(県や国名は記載しないこと)
  5. Country Where You Were Born:生まれた国を選択
  6. Country of Eligibility for the DV Program:日本人なら “YES” を選択すればOK
  7. Passport:パスポート情報(氏名・旅券番号・有効期限・発行国)
  8. Entrant Photograph:用意した写真をアップロード
  9. Mailing Address:住所
  10. Country Where You Live Today:現在住んでいる国を選択
  11. Phone Number:電話番号(任意で入力)
  12. E-mail Address:メールアドレス
  13. What is the highest level of education you have achieved, as of today?:現在持っている最終学歴(※下記の注意1を参照)
  14. What is your current martial status?:現在の結婚ステータス(※下記の注意2を参照)
  15. Number of Children:子供の数

 

登録フォーム画面はスクリーンショットを貼れないので割愛させてもらいますが、実際のフォームもこの順番通りなので、落ち着いて入力しましょう。

 

注意1 :現時点での最終学歴について

入力事項13の最終学歴は選択式になっています。

上から順番に下記の通りなので、自分の学歴を偽らないように選択しましょう。(※DVプログラムの応募には最低でも高卒以上の学歴が必要です

  • Primary school only:小学校卒
  • High School, no degree:高校中退
  • High School degree:高校卒
  • Vocational School:専門学校卒
  • Some University Course:学士号取得中または中退
  • University Degree:大学卒(学士号取得)
  • Some Graduate Level Courses:短大卒
  • Master’s Degree:大学院卒(修士号取得)
  • Some Doctoral Level Courses:博士号取得中または中退
  • Doctorate Degree:博士号取得

 

注意2 :結婚ステータスについて

結婚ステータスは下記の中から選択します。

  • Unmarried:未婚
  • Married and my spouse is NOT a U.S. citizen or U.S. Lawful Permanent Resident (LPR):アメリカ市民権を持たない人と既婚
  • Married and my spouse IS a U.S. citizen or U.S. Lawful Permanent Resident (LPR):アメリカ市民権を持つ人と既婚
  • Divorced:離婚
  • Widowed:未亡人
  • Legally Separated:別居中(これを選択した場合、現在の配偶者情報の記入が必要)

 

未婚者の場合は、ここまでを記入してフォーム下の Continue ボタンをクリックし、確認画面で入力事項に間違いがないかを確認したうえで Submit ボタンをクリックすれば申し込み完了です。

 

申し込み完了用の確認画面が表示されるので、スクリーンショットを撮るか、画面をプリントアウトして保管しましょう。

この画面に出てくる申し込み完了コードは、当選発表時の確認などに必要です。

 

既婚者の場合は、配偶者情報を入力するページが表示されますが、名前と生年月日、出生都市など簡単な情報を入力するだけなので、もう一度本記事を読み直しつつ、必要事項を記入しましょう。

 

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まとめ:永住権の抽選申し込みはセルフがお得

まとめ

本記事は以上です。

冒頭にも書きましたが、永住権(DVプログラム)は自分で、無料で、申し込みすることができます。

セルフが断然お得です。というか、セルフ一択だと思います。

 

代行サービス等もありますが、ここにおカネを払っても、実際にやってもらうことは変わらないので、自分で応募しつつ、浮いた1万円で美味しいお寿司でも食べましょう。

終わり。