本記事ではフォトショを使って人物などに躍動感を加える方法を解説します。
躍動感を出すには「パスぼかし」というテクニックを使いますが、操作はとても簡単なのでPhotoshop初心者の方でも3分あればダイナミックな躍動感を出すことができますよ。
画像ダウンロードはこちら
今回使用した写真はこちらからダウンロードできます。
> Man Jumping While Raising His Both Arms
スポンサードサーチ
【4つの手順で完成】ダイナミックな躍動感を出す方法
Photoshopで人物などに躍動感を出す具体的な手順は下記の通り。
4つの手順で作業時間は3分ほどです。
①:画像をスマートオブジェクトに変更
②:「ぼかしギャラリー」で「パスぼかし」を選択
③:ぼかしを作る
④:ぼかしたくないところをマスクで選択
手順①|レイヤーをスマートオブジェクトに変換
まずはPhotoshopで画像を開き、レイヤーをスマートオブジェクトに変換しましょう。
レイヤーを右クリックして「スマートオブジェクトに変換」をクリックします。
手順②|ぼかしギャラリーからパスぼかしを選択
「フィルター」>「ぼかしギャラリー」>「パスぼかし」を選択すると、ワークスペースが切り替わり、ぼかしの設定ができるようになります。
手順③|ぼかしを設定
「パスぼかし」は写真をぼかす方向を決められるところが特徴なので、人物の動きに合わせて、ぼかしをかけたい部分にピンを打ち込みます。
今回はジャンプしている躍動感を出したいので、手足を中心にピンを打ってみます。
中点がアーチのトップになるので、場所を見ながらアレンジしてみてください。
また、[esc] ボタンを押すことで一つのピンを決め、次のピンの始点に移行することが可能です。
アラサー男子 in L.A.
ピンを打ち込んだら、ぼかす量を変更します。
今回は [速度] を200%に設定しますが、お好みのボリュームに調整してください。
大きくすると長いストロークで躍動感あふれる画に、少なくすると短いストロークで力強いシャープな画になります。
ここまで完了したら、最後に「OK」をクリックして元のワークスペースに戻ります。
手順④|マスクをかける
今の状態だと全体にぼかしがかかっていて何の写真かよくわからないので、ぼかしたくない場所にマスクをかけます。
レイヤーパネルを見ると先ほどの写真レイヤーに「スマートフィルター」がかかっているので、それを選択。
ブラシツールを選んで、ぼかしたくない位置をなぞります。
このときのブラシツール設定は下記の通り。
直径:お好きなサイズで
硬さ:0%
描画色:黒
描画モード:通常
今回は下図の赤で示したあたりのぼかしを外しました。
以上で躍動感あるダンサーの写真が完成です。
スポンサードサーチ
「ぼかしギャラリー」>「パスぼかし」>「マスク」
「パスぼかし」>「マスク」” width=”701″ height=”236″ srcset=”https://ksonoda.com/wp-content/uploads/2020/04/「ぼかしギャラリー」「パスぼかし」「マスク」.jpg 701w, https://ksonoda.com/wp-content/uploads/2020/04/「ぼかしギャラリー」「パスぼかし」「マスク」-300×101.jpg 300w” sizes=”(max-width: 701px) 100vw, 701px”>
パスぼかしの使い方解説は以上になります。
① レイヤーをスマートオブジェクトに変換
② [ぼかしギャラリー] > [パスぼかし]
③ スマートフィルターでマスクをかける
この一連の流れだけ覚えておけば、いつでも写真にダイナミックな躍動感を加えることができます。
おわり。