1位と2位じゃクリック率はどれくらい違うの?
SEOではオーガニックサーチ(自然検索)のクリック率がとても大切です。その理由は、Googleが定めるSEO評価基準でかなり大きな要素を占めているからでして、クリック率を制するものはSEOを制すと言っても過言ではありません。
とはいえ、クリック率の平均値がわからないと、そもそもの良し悪しも判断できないので、2020年度の傾向とCTR平均値をまとめました。
アクセス解析用の参考データとしてお使いくださいませ。
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クリック率(CTR)とは?なぜ大事なの?
クリック率とは、検索画面で記事が表示された回数の対して、記事がクリックされた回数の割合いです。
例えば [英語 学習]
というキーワードを狙って記事を書き、その記事が100回表示されて30回クリックされたら、クリック率は30%ということになります。
クリック率はどうして大事なの?
先述の通り、GoogleがSEOの評価基準に定めているからです。クリック率を上げればSEO評価も上がります。
検索結果のクリック率を上げるためには、SEOキーワードを盛り込みつつ、魅力的なタイトルにする必要があるので、「SEOタイトルの重要性と効果をデータで解説【改善方法を教えます】」を参考に、対策と改善を繰り返していきましょう。
【2020年の平均クリック率】検索順位でどれだけ変わる?
まずは2020年最新の検索順位別クリック率をご覧ください。
【2020年最新】検索順位別クリック率
- 1位 – 20.5%
- 2位 – 13.32%
- 3位 – 13.14%
- 4位 – 8.98%
- 5位 – 9.21%
- 6位 – 6.73%
- 7位 – 7.61%
- 8位 – 6.92%
- 9位 – 5.52%
- 10位 – 7.95%
> 参照:Organic Click Through Rates by Position and Percent 2020
参考:モバイルの検索順位別クリック率は少し違う
なお、モバイル端末に関してはクリック率の割合が少し違っていまして、下記の通りです。
- 1位 – 28.5%
- 2位 – 15.7%
- 3位 – 11%
- 4位 – 8%
- 5位 – 7.2%
- 6位 – 5.1%
- 7位 – 4%
- 8位 – 3.2%
- 9位 – 2.8%
- 10位 – 2.5%
> 参照:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid
ブランド vs ノーブランド|キーワードの平均クリック率
ブランドキーワードとノーブランドキーワードの平均クリック率は下記の通り。
参照:GOOGLE ORGANIC CTR HISTORY Fresh CTR averages pulled monthly from millions of keywords
ブランドキーワード
1位:38.57%
2位:19.79%
3位:15.14%
ノーブランドキーワード
1位:26.29%
2位:15.93%
3位:11.17%
ブランドキーワードの例:[アップル]
, [ナイキ]
ノーブランドキーワードの例:[アップル 商品]
, [ナイキ Tシャツ]
ロングテールキーワードの平均クリック率
ロングテールキーワード(3つ以上のキーワード組み合わせ)のクリック率です。
参照:GOOGLE ORGANIC CTR HISTORY Fresh CTR averages pulled monthly from millions of keywords
ロングテールキーワード
1位:31.65%
2位:16.41%
3位:11.7%
ロングテールキーワードの例:[iPhone 格安 渋谷]
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本記事は以上です。
SEOキーワードで検索上位を狙うときの参考にどうぞ。