レビュー記事で収益を上げるコツはあるのかな。
レビュー記事の書き方とか、ダメなレビューの書き方とか、初心者の僕にもわかるように教えてほしい。
こんなお悩みを解決する記事です。
レビュー記事はアフィリエイトの中でも比較的お手軽で、初心者にも始めやすい収益方法です。しかし、どんなに頑張ってレビュー記事を書いても収益に繋がない人もいるのも事実。(昔の僕がそうだった…笑)
というのも、レビュー記事で稼ぐには、モノを売るためのレビューの仕方を知っておく必要があるからです。
本記事では、僕の失敗談も交えつつ、“モノが売れるレビュー記事”の書き方を解説します。
自己紹介:僕もレビュー記事を書いています
アラサー男子 in L.A.
SEO歴:3年
Google検索1位:30記事ほど
ブログ収益:6桁
始めて売れた商材は「留学カウンセリング」です
当ブログは2019年に開設し、ひたすら試行錯誤しながら収益化に成功しました。
以降、継続的にレビュー記事を書きつつ収益も安定しているので、本記事の信ぴょう性については安心していただけるかと思います。
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本記事のもくじ
売れるレビュー記事の書き方【コツ・NG・手順を解説】
さっそく本題です。
まずは、レビュー記事を書くときに、絶対にやってはいけないNGな書き方から解説します。
もし現時点で、このようなレビュー記事を書いている人は直ちにリライトする必要ありです。そのまま続けても収益化は困難かもです、、、。
レビュー記事でやってはいけない書き方【3つのNG】
- 結論までが長い
- メリットを強調し過ぎる
- デメリットを書かない
結論から言うと、上記の通り。
このようなレビュー記事でモノを売ることは不可能なので、理由を深掘りしつつ改善方法も解説します。
1. 結論までが長い
レビュー記事では結論から入りましょう。
記事の書き出し方(例)
この商品は〇〇に優れているので、△△な人におすすめです。
僕も実際に使ってみたので、レビューしつつ、優れた点をご紹介します。
上記の通り。
現代人は忙しいです。つまり読者も忙しいので、たかがブログを読むのに時間を掛けられるほど暇じゃありません。
それなのに、冒頭で、①自分が探している情報がありそうか、②この商品は自分に合っていそうか、が分からないまま、記事を読み進めることはしません。
レビュー記事は性能紹介ページではない
ここで大事なのは、“レビュー記事は商品の性能を紹介するページではない”という意識を持つこと。
レビュー記事は、あくまでも“実際の利用者として、独自目線で商品を評価するため”に書くことが大切です。
レビュー記事を訪れる読者の心境は「買おうか迷っているので、第三者の意見を聞いてみたい」なので、まず最初に①どんな機能が優れているか、②どんな人におすすめかを、簡潔に示してあげることが大切です。
2. メリットを強調しすぎ
続いてのNG行為は“メリットばかりを強調し過ぎる”です。
レビュー記事は、商品のコマーシャル記事ではありません。
ランディングページとかなら、メリットばかりを書いても問題ありませんが、レビュー記事では、常に第三者、つまり利用者として公平な意見を述べるようにしましょう。
メリットを強調し過ぎるデメリット…
メリットを強調し過ぎることで生まれるデメリットがあります。
それは”記事に対する不信感”です。
振り返ってみると「この情報、なんか胡散臭くね、、、?」みたいな記事に出会ったことはありませんか?
実は、そういった記事のほとんどは、誇張したメリットばかりが並べられた構図になっています。
現代読者のネットリテラシーは高いので、メリットばかりを並べると逆に不信感を抱かせてしまいます。過去にステマという手法が流行りましたが、今の時代、そんな安い引っ掛け情報に釣られる読者はいません。
3. デメリットを書かない
3つ目のNG行為は“デメリットを書かない”です。
利用者の声として、少なからずデメリットは書きましょう。理由はたった今解説した通り、“メリットばかりだと逆に不信感を与えてしまうから”です。
デメリットを書くときのコツ:メリットへの転換
ただし、“デメリットを書く”と言っても、マイナス面を書きっぱなしではダメでして、デメリットを書いたら、メリットへの転換を意識する必要があります。
この英会話スクールは多少高額だが、講師は全員ネイティブスピーカー。特にイギリス人とアメリカ人の講師が多いので、世界レベルで通用する一般的な英語が身に付く。
こんな感じで書けば、“高額”というデメリットも、“ネイティブに教われる”というメリットに転換することができます。
売れるレビュー記事のコツ【8つ】
ここが本記事の本題です。
売れるレビュー記事を書く際に、押さえておきたい8つのコツを紹介します。
売れるレビュー記事必要な8つのコツ
- ターゲットを絞る
- 商品を購入した理由を書く
- 購入後の変化を書く
- 感想は「メリット・デメリット」がセット
- 他人の口コミも借りる
- 比較する
- 写真で伝える
- 今しかないと思わせる
こちらもそれぞれ深掘りするので、下記をどうぞ。
1. ターゲットを絞る
これは、レビュー記事に限った話ではありませんが、ブログは1記事に対してターゲットを1人に絞ることで最大限の効果を発揮します。
ブログの読者ターゲットを絞るべき3つの理由と4つのフィルターで詳しく解説していますが、ターゲットを絞ることで得られる効果は下記の通りです。
- 記事の価値が高まる
- 読者の心を動かしやすい
- SEO対策
どれも、レビュー記事に必要な要素なので、ターゲットはしっかり絞りましょう。
ターゲットを30代男性にしたなら、その人が喜びそうな情報を記事にします。その記事に女性や学生向け商品の紹介は必要ありません。
2. 商品を購入した理由を書く
自分が、その商品を購入した(サービスを受けた)理由や背景を書くことも大切。
これをハッキリさせることで、同じ境遇の読者から共感を得やすくなるからです。
商品を購入する = 解決したい悩みがある
大抵の場合、“読者が商品購入を検討しているとき”というのは、“何かしら解決したい課題があるとき”です。
掃除がめんどくさい → 自動掃除機ロボットを買ってみようかな
洗濯する時間がない → 静音・全自動洗濯機で夜中に洗濯できないかな
転職・独立がしたい → プログラミングを学んでみようかな
このように、商品購入の前には、読者が抱える悩みがあります。
レビュー記事にした商品を使ったことで自分の悩みがどう解決したのか、を読者にわかりやすく伝えるためにも、背景の明記が重要です。
3. 購入後の変化を書く
これは商品購入の背景と関連していますが、その商品を使ったことで自分の生活がどのように変化したのか、ビフォーアフターを書きましょう。
自動掃除機ロボットを買った → 仕事から帰るといつも部屋が綺麗
静音・全自動洗濯機を買った → 夜中洗濯できるので週末の自由時間が増えた
プログラミングを身につけた → 副業で5万円稼げるのでプチ贅沢できるようになった
先述の通り、レビュー記事は商品の性能や機能を紹介するページではありません。
実際の利用者として、自分の生活がどう変化したのか、購入を検討している読者の未来がどうポジティブになるのか、を記事に盛り込むことが大切です。
4. 感想は「メリット・デメリット」がセット
レビュー記事で感想を書くときは、メリットとデメリットがセットです。
NG行為の章で解説した通りですが、メリットだけでは逆に不信感を与えかねないので、デメリットを書きつつメリットに転換することを意識して感想を書きましょう。
メリットを書くときのコツ
メリットを書くコツとしては、公式サイトに載っていない部分を記事にするといいと思います。
洗濯機のレビューを書く場合、どんな衣類をどのモードで洗ったのか、泥だらけのユニフォームを下洗いなしで洗ってみたときの洗浄力はどうだったか、など。
このような、リアルな利用者の声は、レビュー記事で大きな影響力を持ちます。
5. 他人の口コミも借りる
自分が使ってみた感想だけでは少し物足りないと感じる場合は、他人の口コミを借りましょう。
①Amazonや楽天のレビューから引用する、②SNSのつぶやきを引用するなど、他人の口コミを借りることでレビューに公平感を生むことが可能になります。
読者はレビューを旋回しています
他人の口コミを掲載することのメリットは他にもありまして、それは、“読者を自分の記事に留めることができる”です。
レビュー記事を読んでいる読者の多くは、複数のサイトを旋回しつつ比較検証しています。
自分の意見しかないレビュー記事:読者が別サイトに行ってしまう可能性あり
他の意見も掲載したレビュー記事:自分の記事内で、読者が比較検証できる
上記の通りなので、読者を自分のサイトへ留めておける確率が高まります。
6. 比較する
類似商品との比較も、レビューの信ぴょう性を高めるテクニックとして有効です。
比較をするとき、僕は頻繁にグラフを使っています。
値段 | おすすめ機能 | メリット | デメリット | |
商品A(レビュー商品) | 〇〇円 | △△ | □□□ | ××× |
商品B | 〇〇円 | △△ | □□□ | ××× |
商品C | 〇〇円 | △△ | □□□ | ××× |
こんな感じで、対抗商品を2つくらい併記してあげることで、読者の比較検証を手助けすることが可能。
レビュー商品のメリットやおすすめの理由をより際立たせることもできます。
7. 写真で伝える
レビュー記事では写真を積極的に使うと効果的です。
というのも、どれだけ文章で説明しても、写真から伝わる情報量には敵わないときがあるからです。まさに、百聞は一見に如かず。
洗濯機:どれだけ汚れが落ちているのか
掃除機:掃除後に取れたホコリの量
こんな感じで、頑張って文章で伝えるよりも写真で見せてあげるほうが効果的な部分があります。
レビュー対象が商品ではなくサービス(英会話スクールなど)の場合は、教室や受付の雰囲気を写真で伝えるのが効果ありです。(※許可は必ずもらいましょう)
8. 今しかないと思わせる
8つ目のコツは”今しかないと思わせること”です。
一度離脱してしまった読者が、そのレビュー記事を再訪問してくれる可能性は限りなく低いので、レビュー記事を訪問してくれた読者は極力取り逃がさないようにすることが大切。
Amazonや楽天の商品を紹介するなら、セール時期に合わせて告知したりするイメージですね。
紹介コードで割引きを付与できるのであれば、アフィリエイトリンクの近くに置きつつ、“ここから買うと10%OFF”など明記するだけで売り上げ成果が大きく向上します。
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レビュー記事の具体的な書き方【5ステップ】
それでは、これまでに解説したコツを踏まえつつ、レビュー記事の書き方を具体的に解説します。
5つのステップを覚えておけば、これからのレビュー記事の雛形としても使えますよ。
レビュー記事の具体的な書き方【5ステップ】
- 結論
- 商品購入の背景と購入後の変化
- その商品を選んだ理由と商品情報
- 実際に使ってみた感想(デメリットありのリアルな意見)
- この商品をおすすめする理由
レビュー記事を書くときは、上記の流れさえ守れば失敗することはあり得ません。
今回は参考として、iPad Proのレビュー記事を書くと想定して、ひとつずつ順番に解説します。
1. 結論
まず、何よりも先に書くべきは、結論です。
ターゲットを絞り、①どんな人におすすめなのか、②どんな悩みが解決できるのかを記事の最初でハッキリ伝えます。
ターゲットを絞り、結論から書き出す
この記事では、iPad Proをレビューします。
①外で仕事をすることが多い、②セカンドPCを探している。こんな人にピッタリです。僕の場合、iPad Proを購入してからというもの、場所を選ばず作業できるようになったので、作業効率が格段に上がり、時間にも余裕ができました。
こんな感じ。捉え方によっては、本文のまとめですね。
先にも解説しましたが、読者は、“自分が読んで得する情報”を求めています。それを明確にしてあげるためにも、まずは結論から書き始めましょう。
2, 商品購入の背景と購入後の変化
続いて、自分がその商品を購入した背景を書きつつ、同じ境遇にいる読者の共感を誘います。
そして、購入後の変化を書くことで、読者に未来を見せます。
商品購入の経緯で読者の共感を得る、変化で未来を見せる
僕のメインPCはiMacです。しかし、打ち合わせなどで外出することも多く、空き時間に外で作業したいなとずっと思っていました。
これまでは5年落ちのMacBookを持ち歩いていたのですが、セカンドPCとして重いし、外でガッツリ作業するわけではないので、もう少し気軽にサクッと使えるデバイスを探していました。
そこで、今回思い切ってiPad Proを買ってみたところ、持ち運びにはちょうどいいし、ブログ執筆や簡単なパワポ資料作りには十分すぎるスペックだったので、本当に満足しています。
このように、購入に至った背景とその後の変化を詳細に書くことで、読者は自分に置き換えてイメージしやすくなります。
3. その商品を選んだ理由と商品情報
なぜその商品を選んだのか、決め手となった理由を述べつつ、商品の詳細詳細を解説していきましょう。
「コツ⑥:他との比較」を上手に使って、レビューする商品を際立たせるのも効果アリです。
パソコンを2台持ちするなら、薄くて軽いウルトラブックのほうがいいんじゃないかとも思いました。しかし、僕のメインPCはMacです。今はWindowsとの互換性も上がっているとはいえ、やっぱり同期しやすさやファイルの出し入れも含めて、Apple製品を選びました。
「PCと一緒にハードディスクも持ち歩くよ」って人はWindowsでもいいかもしれませんが、僕は極度のめんどくさがり屋なので、、、。
参考までに、僕が検討していたウルトラブックとiPad Proを比較しつつ、スペックを紹介します。
iPad Pro | Surface Laptop Go | HP ENVY | |
値段 | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 |
CPU | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 |
メモリ | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 | 〇〇〇〇 |
ざっくりした流れはこんな感じです。
ちなみに、この時点で、記事に興味のない読者はすでに離脱しています。言い換えれば、ここまで残っている読者というのは、高確率で記事を前向きに読んでくれている人たちです。
そういった人たちに向けては、レビュー商品のスペックを詳細に解説したほうが効果的なので、できる限り細かくレビューしてあげるのがいいと思います。
4. 実際に使ってみた感想(デメリットありのリアルな意見)
繰り返しですが、レビュー記事に求められているのはリアルな意見です。
詳細スペックの解説が終わったら、デメリットも含めてユーザー目線の正直な感想を書きましょう。
iPad Proのデメリットとしては、やはりPCには敵わないという点ですかね。
PCにも負けないくらいのスペックはありますが、それでも凌駕できるほどではありません。なんせ、言ってもタブレットですから、、、。僕が探していたのは、あくまでも持ち運び用のセカンドPCでした。同じ目的の人には心からおすすめできますが、自宅でのメイン作業も兼ねたデバイスを探している人には、、、ちょっとスペック不足かもしれません。
デメリットは“メリットへの転換”を意識
デメリットは書きっぱなしにすると、単に商品の印象を下げるだけです。
〇〇だけど、△△な使い方なら問題なし。
〇〇だけど、□□な人なら気にする必要なし。
こんな感じで、デメリットが影響しない使い道を付け加えることができると、読者にとって有益な情報に転換されるので、意識しておきましょう。
5. この商品をおすすめする理由
記事の最後は、その商品をおすすめする理由をもう一度明確にし、購入を検討している読者の背中を押してあげます。
セカンドPCは手元にあって損なしです。
決して安い買い物ではないので、簡単に決断しにくいかもですが、場所を選ばず作業できることを考えたら、作業の効率化、時間の節約、そして何よりも心の余裕につながります。ちょっとした空き時間の積み重ねが、積もり積もって大きな差を生むので、忙しい日々で自由を手に入れたい人こそ、セカンドPCを検討すべきです。
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まとめ:売れるレビュー記事を書くために
本記事は以上です。
レビュー記事のコツ、NGな書き方、具体的手順をそれぞれ解説しました。
テンプレに沿って書けば、レビュー記事はそれほど難しくないので、この機会にマスターしましょう。
【補足】レビュー記事では商材選びも重要
ちなみに、レビュー記事を書くときは商材選びも重要です。
レビュー記事では商材によって収益に大きな差が出るので、アフィリエイト商材の正しい選び方も知っておくと、より効果的に稼げると思います。
アフィリエイト商材を選ぶコツは6つだけ【失敗知らずの法則】で詳しく解説しているので、こちらも合わせてどうぞ。
おわり。