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【MLB観戦マニュアル】メジャーリーグの楽しみ方を現地在住10年の僕が解説(2023年決定版)

【MLB観戦マニュアル】メジャーリーグの楽しみ方

質問してる人

今度、アメリカ旅行に行くことになりました。

メジャーリーグを観戦したいと思っているので、現地での野球観戦が楽しくなる秘訣とかあったら教えてください。

わかりました。アメリカ在住歴10年の僕が、メジャーリーグを最高に楽しむ方法を解説します。

アラサー男子 in L.A.

 

というわけで、本記事では、本場の野球観戦を最高のものにするべく、アメリカ在住歴10年の僕が、絶対に失敗しないメジャーリーグ観戦の秘訣を解説します。

大谷翔平選手所属、エンゼルスの試合を観戦したい人向けには別記事も用意しているので、そちらも合わせて読んでいただけると幸いです。

 

エンゼルス観戦ガイドはこちら

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【MLBについて知ろう】メジャーリーグ観戦の基本情報

【3日目】ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム試合観戦

では、本題に入りましょう。

MLB(Major League Baseball)は、アメリカ合衆国を中心に展開されているプロ野球リーグです。

1903年に初めてのワールドシリーズが開催されて以来、MLBはアメリカ国内にとどまらない世界的な人気を誇っており、MLB観戦は世界の野球ファンにとって最高のエンターテインメントのひとつとして捉えられています。

日本のプロ野球とは一味違う雰囲気を楽しめるので、そんなMLB観戦の楽しみ方について深掘りしていきますね。

 

MLB:30球団が2リーグ、3地区に分かれて構成

MLBには合計30のチームがあり、アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの2リーグ性が採用されています。

さらに、それぞれのリーグは西地区、中部地区、東地区のエリア別3地区に分かれているのが特徴です。

 

アメリカン・リーグ(AL)
西地区(AL West) 中部地区(AL Central) 東地区(AL East)
ヒューストン・アストロズ シカゴ・ホワイトソックス ボルティモア・オリオールズ
ロサンゼルス・エンゼルス クリーブランド・ガーディアンズ ボストン・レッドソックス
オークランド・アスレチックス デトロイト・タイガース ニューヨーク・ヤンキース
シアトル・マリナーズ カンザスシティ・ロイヤルズ タンパベイ・レイズ
テキサス・レンジャーズ ミネソタ・ツインズ トロント・ブルージェイズ
ナショナル・リーグ(NL)
西地区(NL West) 中部地区(NL Central) 東地区(NL East)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス シカゴ・カブス アトランタ・ブレーブス
コロラド・ロッキーズ シンシナティ・レッズ マイアミ・マーリンズ
ロサンゼルス・ドジャース ミルウォーキー・ブルワーズ ニューヨーク・メッツ
サンディエゴ・パドレス ピッツバーグ・パイレーツ フィラデルフィア・フィリーズ
サンフランシスコ・ジャイアンツ セントルイス・カージナルス ワシントン・ナショナルズ

 

上記のリーグ構成で、年間162試合が行われます。

レギュラーシーズン終了後には、それぞれのリーグにおける各地区1位の3球団、その3球団を除くリーグ勝率1〜3位の3球団、合計12球団でワールドシリーズ・チャンピオンを決めるポストシーズンが開催されます。

でもまぁ、ちょっと複雑ですし、ポストシーズンの仕組みを知らなくても十分に楽しめるので、ここでは解説を省略させてもらいます。

 

日本人選手の所属球団一覧(2023年シーズン)

続いて、日本人選手の情報をまとめておきます。

せっかくアメリカまで足を運んでメジャーリーグを観戦するなら、日本人選手の活躍を目の前で見たいと思うので、下記を参考にしてみてください。

 

  • 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
  • 吉田正尚(ボストン・レッドソックス)
  • 菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)
  • 前田健太(ミネソタ・ツインズ)
  • 藤浪晋太郎(オークランド・アスレチックス)
  • 千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)
  • 鈴木誠也(シカゴ・カブス)
  • ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
  • 筒香嘉智(テキサス・レンジャーズ 傘下)

 

スタジアムの雰囲気はこんな感じ

メジャーリーグの球場の雰囲気が気になるという人もいると思うので、ちょっとだけ紹介しておきます。

 

 

こちらは大谷翔平選手所属のロサンゼルス・エンゼルスの試合の様子を僕が撮影したものです。

この日は平日のデイゲームだったため、観客数も少ないですが、ナイトゲームや週末の試合だともっと盛り上がります。

メジャーリーグは、日本のプロ野球のような鳴り物応援がなく、野球そのものの音や観客の盛り上がりがダイレクトに伝わるのが大きな特徴。

さらに、イニング間に流れるBGMや国歌斉唱、「私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game)」もアメリカの雰囲気を味わうにはぴったりの演出なので、球場を訪れれば、その辺りも楽しめるかと思います。

 

球場ごとにユニークな特色も

また、球場ごとのユニークな設計や風物詩、演出もメジャーリーグ観戦の楽しみのひとつ。

例えば、吉田正尚選手所属のボストン・レッドソックスのホーム球場(フェンウェイ・パーク)には、11メートルの巨大なレフトスタンド(通称:グリーンモンスター)が設置されていたり、サンフランシスコ・ジャイアンツのホームグラウンド(オラクル・パーク)は、サンフランシスコ湾に面していて、場外ホームランボールをカヤックに乗ったファンが追いかける光景が有名だったりします。

大谷翔平選手所属エンゼルスのホームグラウンド(Angel Stadium of Anaheim)では、ホームランが出ると外野スタンドで大きな炎の演出があり、試合の迫力をさらに引き立ててくれます。

 

フェンウェイ・パークのグリーンモンスター(ボストン・レッドソックス本拠地)

 

湾に面したオラクル・パークの風景(サンフランシスコ・ジャイアンツ本拠地)

運が良ければ、こんな感じで海に飛び込む場外ホームランも見れるかもしれません。

 

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メジャーリーグ観戦を楽しむためのコツ

ここからは、メジャーリーグ観戦を楽しむためのポイントを解説していきます。

具体的には次の内容の通りです。

 

  • 観戦チケットの購入方法
  • 座席選びのコツ
  • 観戦前の準備
  • 球場内での楽しみ方
  • MLB観戦時の注意点

 

1. 観戦チケットの購入方法

観戦チケットはMLB公式サイト(mlb.com)から購入できます。

日本の旅行代理店がエンゼルス観戦ツアーとかやっていたりもしますが、ぶっちゃけ、かなり割高です…。

自分でチケット購入できるなら、自分で取りましょう。たぶんですが、旅行代理店を通す場合の半額以下で買えるはずなので。

上記リンクから全球団の全試合のチケットを購入できますが、どうしても英語に抵抗がある…という人向けに、エンゼルスの観戦チケットが買えるリンクをダイレクトで貼っておきますね。良ければ、下記よりどうぞ。

» エンゼルスの観戦チケットはこちら

 

買い方については、エンゼルスタジアムの観戦方法をまとめた記事にて、全手順スクショ付きで解説しています。よろしければ、そちらもご一読ください。

 

プロモーションデーならグッズがもらえるかも

エンゼルス_プロモーションデー

メジャーリーグの試合では、先着〇〇名の入場者に無料ギフトを配布するプロモーションデーがあります。上のスクショだと、スリッパとか、マイク・トラウト選手の子供用ユニフォームとか、大谷翔平選手のパズルとか、ですね。

こんな感じの無料ギフトイベントを、通年定期的に開催しているので、それを狙って試合観戦するのも良いかと。

こちらも、エンゼルスのプロモーションデーカレンダーを貼っておくので、よろしければご参照あれ。別チームでも各球団のリンクを辿っていくと見つかるはずです。

 

2. 座席選びのコツ

野球観戦の楽しみのひとつが、どのシートで試合を見るか、です。

試合全体を見渡したいなら外野席か2階または3階席。選手を近くに感じたいなら、グラウンドレベルの1階席でなるべく前の方に座るのがおすすめです。

また、ホームチームとアウェイチームが、1塁側3塁側どちら側のベンチを使うかは球場によってバラバラです。

先ほどのMLB公式サイトからチケット購入すれば、下記のような感じで球場マップを見ながら座席を選べます。このマップにはどちらのチームがどちらのベンチを使うかが記載されているので、近くで見たいチームに合わせて座席を選択するといいと思います。

MLB観戦_座席選びのコツ

 

3. 観戦前の準備

試合当日のスタジアム周辺は混雑が予想されます。

アメリカは車社会なので、球場を訪れるファンも自家用車で来ることが多いです。そのため、渋滞は十分考慮した上でスタジアムに向かうといいと思います。

また、当然ですが、入場の際にはチケットの提示を求められます。

印刷しておくのもいいですが、下記の無料アプリ(公式)を入れておけば、スマートに手っ取り早く入場できるのでおすすめです。

 

MLB Ballpark

MLB Ballpark

MLB無料

 

チケットのQRコード画面をスクショしておいてもいいですし、ポケットWi-Fiを持ち歩けばネットに繋がらない不便さからも解放され、野球観戦中もリアルタイムでSNSとかできるので、お好きなほうを選びましょう。

ちなみに、アメリカ旅行にポケットWi-Fiを契約するなら、通信速度と価格の両面において、1日744円で完全無制限の「U.S.データ」が圧倒的におすすめですので参考にしていただければと。

 

球場内に持ち込めるものは?

試合観戦時、球場内に持ち込めるものは、球団によって変わります。

ですが、大体の球団は、未開封の水ペッドボトル、未開封の小さめのスナック程度であれば、持ち込みOKになっています。

詳しくは [what can you bring to ***球団名*** game] でググると、そのチームの持ち込み品ポリシーが出てくるので、そちらをご確認ください。

 

4. 球場内での楽しみ方

球場内では、試合を観戦するほか、その球場独自の名物グルメなんかを楽しむのもおすすめです。

エンゼルスだと、ヘルメットいっぱいに詰まったナチョスとかが球場グルメとして人気なので、良ければこちらを楽しんでみてください。

器のヘルメットはお土産として持ち帰ることもできますね。

 

 

売店やお土産ショップではクレカも使える?

アメリカはカード社会なので、どんなに小さな金額からでもクレジットカードで支払い可能。店員さんに嫌な顔をされることもありません。

しかし、持っているクレジットカードによっては海外での取り引きができなかったりするかもなので、いくらか現金を手元に持っておくと安心かもしれませんね。実際、僕の家族がアメリカに遊びに来たとき、父のクレジットカードが何度やっても通らずエラーになった経験もあるので。

外貨両替マネーバンクを利用すると、お得なレートで両替可能なので、この機会にご検討をどうぞ。

 

5. MLB観戦時の注意点

メジャーリーグの球場のほとんどが屋外となっており、日本のように天候に左右されないドーム型球場は非常に少ないです。

そのため、観戦時には天気の影響を大きく受けるので、天候や気温のチェック、それに合わせた服装の準備は必ず行いましょう。

「夏のロサンゼルスだから、夜でもそこそこ暖かいっしょ」的なノリで、エンゼルスタジアムのナイトゲームに来ると、、、たぶん凍えます。

また、雨天中止という場合も起こり得るので、天気が怪しいなと感じたら、常に最新情報を追っておくことをおすすめします。

 

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MLB観戦はアメリカ旅行最大のエンタメになる

まとめ

というわけで、本記事は以上です。

アメリカを感じるならメジャーリーグ観戦は最適なエンターテイメントだと思います。

日本人選手を追いかけるのもよし、単純にアメリカのベースボールを味わうもよし、なんなら、野球がわからない人でも球場に足を運ぶだけで興奮を肌で感じることができるはずです。

アメリカを訪れる際は、ぜひメジャーリーグ観戦も旅行プランのひとつとして検討してみてください。

おわり。