ここ最近、グーグルアドセンスでこのような警告メッセージが出るという事例が多発しているようなので、解決方法を共有しておきます。
要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。
要注意 – AdSense サイト運営者 ID が含まれていない ads.txt ファイルがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。
こういったメッセージが表示されている方は、この記事の手順通りにやれば解決することができますよ。
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【Googleアドセンス】ads.txtとは
そもそもads.txt警告ってナンダ?
ads.txt警告とは、不正な広告クリックを防ぐために、広告主を守るために導入されました。
このファイルを設置しておくと、「私のサイトは不正してませんよ」ということが証明できるような仕組みと思ってもらえればOKです。
僕の管理画面にも表示されていた
僕のアドセンス管理画面にも実際に表示されていました。
こんな感じで。
が、今は消えている
これから解説する方法を実践し、今は見事に消えています。
ads.txtは必須なの?
2019年7月現在、ads.txtファイルの設置は推奨されていますが、必須ではありません。
ですが、ads.txtファイルを設置していないと、広告報酬単価が下がる可能性も示唆されているので、できるなら対処しといた方がいいですね。
ただし。
ファイル内に記述ミスがあったり、設置場所を間違えると、広告収入が入ってこなかったり、最悪の場合、広告配信が止まってしまう可能性もあるので、
「コードとか、サーバーとか、よくわからない…」という方は、作業を控えたほうがいいかもしれません。
ads.txt ファイルの書き方と設置方法
ads.txtを書くにはテキストエディットで十分
ads.txtファイルを書くには、プログラム用の本格的なテキストエディタを使用してもいいのですが、持っていないという方はPCに初期搭載されているテキストエディットソフトで十分です。
僕はMacを使っていますので、Mac標準搭載のテキストエディットを使いました。
もちろん、プログラマー御用達の本格的なテキストエディターでも書けます。
Windowsをご使用の方も、ノートパッドなどで十分ですよ。
テキストエディターを開いたら、下記のコードをコピペします。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
pub-0000000000000000のところは、自分のアドセンス情報からサイト運営者IDを記載してください。
サイト運営者情報は、アドセンス管理画面の左側メニュー[アカウント]から確認できます。
サイト運営者情報だけ書き換えたら、文字コードをUTF-8にして保存します。
ファイルが正しく書かれているかなどは、チェックサイトで確認してみましょう。
UTF-8で保存したにも関わらず、かなりの確率でこのようなメッセージが表示されることがあります。
“ISO-8859-1” は誤った文字コードです。utf-8で作成してください。
僕もそうでした。
こういったケースでは、「.htaccess」ファイル内に下記コードを追記するだけで解決するのでお試しを。
.htaccessに一文追加する
<Files ads.txt> AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt </Files>
「.htaccess」ファイルの書き方がわからない。
保存したのにファイルが見つからない。
こんな時は、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
≫ 【.htaccessとは】作成方法と隠しファイルの開き方まで解説
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ads.txtをサーバーにアップする
ads.txtを追加するには、FileZillaなどのFTPクライアントを使ってサーバーにアップします。
設置場所は、ルートドメイン(一番上の階層)です。
正しく設置できていないと、3番目の警告文が出てしまったり、最悪はアドセンス広告による収入が入らなくなってしまうなどの事態になりかねないので、気をつけましょう。
「.htaccess」ファイルに追記をした場合は、そのファイルも一緒にアップしてください。
まとめ
今日はGoogleアドセンスでads.txtの警告文が出た時の対処法を解説しました。
ads.txtの警告文に関して簡単にまとめます。
・ads.txt の設置は正確にしなければ逆効果の可能性も。
・もし ads.txt の設置が正確でないと、広告配信が止まる可能性がある。
こんな感じですね。
それでは。