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アメリカのクレジットカードの作り方【渡米直後におすすめのカード会社も紹介】

アメリカのクレジットカードの作り方【渡米直後におすすめのカード会社も紹介】

質問してる人

アメリカでクレジットカードを作りたいです。
アメリカでクレジットカードを作るには、日本と少し違う審査基準がありますよ。

渡米してきたばかりの日本人には少しハードルが高いです。

アラサー男子 in L.A.

質問してる人

そうなんですか?

審査基準が緩くて、日本人でも簡単に作れるクレジットカードはありませんか?

一応、日本系のクレジットカード会社もあるので、ついでに解説しますね。

アラサー男子 in L.A.

 

本記事では、アメリカでクレジットカードを作る方法を解説します。

日本でクレジットカードを作ろうとすると、勤務先や継続年数、収入などが審査基準になりますが、アメリカではそれらに加えてクレジットヒストリーと呼ばれる基準が存在します。

クレジットヒストリーは他の審査基準よりも重視されるうえ、審査基準を満たすレベルにするには時間がかかります。

 

本記事では、アメリカでクレジットカードを作るために必要な条件を解説しつつ、アメリカに来たばかりでも作れるクレジットカード会社も紹介します。

 

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アメリカのクレジットカードの作り方【必要な条件とは】

アメリカのクレジットカードの作り方【必要な条件とは】

キャッシュレス文化のアメリカで生活するなら、クレジットカードは生活必需品です。

コンビニで1ドルの缶ジュースを買うだけでもクレカで支払いを済ませることがほとんどで、お金を持ち歩く人の方が少ないほど。

とはいえ、クレカは誰でも簡単に作れるものではなく、ちゃんとした審査があります。

日本と比べて、アメリカのクレカ審査基準は厳しめだと思うので、まずはそこから解説します。

アメリカでクレカを作るときに、審査の対象になる基準は下記の通りです。

 

アメリカのクレカ審査基準

  • アメリカに住所がある(アパート・ホームステイでも可)
  • SSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)を持っている
  • アメリカに銀行口座がある
  • 仕事をしている(or していない)
  • 収入額
  • 毎月の支払い額(家賃や車のローンなどの明細)
  • クレジットヒストリー

 

重要な項目を挙げると上記の通り。

その中でもSSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)とクレジットヒストリーはとても重要です。

 

SSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)とは

SSNとは、アメリカ市民、永住者、就労許可を持った外国人にだけ発行される社会保障番号でして、日本で言うマイナンバーみたいなものです。

日本のマイナンバーは「どこで使われているの?」というくらい重要性が分かりませんが、アメリカのSSN重要度はかなり高めです。

 

SSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)の取得条件

  • アメリカ市民
  • アメリカ永住外国人
  • アメリカ国内で就労許可を持っている外国人とその配偶者

 

ざっくりとこんな感じ。

語学留学生や大学生は、このどれにも当てはまらないので基本的にSSNを取得することはできません。

 

は?じゃあ、留学でアメリカ行く予定のワシはクレカ無理ゲーやんけ!

なめんな。クソ記事書きやがって!

 

こんな人がいると思うので、お知らせです。

本記事の後半で解説するクレジットカード会社なら、学生でもクレカ発行してくれる可能性もあるので、とりあえず読み進めてください。

 

クレジットヒストリーとは

クレジットヒストリーとは社会的信用度を表すための基準値でして、SSNの元で管理された“支払い履歴”のようなものになります。

家賃、車のローン、公共料金などを支払い続けることで、ヒストリーが構築されていく仕組みです。

支払い履歴が長く、滞納などをせずにちゃんと支払いを継続していれば、それだけ支払い能力があるとみなされ、社会的信用度も高くなります。

 

補足:クレジットヒストリーとクレジットスコア

よく混同されがちですが、クレジットヒストリーとは別にクレジットスコアなるものも存在します。

クレジットヒストリーが“支払い履歴”なのに対し、クレジットスコアは“偏差値”です。

アメリカではトランス・ユニオン(Trans Union)、エキファックス(Equifax)、エクスペリアン(Experian)の三大クレジットビューローが管理していることが多いです。

クレジットスコアは、クレジットヒストリーをもとに算出した“見える化された数値”だと覚えておいてください。

 

は?じゃあ、アメリカに着いたばかりで支払い履歴ゼロのワシはクレカ作れんやんけ!!

なめんな。クソ記事書きやがって!

 

はい。その通りです。

クレジットヒストリーがないとクレジットカードは作れませんし、クレジットカードがないとクレジットヒストリーも構築されていきません。

矛盾してますよね。

 

疑問:アメリカ人はどうしているの?

上記の通り、クレジットヒストリーがないとクレカは作れないし、クレカがないとクレジットヒストリーも構築できません。

この条件は、アメリカ人、外国人によって変わることはないので、ここで疑問が生まれます。

 

アメリカ人はどうやってクレジットヒストリーを作っているの?

 

答えは、①親から引き継ぐ、②セキュアーカードを作るです。

 

日本にも家族カードがあるように、アメリカにもクレカを家族分発行できる仕組みがあります。

これにより、両親が社会的信用度が高ければ、子供にもその信用度を引き継ぐことができますが、そもそも、すでにアメリカ在住の家族がいて、その家族の誰かがクレジットヒストリーを持っているという条件じゃないと不可能なオプションです。

 

もう一つの手段として、セキュアカード(Secured Credit Card)を作り、ある程度クレジットヒストリーを構築してからクレカを作るという方法があります。

これなら、家族のいるいないに関わらず、自分一人でコツコツとクレジットヒストリーを貯めていくことができるので、日本からアメリカ移住する人でもクレカを取得可能です。

 

おすすめ:クレジット(信用)を解説した記事

クレジットに関しては、こちらの記事で基礎から解説しています。

アメリカ生活を考えている人は下記の記事をどうぞ。

> クレジットスコア・クレジットヒストリーとは【アメリカで個人の信用度が決まる】

 

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おすすめのクレジットカード作り方【まずはセキュアカード】

おすすめのクレジットカード作り方【まずはセキュアカード】

上記の通り、渡米したての日本人がアメリカでいきなりクレカを作るにはハードルが高すぎるので、まずはセキュアカードを作りましょう。

ここからは、セキュアカードについて解説するのでご参考あれ。

 

セキュアカードとは

セキュアカード(Secured Credit Card)とは、指定の口座に一定額を入金しておくことを条件に、それに見合った限度額で使えるクレジットカードです。

言い換えれば、“銀行預金を担保にして作るクレジットカード”になります。

こんな感じで、クレジットスコアが低い人や、クレジットヒストリーがない人、アメリカに住み始めたばかりの外国人、などでも作れる仕組みがあるので、まずはこれを利用しましょう。

 

セキュアカードの発行基準は通常のクレカよりも低く、一定の収入額があれば簡単に作ることができるので[Secured Credit Card for student] とかでググってみてください。

銀行によっては収入のない学生でも作ることができるところもあります。

 

ちなみに、僕は留学生時代にCitiBank(シティ・バンク)で作りました。

審査基準は年々厳しくなっていると聞きますが、CitiBankの「Citi Rewards+℠Card」なら、今でも発行可能なはずです。

 

セキュアカードも作れなかったという人は…

アメリカの銀行に行き、セキュアカードを作ろうとしたけど審査に通らなかった…

こんな人は、日系のクレジットカード会社から申請してみましょう。

ほぼ全ての日本人がセキュアカードを取得できるクレカ会社を紹介しておきます。

 

日系のクレジットカード会社3つ

 

上記3つのクレジットカード会社は、日本人向けに特別な審査基準を設けていまして、アメリカ国内のクレジットヒストリーがない場合でも審査に通ることが可能です。

それぞれのクレカの特徴を簡単にまとめたので、下記を参考にどうぞ。

 

ANA CARD U.S.A

ANA CARD U.S.A

ANA CARD U.S.A は、ANA(全日空)グループが運営する日系のクレジットカード会社です。主な特徴は下記の通り。

 

  • 年会費:70ドル
  • 家族カードも発行可能(年会費の追加なし)
  • 1ドル利用につき、1マイルが貯まる(上限なし)
  • 初回利用時に5,000のボーナスマイルがもらえる
  • アメリカのクレジットヒストリーが貯まる
  • ANAグループの割引や特典が使える

 

JAL USA Card

JAL USA Card

JAL USA Card は、JAL(日本航空)グループが運営するクレジットカード会社です。

こちらもANAと同じく、JALグループの特典がたくさん付いています。下記に特徴をまとめました。

 

  • 年会費:20ドル(ベーシックリワード)、70ドル(プレミアムリワード)
  • ベーシックリワード:2ドルにつき1マイル貯まる
  • プレミアムリワード:1ドルにつき1マイル貯まる
  • 初回利用時に5,000のボーナスマイルがもらえる
  • アメリカのクレジットヒストリーが貯まる
  • JALグループの割引や特典が使える

 

Premio

Premio

Premio は、株式会社プレステージインターナショナルが運営するPrestige International USA, Inc.が発行しているクレジットカードです。

ANA、JALのような航空会社ではないのでマイレージ特典などはついていませんが、年会費無料のカードがあったり、その他の特典でお得だったりするので、現地在住の日本人でも使っている人が多いクレカです。

 

  • 年会費:無料(Premio Card)、50ドル(Premio Plus Card *初年度無料)
  • 外貨手数料が無料なので海外でも使える
  • MasterCard付帯サービスが適用される(グローバルサービス・イージーセービングなど)

 

セキュアカード → クレジットカード

セキュアカードを作り、クレジットヒストリーを貯めたら、よりグレードの高いクレカに申請することができます。

アメリカにはクレカ会社が星の数ほどあるので、自分の条件にあうカードを選びつつグレードアップしていきましょう。

順調にクレジットヒストリーを貯め続けていれば、いろんなクレカ会社から入会のお誘い広告が届くようになるので、そこから選ぶのが簡単だと思います。

ちなみに、僕はAmerican Expressにしています。

 

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まとめ:アメリカでクレジットカードを作るのは大変

まとめ

本記事のまとめです。

アメリカでクレジットカードを作るのは大変ですが、クレカ無しの生活ではいつまで経っても社会的信用を作れないので将来性もありません。

日本から渡米したばかりでは、一般のクレカは審査に通らないので、まずはセキュアカードを作りましょう。

セキュアカードなら銀行預金に応じた限度額を利用でき、クレジットヒストリーも貯まっていきます。

日系のカード会社もあるので、英語に不安のある人は相談をどうぞ。

おわり。