ハロー、マイネーム イズ 太郎。
英語で自己紹介するとき、丁寧な言いまわしをしようと思ってこう言っていませんか?
アメリカ在住歴9年の僕からすると、「My name is〜」は不自然に聞こえます。
さらに言うと、「My name is〜」が丁寧だと思って使う人が多いですが、「My name is〜」と言われても、ニュアンス的に丁寧な感じはしません。
本記事では「My name is〜」の正しい使い方と、自然な自己紹介の方法を解説します。
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本記事のもくじ
自己紹介の定番|My name is〜ってどういう意味?
まずは「My name is〜」の意味を考えてみましょう。
日本語に直訳でOKです。
「My name is〜」を日本語にすると「私の名前は〜です」ですよね。
そこでですが、、、そのまま日本語で考えてみてください。
日本で生活していて「こんにちは。僕の名前は太郎です」と自己紹介する場面ってありますか?
たぶんですが、自己紹介でわざわざ「僕の名前は〜です」と言う人はいないと思います。
ほとんどの人が「私は、〜です」と言うだろうし、聞き手からしても、そのほうが自然なニュアンスに聞こえるはずです。
My name is〜は丁寧に聞こえないの?
はい。聞こえません。
日本語で「私の名前は〜です」と言われたら丁寧に聞こえますか?
それと同じで、英語で「My name is〜」と言われても丁寧に聞こえるわけじゃありません。
「My name is〜」=「私は〜と申します」
と覚えてしまっている人は、間違っているので気をつけましょう。
「My name is〜」=「私の名前は〜です」
意味としては、これだけです。
他の意味は持たないフレーズなので覚えておきましょう。
というわけで、「My name is〜」そのものの文法が間違っているわけではないのですが、それを使うシチュエーションが日常生活に存在しないので、ほとんどのアメリカ人は「My name is〜」を使いません。
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英語で自然な自己紹介はこう言う
では、英語で自己紹介をするときに自然に聞こえるフレーズは何なのか。
英語で自己紹介:自然なフレーズ
- I’m Taro.
- Taro.
上記の通り。
「I’m Taro.」または、名前だけ「Taro.」のどちらかです。
基本的には「I’m〜.」を使っていれば問題なしです。
I’m Taro. / Taro:どっちが丁寧?
答えは「Taro.」です。
名前だけを言う場面では、握手しながらが多いです。
仕事の会議で初顔合わせのときに、相手の目を見つつ、堅い握手をしながら「Hi. Taro. Nice to meet you.」と言えば完璧です。
このときに、「Hi」と「Taro」をつなげて言ってしまうと、「こんにちは、太郎さん」に聞こえてしまうので、「Hi……Taro.」と、間を開けて使いましょう。
「I am〜.」は?使っちゃだめですか?
こんな疑問にお答えしておきます。
結論から言って、「I am Taro.」だと「オレが、“太郎”だ。」に聞こえます。
ちょっとイメージしづらいと思うので、図解にしてみました。
John
Emma
Mike
この場面では、Johnが「僕はMikeだよ。」と言っていて、初対面のEmmaは、彼がMikeだと思ってしまっています。
が、しかし、彼はMikeじゃありません。彼はJohnです。
そこで、後から登場した本物のMikeが「何だって?僕がMikeだよ。」と言っています。
こんな場面に遭遇したら、「I “am” Taro.」と言っても不自然には聞こえないのでOKです。
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まとめ:英語の自己紹介は「I’m〜(アイム)」一択
ということでまとめです。
英語で自己紹介するときは「I’m〜.」だけ使っていればOKです。
どんな相手にも、どんな場面でも「I’m Taro.」と言っておけば間違いないので、自己紹介に迷ったら、とりあえず「I’m〜.」を使っておきましょう。
おわり。