留学しただけで英語が喋れるようになるか不安…。
現在留学中だけど、学校の勉強だけじゃイマイチ英語が伸びている実感がない…。
こんな不安やお悩みを、留学経験者かつ在米暦8年の僕が解消する記事です。
いきなり厳しいことを言いますが、英語を身に付けたいと思って留学しても、学校で授業を受けているだけでは”生きた英語”は身につきません。
たしかに、クラスを受けて勉強しないと英語は上達しませんが、”生きた英語”を身につけるにはもっと良い方法があります。
せっかく留学していて、生きた英語が身につく環境にいるなら、学校以外の場所でも”生きた英語”を学びましょう。
本記事では、僕が留学生時代に実践していた”生きた英語”が身につくおすすめの勉強方法を解説します。
先にネタバレしておくと、「街に出て、人の会話を聞いて、マネする」です。
ちなみに、本記事ではアメリカ生活を例に挙げて解説しますが、これは英語圏以外でもそのまま使える勉強法です。
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本記事のもくじ
生きた英語の勉強法をアメリカ留学経験者が断言
冒頭でネタバレした通り、留学先の現地で生きた英語を学ぶ方法は「街に出て、人の会話を聞いて、マネする」です。
なぜ、これが英語上達にベストな方法なのか、ひとつずつ詳しく解説します。
「街に出る」=英語で溢れている
街に出るということは、英語の世界に飛び込むと言えます。
日本の街中にもいろいろな広告や標識があるように、アメリカの街中も英語のポスターや宣伝で溢れています。
- 店の看板
- 店員募集の張り紙
- セールの告知広告
- ニュース盤
- フリーペーパー
などなど。
これらすべては、現地のお店が現地の人に向けて設置しているものなので、まさに”生きた英語”です。
実際に街中でよく目にする広告や表示を挙げてみます。
- Up to 70%OFF
- $0.99 per lb
- Buy One Get One Free
簡単な例ですが、上記の意味がわかった人は”生きた英語”を知っていると言えるかもです。
逆に、テキストブックだけで勉強している人の中には、聞いたこともないようなフレーズだと思います。
ちなみに、上記の英語を日本語訳すると下記の通りです。
- 最大70%オフ
- 1パウンドあたり99セント
- ひとつ買うと、2つ目が無料
街中に出れば、こんな感じで”生きた英語”がゴロゴロ転がっています。
留学先の現地に滞在しているなら、家にこもらず、積極的に外出しましょう!
「人の会話を聞く」=最高のリスニング教材
街に出て、たくさんの表示を見つつ、もうひとつ試して欲しい勉強方法が「人の会話を聞く」です。
日本の街に出れば、日本語の会話が聞こえてくるのと同様に、アメリカでは英語の会話が聞こえてきます。
現地の人がどういう会話をしているのかを積極的に聞くことは、最高のリスニング教材になります。
例えば、レジの会計で店員とお客さんが話している会話を聞いてみる。
バスの中で隣の人たちが何について話しているのかを聞いてみる。
たったこれだけで、どんな英語教材よりも役立つ”生きた英語”が勉強できます。
ネイティブスピーカーが喋るスピードはかなり早いので、最初は聞き取りに苦労するかもしれません。
ですが、昔の僕がそうだったのと同じで、少しずつリスニングができるようになってくるはずなので、まずは会話に出てくる単語から始めて、フレーズごと、会話すべて、というように聞き取れる範囲を広げていきましょう。
出掛けるスポットはどこが良いの?
聞かれがちな質問なので、お答えしておきます。
僕のおすすめはショッピングモールでして、その理由は、喋っている人が断然多いからです。
スーパーでもいいけど聞こえてくる会話が少ないし、バスや電車もショッピングモールに比べたら会話の量が減ります。
ショッピングモールなら、洋服屋もあるし、デリっぽい生鮮市場が並列していたり、カフェもあって、幅広いジャンルの会話を盗み聞きすることができます。
なので、休みの日はウィンドウショッピングがてら、モールに足を運びましょう。
「聞いた会話を真似する」=チャレンジこそ上達への近道
街に出て、現地の人の会話を聞き取りしたら、自分でも使えると思ったフレーズはどんどん使うべきです。
スピーキングこそ語学習得への近道なので、間違いを恐れずどんどん喋りましょう。
例えば、ショッピングモールに出かけてH&Mとかに入ったとします。
店員が近づいてきて「Are you looking for anything in particular?」とか聞かれることがあるので、そういうシーンを想定しつつ、他の人がなんて答えているのかを盗み聞きします。
ちなみに、「Are you looking for anything in particular?」は「何かお探しのものはありますか?」です。
僕はだいたい「No, I’m just browsing. Thanks.(いえ、ただ見てるだけです)」とか答えていますが、人によって答え方は様々なので、自分が過去に聞き取れた現地人のフレーズを使って答えてみる勇気が必要です。
もうひとつ例を上げておくと、レジで会計をするときも、「Did you find everything OK?(探し物は見つかりましたか?的なニュアンス)」とか聞かれたりします。
一番簡単な答えだと「Yeah, Thank you.(はい、ありがとう)」でOKです。
スーパーのレジとかだと、普通に「Hello, how are you doing today?」とか話しかけられることもあるので、「I’m fine, and you?」以外のフレーズも、現地のアメリカ人から盗み聞きして身に付けておくと良いと思います。
僕の答えは決まって良いて「Pretty good, how about yourself?」です。
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【覚悟しよう】フレンドリーな人ばかりじゃない
アメリカ人は基本フレンドリーだし、お店の店員とかはコミッション性で、自分が接客したお客さんの売り上げからボーナスをもらえるシステムが多いので、多少英語が喋れなくても優しく接してくれる場合がほとんどです。
ただし、ときには冷たくあしらわれることもあるので、あらかじめ少しの覚悟は持っておきましょう。
- 英語がうまく喋れないと、耳も貸してくれない人
- 態度が悪い店員
- 単純に人種差別する人
なかには、こういう人たちもいるので、冷たい態度を取られたことを気にせず、「あ、こういう人もいるんだ…」くらいに割り切ってチャレンジ精神を忘れないことが大切です。
特に、公共サービスの窓口(郵便局や免許センター(DMV)など)は、態度が最悪と言っても過言じゃありません。
これについては、自分が外国人で英語がうまくないからという問題ではなく、アメリカ人も「Shit(クソが)」と思っているくらいなので、気にしないようにしてください…笑
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経験者の声を聞いてみよう【イメージが具現化する】
もし、今留学しようかどうか悩んでいて、英語が上達するか心配なら経験者の声を聞いてみましょう。
経験者の声を聞くことで、自分の中のイメージが具現化したり、可能性が広がったりします。
留学生活の様子は経験者の声から学ぼう
スマ留 なら無料でカウンセリングできるので、迷ってる時間があったら経験者から学びましょう。
本記事は以上です。
「街に出て、人の会話を聞いて、マネする」の3ステップで、語学習得への近道をどうぞ。
終わり。