初心者でもSEO対策に役立てられるツールを教えて欲しい。
登録なしで使えるおすすめツールってありませんか?
こんなお悩みを解決する記事です。
世の中にはたくさんのウェブマーケティングツールがあります。
一般的に「無料 = 機能が少ない」と思われがちですが、“SEO対策ツール”に限れば、無料でも充分過ぎる高機能なものが多いので、その中から厳選した19個のツールを紹介します。
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本記事のもくじ
おすすめウェブマーケティングツール19選まとめ
さっそく、本題に入ります。
Googleが無料で提供しているツール11個
その他の無料おすすめツール8個
本記事では、上記の通り、Google系ツール(11個)と、それ以外(8個)に分けて紹介していきます。
Google系:無料SEO対策ツール11個
- アナリティクス:サイト内部を分析する
- サーチコンソール:サイト外部を分析する
- Google広告:リスティング広告を管理(キーワードプランナーに必要)
- キーワードプランナー:読者のキーワード需要を知る
- タグマネージャ:コンバージョンなどを集計する
- データポータル:レポートを見やすくまとめる
- オプティマイズ:ABテストを実施する
- Googleサーベイ:オンラインアンケートを実施する
- ページスピードインサイト:ページの読み込み速度を測る
- テストマイサイト:モバイル版の読み込み速度を測る
- Googleトレンド:トレンドのキーワードを分析する
その他:無料SEO対策ツール8個
- Microsoft Clarity:ヒートマップを確認する
- ラッコキーワード:キーワードを分析する
- Ubersuggest:サイト内+キーワードを分析する
- SimilarWeb:サイト内+キーワードを分析する
- GAチェッカー:計測タグが正しいか確認する
- Twitterend:ツイッターを分析する
- ナマズ:検索結果の順位変動を調べる
- SEOチェキ:サイト内を分析する
基本的な機能と特徴をそれぞれ解説します。
1. Googleアナリティクス
ウェブサイトやモバイルアプリを網羅的に分析できるツールです。
アナリティクスを導入することで、PV数や読者の地域、サイト訪問の時間帯や、よく読まれているページの分析などができるようになります。
また、全てのマーケティング計画の指標になるデータが収集できるので、どんな形のウェブサイトであれ、導入必須のツールになります。
「グーグルアナリティクスの使い方を初心者向けに解説します【サイト導入方法から機能の基礎知識】」で、アナリティクスの始め方から基本的な使い方までを解説しているので、参考にしてください。
利用にはGoogleアカウントが必要です
2. Google広告
広告作成、入稿、配信結果など、ウェブ広告全般を管理するツールです。
少し前までは「Googleアドワーズ」と呼ばれていました。
基本的には、リスティング広告の作成に使用するツールですが、付随してくるキーワードプランナーというツールでキーワード調査ができます。
というか、Google広告のアカウントを作らないとキーワードプランナーを使えないので、広告出稿の予定がない人でもとりあえずアカウントを作っておくと良いと思います。
利用にはGoogleアカウントが必要です
3. Googleキーワードプランナー
ユーザーの検索語句の月間検索ボリューム、推奨入札単価を調べるツール。
上記の通り、Google広告のアカウントを作成することで使用可能になります。
ブログもその他のウェブサイトも、検索上位獲得にはSEO対策が不可欠ですが、SEO対策は言い換えれば、キーワード対策です。
キーワード対策なくして、SEO対策なしと言っても過言ではないので、キーワードプランナーを使って効果的な対策をどうぞ。
> 参考記事:【SEOキーワードの基礎知識】分析・整理して想定読者に向けて記事を書く手順【SEO中級編】
4. Googleサーチコンソール
オーガニック検索の状態を把握し、最適化するためのツールです。
ブログのアクセスは、大きく分けて下記の2つに分類されます。
①オーガニック:検索エンジンからの流入
②その他:SNSなどからの流入
サーチコンソールは、「①オーガニック」による流入を分析するツールになります。
ページの読者がどんなキーワードで訪れたか、クリック率は、などをグラフと数値で表示してくれるので、読者分析をしてページの改善に繋げることができます。
最初に紹介したアナリティクスはサイト内を分析するツール、そしてサーチコンソールがサイト外を分析するツールとして覚えておくと良いと思います。
> 参考記事:【Googleサーチコンソールの使い方】導入から基本的な使い方まで解説
利用にはGoogleアカウントが必要です
5. Googleタグマネージャ
Googleのタグはもちろん、Google以外のタグも一元管理することができ、イベントトラッキング計測の効率化が可能になるツールです。
サイト内にタグを埋め込んで、ユーザー動向を分析する必要がある場合は、タグマネージャで一括管理しておきましょう。
作業が爆速になります。
使いこなすには、タグの埋め込み知識などが必要になるので、初心者ブロガーやウェブマーケティングに深い知識がない人は要らないかも、、、なツールです。
利用にはGoogleアカウントが必要です
6. Googleデータポータル
オンラインでレポートを作成できるツールです。
分析ツールをいくつも使っていると、あっちを見たり、こっちを見たりしなければいけないので、比較検証が割と大変です、、、。
そんなときは、Googleデータポータルでレポートをまとめちゃいましょう。
自動化できるところはGoogleにお任せしておけば自由時間が増えますので。時は金なりです。
利用にはGoogleアカウントが必要です
7. Googleオプティマイズ
ソースコードに実装 タグ を貼り付けるだけでABテストができちゃう便利ツールです。
ABテストとは??
という人向けに「【SEO上級編】ABテストをしながらCVR改善【基礎から徹底解説】」で詳しく解説しています。
また、Googleオプティマイズの詳しい使い方は下記の記事をどうぞ。
> 参考記事:Google オプティマイズでABテスト【基本から設定方法まで解説】
利用にはGoogleアカウントが必要です
8. Googleサーベイ
オンラインでアンケートを実施することができるツール。
アンケートツールだとSurveyMonkeyとかが有名ですが、デザインインターフェイスを無視すれば、安定性はGoogleサーベイ一択だと思います。
運営しているサイトでアンケートを取りたい人はどうぞ。
利用にはGoogleアカウントが必要です
9. Pagespeed Insights
ページの表示速度をチェックできるツール。
SEO対策では、ページの表示スピードも重要です。
読み込みに時間がかかるサイトだと、読者が離脱しがちなので意識しておきましょう。
Pagespeed Insightsを使えば、サクッとスピードチェックができます。
利用にGoogleアカウントは必要ありません
10. Test My Site
モバイルサイトのスピードチェックなら、こちらをどうぞ。
Pagespeed Insightsもモバイルサイトに対応していますが、こちらはモバイル専用なのでほんのちょっとだけ精度が高い気がします。
利用にGoogleアカウントは必要ありません
11. Googleトレンド
世の中のトレンドが分かるツールです。
キーワードごとの検索トレンドを相対値として表示し、比較してくれるので、ブログの記事アイデアを考えるときなどに役立ちます。
トレンドに乗り遅れないためにも、ときどき世間の動向をチェックしてみると良いと思います。
利用にGoogleアカウントは必要ありません
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12. Microsoft Clarity
読者がページのどこを読んでいるか、クリックしているかを視覚的にチェックできるツール。
Microsoft Clarityはマイクロソフト社が提供しているヒートマップツールでして、アカウント登録するだけで誰でも無料で使えます。
読者がページのどこを読んでいて、クリックしているかなどの読者の行動パターンを把握できるので、読者の目に留まりやすいところに広告を置いたり、リンクを設置することで、ページの改善に役立ちます。
詳細や詳しい使い方は「【無料で使えるヒートマップ】ClarityとAurora Heatmapでページを最適化」をどうぞ。
13. ラッコキーワード
キーワード対策に最適な単語の組み合わせ(サジェスト)がわかります。
特にブログを始めて間もない時期だと、いきなりビッグキーワードを狙ってもSEOで勝ち目はないので、複数の単語を組み合わせたロングテールを狙いつつ順位を上げていくことが大切です。
そんなときにラッコキーワードを使えば、効果的なキーワードの組み合わせを見つけられます。
使い方もシンプルなので、SEO対策初心者にもおすすめのツールです。
14. Ubersuggest
僕も頻繁に使っているSEO分析ツール。
有料版を購入すれば、様々な角度から自分のサイトを分析できるので、お金に余裕のある人なら買って損はしないはず。
僕も有料版を購入済みでして、ブログの流入ボリュームや検索順位、競合サイトの動向などは、ほとんどUbersuggestで管理しています。
日本語の無料版だと普通のキーワードツールとあまり変わらないので、英語サイトを運営していない限りはラッコキーワードを使えば良いかな、、、と思います。
Ubersuggest有料版はいくら?
参考までに有料版の価格を載せておきます。
毎月のサブスクリプション型の支払いと買い切りのオプションがありまして、価格はそれぞれ下記の通りです。
15. GAチェッカー
URLを打ち込むだけで、アナリティクスとGoogle広告のタグが正しく設置されているかを調べることができます。
サイト内のページ数が増えると、気づかないうちにタグを入れ忘れたりすることがあるので、定期的にチェックしましょう。
16. SimilarWeb
サイトアクセスなどを可視化できるツール。競合サイトの状況も一目でわかります。
無料版でも十分な機能を備えていますが、Ubersuggestと同じく有料版を購入した方が使える機能が増えます。
僕も頻繁に使っていまして、自分のブログ分析はUbersuggestをしつつ、SimilarWebで市場調査する感じで使い分けています。
なお、SImilarWebにはGoogle Chromeの拡張機能(アドオン)もついているので、いちいちページを開いて確認するのが面倒という人も気軽に使えます。
SimilarWebのChrome拡張機能はこんな感じ
ちなみに、SimilarWebは2021年現在、サブスク型の料金体系しか提供していません。
価格はプランによって様々ですが、個人のブログで使用するパッケージだと月々199ドルかかります。
17. Twitterend
Twitterで話題になっているワードを把握することができるツールです。
もはや、ブログ運営にTwitterは欠かせないので、SEO対策と合わせてTwitter対策もしておきましょう。
18. ナマズ
Google検索結果の順位変動を通知してくれるツール。
Google変動アラートメールを受け取るには登録(無料)が必要です。
19. SEOチェキ
URLを入力すれば、SEO対策の状況を簡単に把握することができるツールです。
自分のサイトURLを入力するだけなので簡単ですが、ぶっちゃけ、他のツールを使いこなせるなら、機能面でも精度的でもそちらをおすすめします。
本当に、どうしても、ウェブマーケティングがチンプンカンプンという人は、まず最初にSEOチェキを使ってみても良いかな、、、?くらいの感じですね。
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まとめ:ウェブマーケティングツールは使いやすさで選ぼう
まとめです。
本記事では19個のウェブマーケティングツールを紹介しましたが、冒頭にも書いた通り、これ以外にも世の中にはたくさんのウェブマーケティングツールが溢れています。
それぞれの使い道と目的さえ分かっていれば、あとは使いやすさで選んでOKなので、たくさん触ってみて自分に合ったものを選びましょう。
僕がメインで使っているツールは下記のみなので、これから自分に合うウェブマーケティングツールを探してみたいという人は参考にどうぞ。
- Googleアナリティクス:大変よく使う
- Googleキーワードプランナー:大変よく使う
- Googleサーチコンソール:大変よく使う
- Ubersuggest:大変よく使う
- SimilarWeb:よく使う
- ラッコキーワード:たまに使う
> 参考記事:【30個もいらないよ】SEOとWEBマーケティングの必須ツール6選【全部無料】
おわり。