これじゃ、サイトの信頼性が落ちちゃうじゃないか…
どうやって解決すれば良いんだろう…??
こんなお悩みを解決します。
結論から言って、SSL化したのに鍵マーク(保護された通信)が表示されない理由は「サイト内にhttpから始まる要素が残っている」からです。
他にも原因は考えられますが、一般的にはこれが原因なので、まずはこちらを疑ってみましょう。
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SSL化したのに「保護された通信」の鍵マークが表示されない時の原因・対処法
具体的に解説していきます。
SSLの鍵マークが表示されない原因
先述の通りですが、SSL化したのにアドレスバーに鍵マークが表示されない原因は下記の通り。
- ページのどこかにhttpで始まるタグやURLが混ざっている
特にありがちな箇所は次の2つ。
- ページに埋め込まれている画像や動画のURL
- CSSを読み込むURL
このように、ページのどこかにhttpsではない要素が混ざってしまっているとMixed Contentというエラーを引き起こし、鍵マークがつかない原因になります。
SSLの鍵マークが表示されないときの対処法
Mixed Contentを見つける方法は簡単でして、答えは“Google Chrome のデベロッパーツールを使う”です。
まずはGoogle Chromeでサイトを開き、デベロッパーツールを表示します。
Windows:F12 を押す
Mac:option + command + I を同時に押す
画面の右側に、ソースコードやらCSSやらが書かれた画面が立ち上がるので、右下にある「Consoleタブ」を表示します。
Mixed Contentが原因で保護された通信になっていない場合は、ここに「Mixed Content:The page at ○○○(URL)」などのエラーが表示されているので、この対象箇所を直していくことになります。
アフィリエイトサイトにありがちな原因と対処法
アフィリエイトサイトを運用している場合、バナー広告のリンクがhttpsになっていないケースがあります。
僕もブログをSSL化した直後に鍵マークがつかなかったのですが、原因は楽天アフィリエイトの広告バナーでした。
というわけで、バナーのリンクを「http → https」に直すだけで、問題なく保護された通信が有効化され、鍵マークがつきました。
勝手に広告のURLを変更しても大丈夫なの?
これで広告費が入ってこなくなる。とかあり得る?
答え:広告主による
勝手に広告内のURLをいじってしまうのはNGですが、広告主によっては「http → https」の表記変更はOKだったります。
詳細はASPの広告詳細ページや広告主のウェブサイトに掲載されているはずなので調べましょう。
調べても分からなかったらASPを通じて問い合わせすれば回答をもらえるはずです。
補足:楽天アフィリエイトは表記変更OKです
以下、楽天アフィリエイトのウェブサイトより引用。
アフィリエイトリンクのSSL対応について
いつも楽天アフィリエイトをご利用いただきありがとうございます。
楽天アフィリエイトではインターネットサービスのセキュリティ強化の流れに対応し、ご提供しているアフィリエイトリンクのHTMLタグをSSL対応とさせていただきました。
SSLとは、Secure Socket Layerの略で、インターネット上の通信データを暗号化して送受信できる仕組みです。
【今回の変更内容】
商品リンク及びショップリンク作成ページでご提供しているHTMLタグのリンク先URLが、以下の通り「http」から「https」に変更されました。
モーションウィジェット等、商品リンク及びショップリンク以外のタグについても順次変更予定となります。
href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp ―→ a href=”https://hb.afl.rakuten.co.jp
img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp ―→ img src=”https://hbb.afl.rakuten.co.jp※過去に作成いただいたアフィリエイトリンクのタグは、自動的には変更されませんので、再度リンク作成画面よりタグを取得し、ご利用ください。
※一部のブログサービス等で、SSL対応タグに対応していない場合がございます。アフィリエイトリンクの表示に支障がある場合は、従来のHTTP形式のタグに変更してご利用ください。
(取得したリンクのタグのうち、https://となっている部分をhttp://に変更いただくことで、従来の形式となります。)
今後とも楽天アフィリエイトをよろしくお願いいたします。
本記事は以上です。
Mixed Contentの数が多ければ多いほど、全て対処しないといけないのでちょっと面倒ですが、保護された通信の鍵マークはサイトの安全性を証明するために大切なので、地道に対応しましょう。
おわり。