YES / NO以外で答えたい時もあるのに…
ビミョーな言い方で伝えられる英語フレーズないかな…
こんな感じで「英語の曖昧な返答フレーズ」を知っておきたい方向けに、YES/NO以外の便利な回答フレーズをお伝えします。
日本語には曖昧な表現が多く、物事をはっきり伝えない文化と言われていますが、白黒はっきりさせると思われがちなアメリカでも曖昧な表現は存在し、意外とよく使われています。
むしろ、友達との会話ではYES/NOで答える場面よりも曖昧な回答をすることの方が多いかもしれないくらいです。
この記事では、週末の予定を聞かれてその場でははっきり回答できない時、相手の気持ちを尊重しつつやんわり答えたい時など、気軽に使えて会話のクッションになる便利な表現を紹介するので、英会話の幅を広げるために参考にしていただければ幸いです。
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曖昧な返答をしたいときの便利フレーズ
早速ですが、今日ご紹介するYES/NO以外の便利な返答フレーズはこちらの5つ。
That’s possible / That may be true・・・(それはありえるね/それはそうかもね)
Kind of / Sort of・・・(まぁまぁ、そんな感じ)
Not really / Not exactly・・・(そうとも言い切れない/そういうコトじゃなくて)
You can say that ・・・(そうとも言える)
例題を出しながら、ひとつずつ見ていきましょう。
Maybe / Probably / Perhaps(たぶんね/かもね)
実はYES/NOよりも使う回答フレーズかもしれません。
とくに「はっきり物を言えない日本人」には便利な回答です。
僕も生粋の日本人なので、いろんなところで「メイビー」で答えてしまいがち…。
アメリカにも空気を読む習慣はあるので、様々なシーンで便利な答えですが、ちゃんとした意見を求められたときに、このフレーズを使いすぎると「あいつは自分の意見がないヤツ」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
あまり気が進まないパーティーの誘いを断るとき、一緒に遊びたくない人からスケジュールを聞かれたとき、などにやんわりと「行きたくないよー…(な?気持ち汲みとれよ?わかるだろ?)」といったニュアンスを醸し出したいときにはおすすめです。
【Maybe / Probably / Perhaps】使い方の例
John
(やぁエマ、今週末のパーティーだけど、もちろん来るよね?)
(あら、ジョン。えぇーっと…うん、まぁ、、、たぶんね。)
Emma
That’s possible / That may be true(それはありえるね/それはそうかもね)
相手の言っていることに対して100%同意はできないけど、「たぶんそうじゃねーの?」と言いたい時はこういえばOK。
相手の気分を害さずにいい感じで同意の意思を示すことができます。
【That’s possible / That may be true】使い方の例
Olivia
(あのふたり絶対付き合ってるわよね。百パーそう思う。ねぇ、ジェイコブもそう思うでしょ?)
(よくわかんねーけど、ま、多分そじゃね?)
Jacob
Kind of / Sort of(まぁまぁ、そんな感じ)
何か同意を求められたり、答えがはっきりした質問をされたりしたときに、はっきりと答えられない時はこのフレーズで回避しときましょう。
Kind of(カインドオブ)をKinda(カインダ)にするとフランク感が増します。
Kinda の後にYesやNoをつければ、Yes/Noのニュアンスを柔らかにすることもできるので便利です。
【Kind of / Sort of】使い方の例
John
(超おいしい寿司&天ぷらのレストラン見つけたんだけど、一緒に行きたい?)
(とりま行きたい感じだけど、今日は無理ぽ…)
Emma
Not really / Not exactly(そうとも言い切れない/そういうコトじゃなくて)
相手の意見に反論したいけど強く言い過ぎたくない時は、やんわりとこう答えましょう。
【Not really / Not exactly】使い方の例
Olivia
(んー、そんなことないかな。)
Jacob
You can say that (そうとも言える)
自分の意見に反論された時、相手を否定せずにその場の会話をスムーズに進めるためには相手を肯定することも必要です。
「自分は100%そう思ってるわけじゃないけど、あなたの言ってることも間違いじゃない」的なニュアンスではこう答えておくと便利です。
【You can say that】使い方の例
John
(おれは信号の色が緑なんて認めないよ。あれはぜったい青だ。)
(ま、そうとも言えるよね。)
Emma
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【まとめ】Yes / No 以外の答えで会話の幅を広げよう
今日ご紹介したフレーズを使えば、日常会話の中で、その場の返答を濁らせたり、相手の言葉に100%同意はしないけど否定もしない時に「まぁ間違ってはないけど、そういうことでもないんだよね」っぽい返答をしたり、ちょっとだけ訂正を加えたい時など、返答の幅が広がります。
とはいえ、YES/NOで答えられるときはハッキリ伝えるのがアメリカなので、自分の意思はしっかり伝えつつ、会話をスムーズに進めるための手段として適度に使いこなせるようになることが大切です。
返答はコミュニケーションの中における大きな要素なので、いろいろな表現をマスターして会話の幅を広げていきましょう。
それでは。