これらの被リンクって、本当に価値があるのかな?
もしかしたら、低品質な被リンクで、逆にSEOにマイナスになってたりしない…?
本記事は、こんな疑問や不安を解決する内容となっております。
低品質な被リンクを見分ける9つのコツを紹介しつつ、対処方法も解説します。
信ぴょう性は実証済み(SEO効果あり)
上記は、本記事の信ぴょう性を実証するためのデータです。
検索順位1~5位を取り続けていた記事に順位変動が見受けられたので、被リンクを確認すると低品質なリンクが大量に貼られていました。
ひとつずつ対処したところ、順位が元に戻ったので、これから解説する9つの“低品質リンクの見分け方”を実践すれば再現性は高いと思います。
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本記事のもくじ
低品質な被リンクを見分ける9つの基準
それでは本題です。
低品質な被リンクを見分ける9つのコツは下記の通り。
- 自分のブログと関連性がない
- アンカーテキストの質が悪い
- 情報がほとんどない
- 外部リンクだらけ
- リンクを販売している
- サイトの更新が止まっている
- 主要ページが作動しない
- 外国語のサイト
- コピーコンテンツで溢れている
これらの基準で、被リンクを分析しつつ、低品質リンクは削除していきましょう。
ひとつずつ解説します。
1. 自分のブログと関連性がない
SEOでは、リンク元とリンク先のコンテンツの関連性が重要です。
関連性のないコンテンツからの被リンクは、SEO効果が見込めないばかりでなく、低品質な被リンクとしてペナルティ対象にもなりかねないので、注意しましょう。
リンク元 / リンク先:コトバの意味
リンク元:相手のサイト
リンク先:自分のサイト
コンテンツの関連性がない被リンクとは
コンテンツの関連性が低い被リンクとは、つまり、リンク元の内容が、リンク先の内容とマッチしていない場合を指します。
(例)「料理系ブログ → 英語ブログ」みたいなこと
例えば、自分のブログで“英語”をメインに取り扱っていたとします。ある日、料理レシピを紹介するブログから被リンクを獲得しました。
しかし、“英語”と”料理”では、コンテンツの関連性は低いですよね?
このような場合、被リンクを削除する必要性も低いですが、 “SEOにプラス効果がない”ことも覚えておくと良いと思います。
2. アンカーテキストの質が悪い
アンカーテキストとは、リンクに表示させる文章のことでして、正しいアンカーテキストを使うとSEO効果も見込めます。
しかし、まれに、“こちら”や“ここをクリック”と表記されていたり、URLを貼り付けているだけという場合もあります。
せっかく獲得した被リンクでも、このような質の悪いアンカーテキストだと、SEO効果はあまり期待できません。
例)質の悪いアンカーテキストとは
伝わらない:「〇〇に関してはこちら」「この記事をご覧ください」
胡散くさい:「絶対に痩せる方法があります」「モテすぎて困る裏ワザを見つけた」
URLのみ:「http://www.abc.comをチェック!」
こんな感じの被リンクは、低品質と見なされるので注意です。
3. 情報がほとんどない
リンク元のページに2〜3文だけしかない書かれていない場合なども低品質な被リンクと言えます。
情報がほとんどないページの一例
今日もSEOを勉強中😌
この記事を読みましたー。めっちゃ参考になったッ!!!
世の中すべてのブロガーがSEOを意識しているわけではないし、このような日記記事でも悪意はないと思うので、ある意味仕方ないことではあります。
しかし、このような情報ゼロのコンテンツから被リンクを獲得しても、まったく意味なしです。
4. 外部リンクだらけ
残念ながら、世の中には、外部リンクが大量に貼られているだけのサイトも存在します。
このようなサイトは意図的にスパム行為を行なっている可能性が高いので、リンク元を確認し外部リンクだらけだった場合は、即行で被リンクを解除しましょう。
放置しておくと、ペナルティ対象になる可能性が高いです。
外部リンクだらけコンテンツの例
この記事によれば〇〇である。しかし、こちらでは△△となっている。そこで、信憑性が高そうなこのサイトを使って□□してみた。
驚くべき結果となった。ここをクリックしてご覧いただきたい。
まぁ、、、こんな記事はあり得ないと思いますが、、、
とにかく、ページの中に不必要なリンクが大量に貼られていたり、伝えたい情報を完結できていないコンテンツからの被リンクは危険です。
5. リンクを販売している
被リンクの購入は、10年ほど前までSEO効果絶大でしたが、Googleのアルゴリズムアップデートによりペナルティ認定されたので、今ではSEO効果なしどころか、大きなマイナスです。
しかしながら、現在でも、情報弱者を狙って「被リンクを買えば、SEO効果がありますよ」と騙そうとする悪質業者がたくさんいます。
リンク元のページで外部リンク販売を見かけたら、即行リンク解除することをおすすめします。
6. サイトの更新が止まっている
リンク元のサイト更新が止まっている場合、被リンクに与える悪影響は下記の2つです。
- コンテンツの情報鮮度
- サイト構造の老朽化
情報鮮度は大切
時間が経てば、情報もアップデートされます。
学校で習った歴史ですら更新されるので、世の中に“未来永劫変わらない事実”は存在しませんよね。
情報の鮮度はSEOの評価基準でもあるので、更新が1年以上止まっているサイトからの被リンクは、低品質と言っても過言ではありません。
サイト構造も大切
また、HTMLやCSSといったプログラミング言語もアプデを繰り返しているので、更新が止まっているサイトは、サイト構造の面でも最新状態とは言えません。
古くなったサイトは、SEOの面でも吉とは言えないので、常にリンク元の更新頻度は確認しましょう。
7. 主要ページが作動しない
リンク元サイトで、主要なページが動かない場合も、被リンクの価値は低くなります。
トップページ、ヘッダーメニュー、お問合せページなど、サイトナビゲーションがしっかりしていないページからの被リンクは低品質と見なされがちです。
8. 外国語のサイト
これは、時と場合によりますが、、、
外国語サイトからの被リンクも、低品質リンクの可能性を疑ったほうが無難です。
理由:日本語サイトを参照する機会は多くないから
その理由は、「わざわざ、日本語サイトを参照元にする海外サイトは少ないから」です。
日本語って、世界的にはマイナー言語なので、日本語を喋れない人向けに書かれたページ(英語など)で、日本語サイトを参照する機会は少ないです。
つまり、外国語サイトから、日本語サイトへのリンクはスパムである可能性が高いと言えます。
日本語→英語のリンクなら、必要性がある場合もありますが、逆はほぼあり得ないので、ほとんどの場合で悪質リンクであることが多いです。
9. コピーコンテンツで溢れている
リンク元のコンテンツが、別のサイトから内容をコピーしている場合、被リンクにも悪影響を与える可能性大です。
そのサイトがコピペで作られているかどうかは、コピーコンテンツを簡単にチェックする方法(外部サイト)で紹介している方法で調べるのが簡単なのでお試しあれ。
自動生成されたコンテンツも危険です
自動生成されたコンテンツとは、翻訳ツールなどで自動的に作られたもののことです。
ほとんどの場合、文章として成立しておらず、関連キーワードを含んだテキストを大量生産できるように構築されています。
自動生成されたコンテンツ(「自動生成コンテンツ」とも呼ばれる)は、プログラムによって生成されたコンテンツです。Google は、検索ランキングを操作することを目的としている、ユーザーの役に立たないコンテンツに対し、措置を取ることがあります。具体例の一部を以下に示します。
- 検索キーワードを含んでいるが、文章としては意味をなさないテキスト
- 自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや編集を経ず公開されたもの
- マルコフ連鎖などの自動処理によって生成されたテキスト
- 自動化された類義語生成や難読化の手法を使用して生成されたテキスト
- Atom / RSS フィードや検索結果からの無断複製によって生成されたテキスト
- 複数のウェブページからのコンテンツを、十分な付加価値を加えることなくつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの
このようなコンテンツをサイトでホストしている場合は、検索結果にコンテンツが表示されないようにします。
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低品質な被リンクの対処方法2つ
低品質な被リンクを見つけたら、なるべく早めに対処しましょう。
僕も実践している対処方法を2つ紹介するので、参考にどうぞ。
- 被リンクの改善を依頼する
- 被リンクを否認する(削除)
1. 被リンクの改善を依頼する
たとえ、それが低品質な被リンクだとしても、リンクを貼った側に悪意がない場合があります。
先ほども書いた通りがブロガーの全員がSEOを意識しているわけではないので…。
そんなときは、リンクを貼ってくれた相手にリンク内容の改善を依頼してみましょう。
〇〇さん、
突然のご連絡失礼します。
アラサー男子 in L.A.と申します。
〇〇さんの書かれている△△の記事で、私のブログを紹介いただきありがとうございます。
貼られているリンクに関してご提案なのですが、SEOの観点から見て、〜〜〜〜〜という形に変えていただいたほうが、私にとっても〇〇さんにとっても効果的だと思います。
ぜひ一度ご検討いただければ幸いです。
僕は、こんな感じで連絡しています。
これだけで、相手にも自分にもプラスになることが多いです。
2. 被リンクを否認する(削除)
被リンク自体に改善の余地がなく、明らかに悪質な被リンクの場合は、サーチコンソールのリンクの否認ツールから、被リンクの否認を行うことが可能です。
否認ツールの使い方は、スパムリンク対処法【不審なサイトからの被リンクは調査して削除しましょう】で解説しているのでそちらをご参照あれ。
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まとめ:低品質な被リンクはちゃんと対処しよう
本記事は以上です。
あからさまな悪質リンクでない限り、低品質なリンクも放っておいて問題ない場合があります。
しかし、SEOのペナルティ被害を受けないためにも、できる限りなる早で対処しましょう。
今回ご紹介した9つの見分け方をおさらいしておくので、少しでも当てはまる被リンクを発見したら、対処するのが吉だと思います。
- 自分のブログと関連性がない
- アンカーテキストの質が悪い
- 情報がほとんどない
- 外部リンクだらけ
- リンクを販売している
- サイトの更新が止まっている
- 主要ページが作動しない
- 外国語のサイト
- コピーコンテンツで溢れている
おわり。