ロサンゼルス現地で生観戦できるスポーツって何があるのかな?
こういった疑問に、現地在住歴10年の僕がお答えします。
ロサンゼルスはNYに次いでアメリカ第二の大都市。当然、プロスポーツチームがたくさん存在しています。ロサンゼルス・エンゼルス(野球)、ロサンゼルス・レイカーズ(バスケ)、ロサンゼルス・ギャラクシー(サッカー)などなど。
本記事では、そのような有名チームから、ちょっとマニアックな現地密着型クラブチームまで、ロサンゼルス拠点のプロスポーツチームを全て紹介。
世界中からスター選手が集まるのがアメリカスポーツ観戦の魅力なので、本記事を参考にしつつロサンゼルス旅行のプランにスポーツ観戦も組み込んでもらえたら幸いです。
もちろん、日本人選手の情報もまとめています。
自己紹介:ロサンゼルス在住10年です
アラサー男子 in L.A.
2019年:経営学修士(MBA)取得
現在は妻と2人ロサンゼルス郊外で生活中
ちなみにスポーツジャンル問わず、現地観戦が大好きです
ちなみに、観戦方法などの質問があればTwitterからDMいただければ、分かる範囲でお答えします。
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本記事のもくじ
ロサンゼルスのプロスポーツチームまとめ【一挙紹介】
まずは、ロサンゼルスを拠点にしているプロスポーツチームを一挙に紹介します。
- 野球|メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)
ロサンゼルス・ドジャース
ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム - アイスホッケー|ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)
ロサンゼルス・キングス
アナハイム・ダックス - バスケットボール|ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)
ロサンゼルス・クリッパーズ
ロサンゼルス・レイカーズ - バスケットボール|NBAゲータレード・リーグ(NBA G)
サウスベイ・レイカーズ - バスケットボール|ウィメンズ・NBA(WNBA)
ロサンゼルス・スパークス
- サッカー|メジャー・リーグ・サッカー(MLS)
ロサンゼルス・ギャラクシー
ロサンゼルスFC
オレンジカウンティSC - サッカー|ユナイテッド・プレミア・サッカーリーグ(UPSL)
サンタ・アナ・ウィンズFC
- サッカー|ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)
エンジェル・シティーFC
- アメフト|ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)
ロサンゼルス・チャージャーズ
ロサンゼルス・ラムズ
こんな感じ。かなり、たくさんありますね。
ひとつずつ順番に解説するので、興味があるチームのところからどうぞ。
野球|Major League Baseball(MLB)
野球はアメリカ3大スポーツのひとつ。
一時期は人気が下降気味でしたが、大谷翔平選手の活躍で野球人気も再燃してきました。大谷選手の活躍は日本人のみならずアメリカ国内でも大きな影響を与えています。
ロサンゼルスを拠点にしているプロ野球チームは2つです。
1. ロサンゼルス・ドジャーズ(Los Angeles Dodgers)
(画像出典元:https://www.mlb.com/dodgers)
日本でも知名度の高いロサンゼルス・ドジャース。MLBでも屈指の名門球団です。近年ですと2020年はワールドシリーズを制し32年ぶりの世界一に輝きました。
1-1. ドジャースの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
MLB | ドジャースタジアム | 56,000 | 1883年 | 1958年 | 6回 (*) |
(*) ロサンゼルス移転前1955年の優勝は含まない
1-2. ドジャース所属の日本人選手
野茂英雄投手を皮切りに、これまでも多くの日本人選手が所属しており、2019年までは前田健太投手が所属していたのですが、2020年からミネスタ・ツインズへ移籍してしまったため、2023年現在、日本人選手は所属していません。
過去に所属していた日本人情報は下記の通りです。
- 野茂英雄 投手(1995~1998、2002~2004年)
- 石井一久 投手(2002~2005年)
- 木田優夫 投手(2003~2004年)
- 中村紀洋 内野手(2005年)
- 斎藤隆 投手(2006~2008年)
- 黒田博樹 投手(2008~2011年)
- 前田健太 投手(2016~2019年)
- ダルビッシュ有 投手(2017年)
- 筒香 嘉智 外野手(2021年)
1-3. ドジャースの本拠地
本拠地であるドジャースタジアムは、カリフォルニアの青く抜けた空が映えるアメリカ屈指の美しい球場と言われており、その中で球場全体がドジャーブルー(青色)に染まる瞬間はメジャー好きなら一度味わってみたい瞬間です。
2. ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)
(画像出典元:https://www.mlb.com/angels)
大谷翔平選手が所属しているエンゼルス。日本でも試合中継が頻繁にあるので、大谷選手以外の選手にも馴染みがある人も多いと思います。
かつては、アナハイム・エンゼルスという球団名でしたが、2005年から”ロサンゼルス”をチームの冠名に取り入れています。
2-1. エンゼルスの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
MLB | エンゼルスタジアム | 45,050 | 1961年 | – | 1回 |
2-2. エンゼルス所属の日本人選手
エンゼルス所属の日本人選手と言えば、、、。そうですね、大谷翔平選手です。
意外かもですが、過去にも割と多くの日本人選手が所属していました。
- 長谷川滋利 投手(1997~2001年)
- 松井秀喜 外野手(2010年)
- 高橋尚成 投手(2011~2012年)
- 田澤純一 投手(2018年)
- 大谷翔平 投手/外野手(2018年~)
2-3. エンゼルスの本拠地
本拠地のエンゼルスタジアムは、ロサンゼルス市街地からから約50km離れたアナハイム市にあります。
ロサンゼルスに比べ、ゆったりとした空気が流れる街でして、ディズニーランドからのアクセスも良いので観光にもおすすめです。
2-4. エンゼルス観戦ガイド
エンゼルス戦の観戦を120%楽しむために、エンゼルス観戦のことが全てわかる完全ガイドを記事にまとめました。
エンゼルスタジアムの観戦ルールやチケットの買い方や球場までの行き方、スタジアム情報を解説しています。大谷くんの活躍をスタジアムで見たいよという人はぜひ下記記事もご一読あれ。
補足:MLB観戦の楽しみ方をまとめました
MLB観戦を最大限楽しみたい人向けに、MLB観戦マニュアル的なまとめ記事も用意してあるので、興味がある方は下記も合わせてどうぞ。
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アイスホッケー|National Hockey League(NHL)
氷上の格闘技とも呼ばれるほど、激しい試合が楽しめるアイスホッケー。日本ではマイナーかもですが、アメリカでは超人気スポーツなので、シーズンになると全米が熱狂します。
ロサンゼルスには2つのアイスホッケーチームがあるので、こちらもそれぞれ紹介しますね。
1. ロサンゼルス・キングス(Los Angeles Kings)
(画像出典元:https://www.nhl.com/kings)
2011-2012、2013-2014シーズンと、3年間で2度の優勝を飾ったロサンゼルス・キングス。
古くから人気スポーツだったアイスホッケーですが、1960年代以前のロサンゼルスには大観衆を受け入れるだけのアリーナが存在せず、意外にもホッケーチームが存在していませんでした。
そんな中、1967年に初のロサンゼルス拠点のプロアイスホッケーチームとして誕生したのがキングスです。
1-1. キングスの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NHL | クリプト・ドットコム・アリーナ | 18,340 | 1967年 | – | 3回 |
1-2. キングス所属の日本人選手
キングス唯一、さらにはNHL唯一の日本人プレイヤーが福藤豊(ふくふじ ゆたか)選手です。2007年1月13日、セントルイス・ブルース戦の第3ピリオド、日本アイスホッケー界にとって歴史的なNHL初出場を飾っています。
- 福藤豊 ゴールキーパー(2005〜2007年)
1-3. キングスの本拠地
本拠地であるクリプト・ドットコム・アリーナ(Crypto.com Arena)は、ダウンタウン・ロサンゼルスのど真ん中にあります。
アクセスはしやすいのですが、ロサンゼルス中枢の超真ん中なので、車渋滞は避けられません、、、。観戦に訪れるなら電車をおすすめします。
2. アナハイム・ダックス(Anaheim Ducks)
(画像出典元:https://www.nhl.com/ducks)
LAキングスと並び、地元民に人気のアイスホッケーチームといえばアナハイム・ダックス。チーム設立は1993年と比較的新しいものの、地元ファンから愛される人気チームです。
2005年までのチーム名はマイティダックス・オブ・アナハイム(Mighty Ducks of Anaheim)でした。
1-1. ダックスの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NHL | ホンダセンター | 17,174 | 1993年 | – | 1回 |
1-2. ダックス所属の日本人選手
これまでに、ダックスに所属した日本人選手はいません。しかしながら、日系カナダ人選手のポール・テツヒコ・カリヤ(狩谷 哲彦 – かりや てつひこ)選手がチーム発足から10年間プレーしています。
カリヤ選手はチームの中心として2シーズンに渡りキャプテンも務めており、2017年にNHL殿堂入り、背番号(9)も永久欠番に認定されるほどのスター選手です。
1-3. ダックスの本拠地
ダックスの本拠地はホンダセンターでして、エンゼルスタジアムのすぐ近くです。
高速道路の降り口からすぐなので、車でのアクセスもしやすい好立地ですね。
バスケットボール|National Basketball Association(NBA)
続いてはバスケットボールのプロチームです。
アメリカでバスケといえば、アメフトと並ぶ2大国民的スポーツ。どのチームの観戦チケットも完売続出は珍しくありません。
トップリーグであるNBAに所属する2チームから順番に紹介します。
1. ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)
(画像出典元:https://www.nba.com/clippers)
1984年、サンディエゴから移転してきたクリッパーズ。
2010年頃までは、あまり強くないチームという印象でしたが、それ以降はほぼ毎年プレーオフに進出する強豪チームになりました。
それに伴い、観客動員数も年々上昇。今では人気チームとしてNBAの中でも輝きを放っています。
1-1. クリッパーズの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NBA | クリプト・ドットコム・アリーナ | 19,226 | 1970年 | 1984年 | 0回 |
1-2. クリッパーズ所属の日本人選手
過去、クリッパーズに所属したことのある日本人選手といえば、日本バスケ界のパイオニア、田臥勇太(たぶせ ゆうた)選手です。
日本人初のNBA選手として、歴史に名を刻んだ田臥選手は2005年9月にクリッパーズと契約し、プレシーズンマッチ7試合に出場。惜しくもシーズン前に解雇となってしまいましたが、その後も2008年までアメリカでプレーしています。
- 田臥勇太 ポイントガード(2005年)
1-3. クリッパーズの本拠地
クリッパーズの本拠地は、アイスホッケーのL.A.キングスと同じクリプト・ドットコム・アリーナ(Crypto.com Arena)。
同じスタジアムではあるものの、競技が違うと、試合中の場内の雰囲気も大きく異なります。
2. ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)
(画像出典元:https://www.nba.com/lakers)
NBAの歴史の中でも最も成功したチームと言っても過言ではないレイカーズ。1947年にミネスト州ミネアポリスでチーム設立後、1960年に拠点をロサンゼルスに移しました。
コービー・ブライアント、デニス・ロッドマン、マジック・ジョンソンなど、NBAの歴史に名を残す超一流選手が所属してきました。
2-1. レイカーズの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NBA | クリプト・ドットコム・アリーナ | 18,997 | 1947年 | 1960年 | 12回 (*) |
(*) ロサンゼルス移転前の5回の優勝は含まない
2-2. レイカーズ所属の日本人選手
2023年1月23日、そんな名門レイカーズに初の日本人選手が誕生しました。八村塁(はちむら るい)選手です。
八村選手は2019年、ワシントン・ウィザーズからドラフト一巡目9位の指名を受けNBAデビュー。4年間プレーしたのち、2023年シーズンからレイカーズに所属しています。
- 八村塁 パワーフォワード/スモールフォワード(2023年〜)
2-3. レイカーズの本拠地
レイカーズの本拠地は、クリッパーズと同じクリプト・ドットコム・アリーナ(Crypto.com Arena)です。
バスケットボール|NBA Gatorade League(NBA G)
NBAゲータレード・リーグは将来有望な若手選手が所属するプロリーグ。将来のバスケスター選手を発掘したい人はぜひ観戦に訪れてみてください。
1. サウスベイ・レイカーズ(South Bay Lakers)
(画像出典元:https://southbay.gleague.nba.com/)
ロサンゼルス・レイカーズの超有望株が所属するサウスベイ・レイカーズ。若手選手と言ってもアメリカのプロバスケ選手なので、プレーの質は高く、迫力があります。
2006年から2017年までのチーム名は、ロサンゼルス・ディーフェンダーズ。2017年にレイカーズのフランチャイズ組織となり、サウスベイ・レイカーズになりました。
1-1. サウスベイ・レイカーズの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NBA G | UCLA・ヘルス・トレーニング・センター | – | 2006年 | – | 2回 |
1-2. サウスベイ・レイカーズ所属の日本人選手
これまでにサウスベイ・レイカーズに所属した日本人選手はいません。日本国内のバスケ人気も上昇中なので、将来の若手有望株が所属する日も近いかもですね。
1-3. サウスベイ・レイカーズの本拠地
サウスベイ・レイカーズの本拠地は、UCLA・ヘルス・トレーニング・センター(UCLA Health Training Center)です。
女子バスケットボール|Women’s NBA(WNBA)
女子バスケットボールのしたいよ。という場合は、Women’s NBAの試合へどうぞ。
アメリカ女子バスケットは、男子バスケ同様、世界のトップリーグです。女子アメリカ代表もオリンピック、ワールドカップを過去20年以上に渡ってすべて連覇中の偉大すぎる数字を誇っています。
1. ロサンゼルス・スパークス(Los Angeles Sparks)
(画像出典元:https://sparks.wnba.com/)
ロサンゼルスには、スパークスという女子プロバスケチームがあります。1997年にレイカーズの姉妹チームとして結成され、WNBA設立初年度からリーグに参戦しています。これまで、ファイナル進出5回、優勝3回を誇る、女子バスケ界の名門チームです。
1-1. スパークスの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
WNBA | クリプト・ドットコム・アリーナ | 10,998 | 1997年 | – | 3回 |
1-2. スパークス所属の日本人選手
2023年現在までに、スパークスに所属した日本人選手はいません。
1-3. スパークスの本拠地
スパークスの本拠地は、クリッパーズ、レイカーズと同じクリプト・ドットコム・アリーナ(Crypto.com Arena)です。
サッカー|Major League Soccer(MLS)
少し前までは、サッカーといえばヨーロッパや南米のスポーツというイメージだったかもしれません。しかし、近年では世界の有名選手もアメリカにやってくるほど、アメリカ国内のサッカーリーグも盛り上がりを見せています。
普段からサッカー観戦をしているサッカー好きの人でも、がっかりしないくらい高レベルなサッカーの試合が見られるので、ロサンゼルス旅行の計画にサッカー観戦を組み込んでみても面白いと思います。
ロサンゼルスには2つのサッカークラブがあります。
1. ロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)
(画像出典元:https://www.lagalaxy.com/)
これまでに、ベッカム、イブラヒモビッチ、ジェラードなどなど、世界トップレベルの選手たちも所属したことがあるロサンゼルス・ギャラクシー。
1996年のMLS創設からリーグ参戦しているクラブのひとつで、常にファンから愛される人気サッカーチームです。ホームスタジアムの試合では、試合中ハーフタイムに選手インタビューが行われる面白い取り組みがなされています。
1-1. L.A.ギャラクシーの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
MLS | ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク | 27,000 | 1996年 | – | 5回 |
1-2. L.A.ギャラクシー所属の日本人選手
2023年現在までに、L.A.ギャラクシーに所属した日本人選手はいません。
アジア人選手で言うと、Jリーグでも活躍した韓国のレジェンド、ホン・ミョンボ選手が2003 – 2004年シーズンに在籍していました。
1-3. L.A.ギャラクシーの本拠地
L.A.ギャラクシーの本拠地は、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク(Dignity Health Sports Park)。日本人が多く住むトーランスという街の隣にあります。
2. ロサンゼルスFC(Los Angeles Football Club)
(画像出典元:https://www.lafc.com/)
クラブ創設が2018年と比較的新しいチームでありながら、メキシコ系の熱狂的なファンを獲得したロサンゼルスFC。
創設わずか5年ですが、すでにリーグ優勝を経験しており、ロサンゼルス・ギャラクシーとの対戦はエル・トラフィコ(El Trafico)と呼ばれ、他の試合上に熱い戦いが繰り広げられます。
これまでに所属した有名選手だと、ベイル、キエッリーニ、カルロス・ベラなどがいます。
1-1. ロサンゼルスFCの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
MLS | BMOスタジアム | 22,000 | 1996年 | – | 1回 |
1-2. ロサンゼルスFC所属の日本人選手
2023年現在までに、ロサンゼルスFCに所属した日本人選手はいません。
一時期、本田圭佑選手の移籍も噂されましたが、結局、週刊誌の噂のままで終わってしまいましたね。実施に移籍話しがあったかどうか、真相は謎のままです。
1-3. ロサンゼルスFCの本拠地
3. オレンジカウンティSC(Orange County SC)*2部リーグ
(画像出典元:https://www.orangecountysoccer.com/)
MLSの2部にあたるUSLチャンピオンシップ(USL Championship)に所属しているサッカークラブ。コアなサッカーファンは足を運んでみてもいいかもしれません。
3-1. オレンジカウンティSCの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
USL Championship | チャンピオンシップ・サッカースタジアム | 5,000 | 1998年 | – | 1回 |
3-2. オレンジカウンティSC所属の日本人選手
2023年現在、オレンジカウンティSCに所属している日本人選手はいません。
過去には、橋本晃司(はしもと こうじ)選手が2018−2019年シーズンに在籍し主力として活躍しています。
- 橋本晃司 ミッドフィルダー(2018〜2019年)
3-3. オレンジカウンティSCの本拠地
サッカー|United Premier Soccer League(UPSL)
ユナイテッド・プレミア・サッカー・リーグは、全米、カナダ、メキシコを跨ぎ結成されているプロサッカーリーグです。MLSに比べて規模は小さく、プロ選手育成リーグに近い形式ではあるものの、地元ファンを多く獲得する人気クラブも在籍しているリーグになります。
ロサンゼルスには、UPLSに参加しているクラブチームがひとつだけ存在します。
1. サンタアナ・ウィンズFC(Santa Ana Winds FC)
(画像出典元:https://premier.upsl.com/teams/santa-ana-winds-fc-1741/)
サンタアナに本拠地を構えるサッカークラブ。2019年シーズンは他チームを圧倒しぶっちぎりで優勝した強豪クラブです。
本拠地を構えるサンタアナ市では、毎年秋頃になるとサンタアナ・ウィンズと呼ばれる山側からの熱風が吹くのですが、それがそのままチーム名の由来となっています。
1-1. サンタアナ・ウィンズFCの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
UPSL | レイクフォレスト・スポーツパーク チャンピオンシップ・サッカースタジアム サンタアナ大学 |
– | 2006年 | – | – |
1-2. サンタアナ・ウィンズFC所属の日本人選手
2023年現在までに、サンタアナ・ウィンズFCでプレーした日本人選手はいません。
1-3. サンタアナ・ウィンズFCの本拠地
サンタアナ・ウィンズFCは3つのサッカー場を併用しています。その中で最も使用頻度の高いのが、オレンジカウンティSCの本拠地でもあるチャンピオンシップ・サッカースタジアムです。
女子サッカー|National Women’s Soccer League(NWSL)
ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグは、全米に展開する女子サッカーのプロリーグ。2023年は12チームが参加しており、2024年からは、ユタ・ロイヤルズFCという新チームが参戦、計13チームによるリーグ編成となる予定です。
アメリカの女子サッカーは昔から世界をリードする存在でした。日本女子サッカー代表が優勝した2011年W杯決勝の相手もアメリカ代表でしたね。
ロサンゼルスには、女子サッカークラブがひとつあります。
1. エンジェル・シティーFC(Angel City FC)
(画像出典元:https://www.angelcity.com/)
2020年創設、2022年からリーグ参戦した女子サッカークラブです。複数人のオーナーが共同で参画していて、その中には、なんと女優のナタリー・ポートマン、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズなどもいます。
著名人がスポーツ界全体を盛り上げようというアメリカのこういった姿勢、僕はとても好きです。
1-1. エンジェル・シティーFCの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NWSL | BMOスタジアム | 2,200 | 2020年 | – | 0回 |
1-2. エンジェル・シティーFC所属の日本人選手
2023年現在、エンジェル・シティーFCには、遠藤純(えんどう じゅん)選手が所属しています。ポジションはMF、FWです。
遠藤選手は日本女子サッカー代表の中心選手でもありますね。
- 遠藤純 FW/MF(2022年〜)
1-3. エンジェル・シティーFCの本拠地
エンジェル・シティーFCの本拠地はBMOスタジアム。ロサンゼルスFCと同じサッカー場をホームとしています。
アメリカンフットボール|National Football League(NFL)
アメリカで最も盛り上がるスポーツがアメフトです。
NFLの優勝決定戦はスーパーボウルと呼ばれ、アメリカ最高のスポーツ大会として全米から注目を集めます。ハーフタイムに行われるトップ歌手たちによるパフォーマンスも有名です。
ロサンゼルスには、そんなアメフトのチームが2つあるので、順番に紹介しますね。
1. ロサンゼルス・チャージャーズ(Los Angeles Chargers)
(画像出典元:https://www.chargers.com/)
2017年シーズン、実に57年ぶりにサンディエゴからロサンゼルスに本拠地を移したチャージャーズ。これまでスーパーボウルに29度も出場している古豪ですが、まだ優勝経験はありません。
1-1. ロサンゼルス・チャージャーズの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NFL | ソーファイ・スタジアム | 70,240 | 1960年 | 1960年, 2017年 | 0回 |
1-2. ロサンゼルス・チャージャーズ所属の日本人選手
2023年現在までに、チャージャーズに所属した日本人選手はいません。
1-3. ロサンゼルス・チャージャーズの本拠地
チャージャーズの本拠地は、SoFiスタジアム(ソーファイ・スタジアム)。ロサンゼルス国際空港から約5kmに位置しており、アクセスの良さも抜群です。
2020年に新設されたばかりなので施設設備も充実。最高の盛り上がりの中でアメフト観戦を楽しむことができます。
2. ロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)
(画像出典元:https://www.therams.com/)
1936年にクリーヴランド・ラムズとして設立され、1946年にロサンゼルスに移転してきたラムズ。1995年から2015年まで、セントルイスを本拠地としていましたが、2016年にLAに戻ってきました。
1973年から1979年まで7年連続でNFC西地区優勝を果たしている古豪で、2018年にもスーパーボウルに出場しています。(結果は敗退)
クリーヴランド、ロサンゼルス、セントルイスの3都市すべてでNHLチャンピオンを獲得している唯一のチームです。
2-1. ロサンゼルス・ラムズの基本情報
所属リーグ | 本拠地 | 収容人数 | 設立 | LA移転 | 優勝回数 |
NFL | ソーファイ・スタジアム | 70,240 | 1936年 | 1946年, 2016年 | 2回 (*) |
*本拠地がロサンゼルス以外だった頃の2回(1945年、2000年)の優勝は含まない
2-2. ロサンゼルス・ラムズ所属の日本人選手
2023年現在までに、ラムズに所属した日本人選手はいません。
2-3. ロサンゼルス・ラムズの本拠地
ラムズの本拠地も、チャージャーズと同じSoFiスタジアム(ソーファイ・スタジアム)です。
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過去ロサンゼルスに本拠地があったプロスポーツチーム
最後に、これまでロサンゼルスを本拠地として活動していたプロスポーツチームをまとめておきます。
現在は移転、または解散してしまっているチームですが、過去にはこんなスポーツのこんなチームがLAにあったんだという参考になれば。
チーム | 競技 | 所属リーグ | L.A. 所在年 | 優勝 |
ロサンゼルス・シャークス | アイスホッケー | World Hockey Association | 1972 – 1974 | 0回 |
アナハイム・アミーゴス ロサンゼルス・スターズ(*1968年に改名) |
バスケットボール | American Basketball Association | 1967 – 1970 | 0回 |
ロサンゼルス・ウルヴス | サッカー | United Soccer Association North American Soccer League |
1967 – 1968 | 1回 |
ロサンゼルス・トロズ | サッカー | National Professional Soccer League North American Soccer League |
1967 | 0回 |
ロサンゼルス・アズテックス | サッカー | North American Soccer League | 1974 – 1981 | 1回 |
カリフォルニア・サーフ | サッカー | North American Soccer League | 1978 – 1981 | 0回 |
クラブ・デポルティボ・チーヴァス・USA | サッカー | Major League Soccer | 2005 – 2014 | 0回 |
ロサンゼルス・ソル | 女子サッカー | Women’s Professional Soccer | 2009 – 2010 | 0回 |
ロサンゼルス・レイザーズ | フットサル | Major Indoor Soccer League | 1982 – 1989 | 0回 |
L.A.ユナイテッド アナハイム・スプラッシュ(*1994年に改名) |
フットサル | Continental Indoor Soccer League | 1993 – 1997 | 0回 |
ロサンゼルス・ドンズ | アメリカンフットボール | All-America Football Conference | 1946 – 1946 | 0回 |
ロサンゼルス・レイダーズ | アメリカンフットボール | National Football League | 1982 – 1994 | 1回 |
サッカーチームが多いのは、アメリカのサッカー文化が成熟しておらず、新しい団体が出来ては消え、統合し、みたなのを繰り返していたからかな、と思ったりします。
チーヴァスUSAには、もと日本代表DFの加地亮(かじ あきら)選手が2014年に所属していたので、もしかしたら耳にしたことがある人もいるかもしれませんね。
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まとめ:ロサンゼルスにはプロスポーツチームが多い
本記事は以上です。
ロサンゼルスを拠点にするスポーツチームをまとめて紹介しました。
正直、チームが多すぎてまとめるのに苦労しました、、、。笑
でも、それだけロサンゼルスはスポーツが盛んな都市でもあるので、旅行に訪れる際は、ぜひプロスポーツチームの試合観戦で盛り上がってみてください。
おわり。