先日こんなツイートをしました。
案件受注をしたいなら、まずは自分のリソースでやってみる事が大切だと思います
自分のサイトでコードをいじってみる
サムネデザインをしてみる
動画を作ってみる
などこれならいくらでも失敗を繰り返せるので練習には最適です
最終的には実績としても使えますしね
— KSONODA (@KsonodaL) August 7, 2019
今日は、これについて僕の考え方をお伝えしていこうと思います。
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現在はデザインやウェブ制作の仕事を受注できるまでになりましたが、フリーランスなりたて当時の僕は圧倒的にスキル不足でした。
スキル無しの状態から、どの様にしてスキルアップしていったのか。
その過程と、当時から継続している考え方をお伝えします。
スキルアップを段階別で考える
スキルアップするには、練習 → 失敗 → トライ → 学習 →トライのループしかないと思います。
そのループを段階ごとに見ていきましょう。
① ちょっとだけやってみる
何事も、考えているだけでは上手くなりません。
少しでも興味があれば、とりあえず触れてみることがスキルアップへの第一歩です。
- デザインに興味があるなら、Photoshopを開いてみて、簡単なチュートリアルをやってみる。
- ウェブ制作に興味があるなら、まずはフリーのCMSで1ページ作ってみる。
など。
実際にツールに触れることは、参考書や参考動画を見るだけの勉強より何倍も有益です。
参考書などは、実際にツールを利用した上で、疑問解決などに役立てるべきだと思います。
この段階で、「あ。やっぱり違うな。」と感じたら、無駄に続ける必要はないので、もっと自分が情熱を注げる他の何かを探すこともできます。
② 自己リソースで練習する
ちょっとだけやってみて、それに興味があると、「もう少し勉強したい」とか「もっと上手になりたい」とか思うのが人間です。
その気持ちが芽生えたら、自己リソースを持つことをオススメします。
例えば、デザインとウェブ制作に興味があって、もっと勉強してみたいと思えるのならば、サーバーを契約して自分のサイトを作ってみるとかです。
いきなり高スペックなサーバーは必要ありませんし、独自ドメインも不要です。
格安サーバーでOKですし、SSL化も不必要です。
これなら、毎月数百円のコストしかかかりません。
そして、自分がかっこいいな、作ってみたいな、と思ったウェブサイトを、自己リソースで練習してみましょう。
この時点で、全てがスムーズに行くことはほぼあり得ないので、なんども壁にぶつかったり、失敗すると思います。
でも、「もっとスキルを身に付けたい」という気持ちがあれば、情熱を注げるはずですので頑張りましょう。
作業しているのは自分のリソースですので、いくら失敗しても、どんなに思い通りにいかなくても、誰かに指摘されたり、問題になることはありません。
繰り返し練習しましょう。
失敗は成功への近道です。
③ 簡単な案件を格安で受注する
ここまでくれば、必要なツールの使い方や基礎的なテクニックは身についている状態だと思いますので、今度は実績を積み上げていく作業が必要です。
それでも、“スキルが不足している自分に発注してくれる人がいるのだろうか”という不安はあると思います。
僕も、最初はそうでした。
でも大丈夫。
世の中は需要と供給で成り立っています。
ここであなたが必要なのは、実戦経験と実績のはず。
まずは、収入を度外視して、とにかく自分でもできそうと思える案件を受注しましょう。
高スペックデザイナーよりも、格安で受けてくれるデザイナーを探している人は絶対に存在します。
スキルと実績で劣るなら、価格で勝負です。
④ 経験値を単価に変える
ある程度のクライアント実績がつけば、それを自分の作業単価に反映することができます。
「私はこういうものを作った経験があります」と、外部に言えるだけの実績を積んだら、自分が納得できる単価を提示していきましょう。
フリーランスに限らず、会社もですが、経験値こそがその人(企業)の価値です。
⑤ チャレンジングな仕事にトライする
世の中には、キリがないほど、自分よりハイスペックな人が存在します。
スキルアップし、そこに少しでも近づくためには、常にチャレンジングな仕事をやめないことです。
ある程度経験を積んで、単価も少しづつ上がったとは言え、そういう人たちから見れば、あなたはまだまだスキル不足です。
でも、③で述べたとおり、世の中は需要と供給で成り立っています。
「自分がチャレンジできそう」と思える仕事は、価格勝負でどんどんチャレンジしていく姿勢は止めないことが重要です。
最初の①②のステップで、先に進みたいと思えたのであれば、そのあとは、③〜⑤を、少しずつ高いレベルに引き上げながらチャレンジしていけば、どんどんスキルアップが図れるはずです。
あるレベルで「もっと練習が必要だ」と感じたら、迷わず②の選択肢を選び、自己リソースで練習することも可能です。
一度成功体験をすると、②の自己リソースを活用した練習も、その先の効果を予測することができると思います。
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案件受注にはクラウドソーシングを活用しよう
「案件を受注するって言われても、コネクションなんて無いし」
そんな心配はいりません。
僕も横のつながりゼロから、現在まで至ります。
昨今はクラウドソーシングの存在も認知され、利用者も増えてきているので、まずは登録してみましょう。
有名どころでは、ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなどです。
まとめ:スキルアップには量をこなすこと
まとめとして、スキルアップには量をこなすことが必須です。
今日ご紹介したやり方は、ある意味RPGゲームに似ていて、経験値がある程度たまるとレベルアップするような感覚です。
同じレベル10でも、Lv.9からLv.10になりたての時と、もう少しでLv.11になりそうな時では、経験値のたまり具合に差があります。
レベル10の前半は、自分ができると感じる案件で経験値を貯め、後半はレベル11相当の仕事に少しずつチャレンジしながら、大きく経験値を伸ばしていく、
みたいな考え方をイメージすると、フリーランスとしての自己スキルアップにも役立てることができるんじゃないかなと思います。
僕もまだまだ上を目指さなければなりません。
これからフリーランスになるぞ!という方も、もっと大きい仕事を取りたいぞ!という方も、一緒に頑張りましょう。
それでは。