完全無料!授業料0円のプログラミング教室特集はこちら

アメリカ留学に必要な学生ビザの取り方【F1ビザ申請の流れ】

アメリカ留学に必要な学生ビザの取り方【F1ビザ申請の流れ】

アメリカに留学したいな
学生ビザの申請って自分でもできるのかな?
はじめてだし、不安だし、誰か取得方法を教えてくれないかな?

 

上記のお悩みを解決するために、本記事ではアメリカ留学をしたいという方向けに学生ビザ(F1 VISA)の取得方法を解説します。

難しそうな学生ビザの申請ですが、実は手順をしっかりしておくと自分でも可能です。

世の中にはビザ代行サービスなどもありますが費用もけっこう高めですし、自分でもできるのに無駄なお金を払うのは正直もったいないです。

その分を航空券や留学先で遊ぶお金に回した方が断然有意義なお金の使い道だと思うので、無駄な出費は抑えて少しでも節約しつつ留学生活を楽しみましょう。

本記事では、留学先から取り寄せる書類とアメリカ大使館(領事館)の面接に必要な書類の準備方法、大使館でのビザ面接の流れまでをまとめて解説しています。

これから学生ビザを取りたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

 

 

ビザが要らない場合もありますよ

留学の内容によっては学生ビザなしで可能な場合もあるので、詳しい条件などは下記の記事でご確認ください。

 

【アメリカ留学】学生ビザの解説記事

スポンサードサーチ

 

アメリカ留学|学生ビザ申請の流れ

アメリカ留学|学生ビザ申請の流れ

学生ビザ(F1 VISA)を申請するときの流れは大きく分けて下記2ステップです。

 

1. 留学先の学校から入学許可証(I-20)を発行してもらう
2. 必要書類をアメリカ大使館(または領事館)に提出し面接する

 

アメリカ留学向けのビザ申請サポートなどをしている会社もありますが、基本的には個人でできる作業です。

僕の見解ですが、学生ビザ(F1 VISA)の申請は他のビザと比較しても簡単な方なので、これくらい自分でできないと留学生活を始めても、アパート、携帯、銀行など、いろんな手続きでかなり苦労すると思います。

 

留学先の学校から入学許可証(I-20)を発行してもらう

通学する学校を決めて入学手続きを行います。

学校に問い合わせをして必要な書類の提出と入学費用を支払い、入学許可証(I-20:アイ トゥエンティーと読みます)を発行してもらいます。

入学手続きが完了するとアメリカの学校からI-20が発送されてくるので大切に保管しましょう。

VISAの面接時だけでなくアメリカの入国審査、一時帰国などアメリカ国内から出て再入国する時など、学生ビザ滞在中はI-20が何かと必要になります。

 

I-20の発行に必要な書類

I-20の発行に必要な書類。費用は下記の通り。

・パスポート(学校の卒業予定日 + 6ヶ月の有効期限 ※理由は後述)
・SEVIS費(学生ビザの場合は$350 ※支払い方法は後述)
・英文銀行残高証明書(無くても良い学校もあり ※ビザ申請補足書類としても利用可 後述)

 

面接に必要な書類を準備する

受け入れ先の学校からI-20を待っている間に、アメリカ大使館の面接に必要な書類を準備しておくと、I-20到着後すぐに面接にいくことができます。

前もって準備しておきたい書類は下記の通り。

・パスポート(*必須)
・ビザ用の証明写真(*必須)
・ビザ申請書類(DS-160)(*必須)
・ビザ面接予約確認書(*必須)
・SEVIS費の支払い証明(*必須)

・銀行の残高証明(補足書類)
・最終学歴を証明できる書類(補足書類)
・帰国の意思を示す文面(補足書類)

 

以上の書類を事前に準備しておくと、I-20が届いてからすぐに面接に行くことができます。

(上記の書類に加えて、I-20は面接に持参必須です。)

 

ちなみに学校登録日までの期間が1ヶ月を切ってもI-20が届いていない場合に限り、I-20なしで面接を受けることも可能でして、その場合は、I-20が届き次第、面接を受ける大使館(領事館)に後日郵送でも問題ありません。

 

米国大使館・各領事館の郵送先はこちら

米国大使館 領事部
〒107-8420 東京都港区赤坂1-10-5 米国大使館非移民ビザ課

大阪・神戸米国総領事館 領事部
〒530-8543 大阪市北区西天満2-11-5 大阪・神戸総領事館ビザ課

福岡米国領事館 領事部
〒810-0052 福岡市中央区大濠 2-5-26

札幌米国総領事館 領事部
〒064-0821 札幌市中央区北1条西28丁目

沖縄米国総領事館 領事部
〒901-2101 沖縄県浦添市当山2-1-1

 

【必須書類①】パスポート(有効なもの + 過去10年間で発行したもの全て)

まず必要なものがパスポートです。

入学許可証(I-20)発行の際にすでに準備しているはずですが、それに加えて過去10年間に発行したパスポートがあれば、全て提出しなくてはなりません。

過去にアメリカへの渡航歴がなくても古いパスポートの提出は必須なので、全て手元に揃えておきましょう。

 

パスポートの有効期限に注意
ビザ申請に必要なパスポートの有効期限は学校が終わる日付けプラス6ヶ月です。

2021/04/01〜2022/03/30の1年間留学する場合は、パスポートの有効期限が2022/09/30までなくてはいけません。

 

【必須書類②】ビザ用の証明写真

ビザ申請には証明写真が1枚必要です。規定は下記の通り。

・5×5cm
・背景は白
・6ヶ月以内に撮影したもの
・カラー写真

 

証明写真スタンドなどで撮影すると、デフォルトの背景色が青になっている場合があるので気をつけましょう。

また、DS-160をオンラインで申請するときにデジタルデータも必要なります。

今はデジタルデータをメールしてくれるフォトスタンドもありますが、できたら写真スタジオで撮影してもらった方が安心です。

ビザの面接用に提出するとき
面接に持参するときはDS-160の確認用ページ左上にテープまたはクリップで留めます。顔の部分にテープがかぶらないように注意です。

 

【必須書類③】ビザ申請書類(DS-160)

DS-160の申請はオンラインで手続き可能です。

入力箇所が多く意外と時間がかかりますし、間違いなどがないように確認しながら進めると1時間以上は確実にかかります。

手続き方法は在日米国大使館・領事館のオフィシャルサイトの「DS-160オンライン申請書の作成ページ」で解説されているのでこちらをご覧ください。

入力に結構時間がかかるDS-160ですが、途中で一時中断して保存、再開もできるので焦らず慎重に進めましょう。

 

【必須書類④】ビザ面接予約確認書

DS-160の申請を終えて、大使館(領事館)のビザ面接の予約を行うと確認画面が表示されます。

それを印刷しておきましょう。

 

【必須書類⑤】SEVIS費の支払い証明

SEVIS(Student and Exchange Visitors Information System)とは、留学生や交換渡航者を管理するアメリカ移民局のシステムのことでして、留学生はこのシステムに登録しなければなりません。

登録には費用(学生ビザの場合は$350)が発生し、ビザの面接時には支払済であることを示す「I-901 SEVIS費確認書」を提出しなければなりません。

なお、I-20の発行にもSEVIS費用の支払いが必要ですので、その時に支払い証明も印刷しておくといいと思います。

 

SEVISの支払いはこちらから

 

【補足書類 A】銀行の残高証明

英文の残高証明書は留学中の経済力があることを証明するために有効な書類です。

I-20発行の時点で必要な場合もあります。

どの銀行でも英文の残高証明を発行してもらえるはずなので、自分が利用している銀行に問い合わせをして発行してもらいましょう。

なお、残高証明はビザの面接日時から遡って3ヶ月以内のものでなければいけません。できれば最新月のものを用意することをおすすめします。

英文残高証明の発行には手数料がかかる場合もあります。

 

【補足書類 B】最終学歴を証明できる書類

日本で大学や短大を卒業しているなら、単位を取得したことが証明できる書類が必要です。

大学在学中に1年間休学して留学する場合は、大学の在籍証明等があれば用意しておくと良いと思います。

僕は大学の学生センターで英文の学歴証明書を発行してもらいましたので、自分の通っていた大学、高校などに問い合わせてみましょう。

 

【補足書類 C】帰国の意思を示す文面

留学終了後に日本へ帰国の意思を示すレターも用意しておくといい補足書類のひとつ。

学生ビザの所有者は非移民に分類されるので、アメリカに永住しないという意思を示す書類になります。

 

どうやって書くの?

帰国の意思を示す書類の書き方にルールはありません。

自分の言葉(英語)で「私は留学が終了したら日本へ帰国します」という意思を書いて、直筆のサインをすればOKです。

 

書類のまとめ方

必要書類が全て揃ったら、下記の順番でクリアファイルに入れて面接時に持参します。

1. パスポート(写真のページを開いて入れる)
2. DS-160 確認ページ(証明写真を左上に留めて、1枚目のみを入れる)
3. その他の書類(順不同、I-20を一番上に、あとは記事で紹介した順に入れればOK)
4. 面接予約確認書(ファイルをひっくり返せば面面が見えるように裏返して入れる)

 

 アメリカ大使館で面接をする【手順は解説しません】

必要書類を揃えて、ビザの面接予約も済ませたらあとはアメリカ大使館に出向くだけです。

当日の流れはアメリカ大使館・領事館が公式動画を出してくれているので、こちらをご確認ください。

ということで、僕から解説することはありません。

 

これだけ見とけば完璧

 

当日の流れは、まさにこのビデオの通りです。

ちなみに僕はビザ面接を3度経験していますが、最初の2回はこんなに便利じゃありませんでした…。これから取得する人は手続きがいろいろ楽になっていてラッキーだと思います。

 

スポンサードサーチ

 

見といた方がいいサイトまとめ

まとめ

アメリカ留学用の学生ビザ申請手続きの解説は以上になります。

本記事で解説した手順を踏めば、学生ビザの申請は自分でも可能なので、余裕を持って落ち着いてひとつずつ進めていきましょう。

 

最後に、準備をする時に目を通しておいた方が良いサイトをまとめましたので、こちらも合わせてご確認いただくことをおすすめします。

 

学生ビザの申請準備に役立つサイト(アメリカ政府公式です)

> 在日米国大使館・領事館 非移民ビザ申請方法
> 在日米国大使館・領事館 DS-160オンライン申請書の作成
> 在日米国大使館・領事館 申請書類の準備 (チェックリスト)
> 在日米国大使館・領事館 SEVIS費用について
> 米国ビザサービス 米国ビザ申請 学生ビザ

 

また、ビザの申請方法で何かお困りのことがあればTwitterのダイレクトメッセージでご相談ください。

僕でも力になれることがあるかもしれませんので。

 

アラサー男子 in L.A.のツイッター @KsonodaL

 

おわり。