読者が思わずポチってしまうような魅力的な文章が書きたい。
誰か、売れる文章を書くためのコツを教えてくれないかな。
こんなお悩みを解決する記事です。
稼ぐことばかりを考えていると、ブログは失敗する。
ブログは読者を思って有益な情報を発信し続けるべきだ。
こんなことを耳にしませんか?
確かにその通りなのですが、ブログで稼ぎたいのであれば、これは“キレイごと”に過ぎません。
趣味でブログをやるなら収益化は考えなくても大丈夫ですが、ブログで独立したいならキレイごとだけで飯は食えません。
ブログに限らず、ネットビジネスで飯を食っていきたいなら、モノを売るための文章スキルは必須です。
そのために必要なのがセールスライティングの知識。
セールスライティングのテクニックを身につければ、ブログでモノが売れるようになります。
- セールスライティングの基礎がわかる
- セールスライティングの効果がわかる
- 文章を書くだけで、稼げるようになる
こんな感じで、文章で稼げる仕組みが理解でき、ネットがおカネの成る木に変わり、場所を選ばず稼ぐ能力が身につきます。
僕はブログで生活しています
たぶんですが、見ず知らずのブロガーである僕がいきなり「文章を書くだけで稼げる」と言ってたところで、胡散臭さは消えないと思います。
ですが、僕は文章を書いて稼いでいるので、これは事実です。
これで信用してもらえるかは分かりませんが、僕の経歴を簡単に載せておきますね。
僕の経歴
アラサー男子 in L.A.
SEO歴:3年
Google検索1位:10記事ほど
ブログ収益:6桁
ブログを書いて生活しています
ブログを始めたころは、セールスライティングのスキルがなかったので、アフィリエイト記事を書いても、まったくモノが売れませんでした。
しかし、セールスライティングを勉強しはじめてからポツポツと稼げるようになり、今では毎日安定的に収益が発生しています。
でも、こんなのウソでも書けるじゃん。
こう思ったあなた。確かにその通りです。
とりあえず、今の僕にできることは「騙されたと思って読んでみてください」とお願いすることくらいです。
なので、まだ信用してもらえなくても全然OK。とりあえず読み進めてみてください。
かなり長い記事ですが、あなたの時間を無駄にはしませんので。
ひとつだけお願い
本題に入る前に、ひとつだけお願いです。
この記事には、僕のセールスライティングスキルを包み隠さず盛り込みました。
ブログで稼ぎたい人にとって有益な情報だと自負できるので、よければSNSでシェアしてください。
ただし、今すぐにシェアは不要。
記事を最後まで読んで、“役に立った”と実感できたらでOKです。
よろしくお願いします。
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本記事のもくじ
【人生激変】セールスライティングのコツを掴んだ日
ブログの記事の中にひとつのリンクを設置した日から、僕の人生は劇的に変わりました。
やったことと言えば、記事の中に、たったひとつのアフィリエイトリンクを入れただけです。
たったこれだけのことで、それまで1円も稼げてなかった記事が1日200円稼ぐ記事に激変しました。
たしかに「1日200円」だと、大した金額には聞こえませんが、1ヶ月で6,000円です。
「自分は何もしていないのに、永続的に毎月6,000円も稼げるのか!!」
そう思った僕は、セールスライティングの勉強をはじめました。
そして、身につけたテクニックを他の記事に横展開し、1日200円稼げる記事を増やしていきました。
どんなリンクを貼ったの?
ある記事の冒頭に上記のリンクを貼っただけ。
たった、これだけです。
本当にこれだけで、嘘偽りなく人生が変わりました。
セールスライティングで稼ぐとは
“セールスライティングを駆使してネットで稼ぐ”とは、言い換えれば、上記のような小さなリンク集客の積み重ねです。
百ある記事のうち1つだけが毎月10万円を生み出すのではなく、5,000円を生み出す記事が20個集まって10万円を稼ぎます。
ネットで稼ぐには、この小さな収益を横展開する意識がとても大切です。
僕がセールスライティングを学んだ本
たったひとつのリンクがきっかけで、セールスライティングの可能性を感じた僕は、関連書籍を読み漁りました。
とりあえず、Amazonで売っている“セールスライティング”のタイトルがついた本はほとんど全て読破したと思いますが、その中でイチバン勉強になった一冊を紹介しておきます。
ポチらせる文章術:大橋一慶
これからセールスライティングを学びたい人が手に取って損なしの超良書です。
僕は、この一冊を何度も繰り返して読みました。
> 関連記事:【ブログ記事の書き方が学べる】おすすめの本を5冊紹介します
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セールスライティングとは【売れる文章を書く方法】
さて、前置きが長くなりましたが、本題はここからです。
これから先の内容を読むことで、下記のことについて理解できるようになります。
本題のもくじ
- セールスライティングの基礎知識
- セールスライティングが正義である理由
- セールスライティングの事例
- セールスライティングの「型」
- セールスライティングの流れ
- セールスライティングのテクニック
1. セールスライティングの基礎知識
まずは簡単にセールスライティングの基礎知識を解説します。下記の通り。
- セールスライティングとは:商品を売るための文章スキル
- メリット:何でも売れるようになる
- デメリット:胡散臭い商法と間違えられることがある
セールスライティングとは|「売ることが正義」に基づいた文章
- セールス = 販売
- ライティング = 文章を書くこと
このふたつを組み合わせたのがセールスライティングです。
つまり、セールスライティングとはモノを売るための文章。
世の中には、スラスラ読める文章や読んでいて心地の良い文章がありますが、そこでモノが売れなければセールスライティングとは呼べません。
セールスライティングを学ぶからには、“売ることこそ正義”という意識は忘れないでください。
セールスライティング|メリット・デメリット
決して大袈裟ではなく、セールスライティングのスキルを極めれば“何でも売れる”ようになります。
これが最大のメリットです。
セールスライティングを学ぶと、お金に直結するスキルが身につきます。
いっぽう、デメリットは胡散臭さが拭きれないことくらいですかね。
というのも、怪しい情報商材などを販売している企業もランディングページにセールスライティングの手法を盛り込んでいるからでして、「こんな怪しいセミナー、誰も申し込まないでしょ…」と思うようなランディングページが、今でも多数存在しています。
胡散臭い?情報商材取り扱いページ
上記は、Googleで [情報商材]
を画像検索した結果です。
これを胡散臭いと感じるかは人それぞれだと思いますが、個人的には「信用できないな…」と思うような内容ばかりです。
画像には一応ボカシを入れているので、気になる人はググってみてください。
では、なぜ、このような胡散臭いネットビジネスがなくならないのでしょうか?
胡散臭いページがなくなれば、セールスライティングがもっと信頼されるのに、、、
ちょっとだけ考えてみてください。
胡散臭い情報商材ページがなくならない理由
答え:そのページで、確実にモノが売れるから
言い換えれば、セールスライティングはそれほど強力なテクニックということです。
【補足】コピーライティングとの違い
稀に、こんな感じで混同されることがあります。
結論から言って、セールスライティングとコピーライティングはまったくの別物です。
- セールスライティング:刈り取り型(Pull型)のテクニック
- コピーライティング:需要喚起(Push型)のテクニック
コピーライティングはテレビCMなどに多用されるテクニックでして、人々の需要に働きかけるときに使われます。
コピーライティングの例
- 【そうだ京都、行こう】JR東海
- 【お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで】マスターカード
- 【I’m lovin it】マクドナルド
キャッチーで頭に残りやすいフレーズを駆使して、消費者の意識にブランドを植え付けるのがコピーライティングです。
企業側から消費者にイメージを押し出すので、Push型の広告と呼ばれたりします。
余談:僕が大好きなコピーライティングは「一目で義理とわかるチョコ(ブラックサンダー)」です。
いっぽう、セールスライティングは、すでにニーズのある消費者を確実に売り上げにつなげるためのテクニックです。
コピーライティングのように一方的にイメージを押し出すのではなく、ニーズを着実に刈り取る手法なのでPull型の広告と呼ばれたりします。
コピーライティングのように、一文で読者の注目を集めるセンスは必要ありません。
読者が必要としている情報を、適切な箇所に、適切な形で設置してあげるだけでも効果があるのがセールスライティングです。
2. セールスライティングが正義である理由
僕がセールスライティングが正義だと考えるには理由があります。
僕が考えるセールスライティングが正義な理由
- たった1箇所の修正がおカネを生む
- 文章だけじゃなく、トークでも応用可能
- ビジネス規模は関係ない(フリーランスでも使えるスキル)
こんな感じ。
たった1箇所の修正がおカネを生む
セールスライティングでは、たった1箇所の修正を加えるだけで劇的に変化します。
経験談でお伝えした通り、僕はある記事の中にたったひとつのリンクを加えたことで、収益0円だった記事が毎日200円を稼ぐ記事に変わりました。
ただし、やみくもに設置するだけでは効果は出づらいです。
どこに設置したらいいのか(記事の最初、途中、最後)、どうやって設置したらいいのか(バナー、テキスト、ボタン)を見極めるために修正を繰り返す必要があります。
僕はABテストを実施しました
ABテストとは、特定の箇所を複数パターンで表示して、成果が高い方法を導き出すウェブマーケティングの手法です。
上記の記事では、最終的にテキストリンクにたどり着きましたが、僕はこのリンクを設置してからABテストを繰り返しました。
クリック率はというと、バナーが0.5%以下だったのに対し、テキストリンクは0.8%ほどでした。
セールスライティングでは、このような小さな変化が数倍の売り上げの違いにつながります。
- PV:10,000 × クリック率:0.5% × 単価:200円 = 成果:10,000円
- PV:10,000 × クリック率:0.8% × 単価:200円 = 成果:16,000円
上記のイメージです。
ブログなどのネットメディアを使って稼ぐために、ここは割と重要なので、頭の片隅に入れておいてください。
> 参考記事:【SEO上級編】PV×CTR×CVRを理解しよう【稼ぐブログを考える】
文章だけじゃなく、トークでも応用可能
セールスライティングのスキルは、文章だけじゃなくトークにも応用できます。
後ほど、セールスライティングの「型」の部分で詳しく解説しますが、このフォーマットを覚えておけば、文章を書くのが苦手な人でもセールストークで稼げるようになります。
ビジネス規模は関係ない(フリーランスでも使えるスキル)
セールスライティングを覚えれば、ビジネスの規模は関係なく稼げるようなります。
僕もいくつかの記事で、Googleの検索トップを獲得していますが、2番目以降にはferretなどの超大手ウェブメディアが掲載されてたりします。
個人ブロガーが、ferretみたいな大企業に太刀打ちするのは厳しいですが、セールスライティングのスキルさえあれば十分戦っていけます。
証拠:検索1位を獲得した記事
最近、またPV数がいっきに跳ねたなーと思っていたら、、、😌
”ていねいにコツコツと”
を繰り返していると良いことあるものですね。#ブログ初心者 でも #ロングテール を狙えば検索上位獲得は可能ですよ☺️#ブログ書け pic.twitter.com/YAqr97UfF5
— アラサー男子@ブロガー|ロサンゼルス在住 (@KsonodaL) March 3, 2021
この記事以外にも、6つほど検索1位を取っています。
3. セールスライティングの事例
セールスライティングは胡散臭いと思われがちですが、大手企業もランディングページを作るときには、そのノウハウを使っています。
どんなテクニックを駆使してLPがデザインされているかを、現段階で見極めるのは難しいと思います。
ところが、セールスライティングを学んだ後に見返すと、その原理原則を理解できるはずなので、本記事を読み終えた段階で、リンク先のページに掲載されているLPをいくつか見てみてください。
「あ、ここってこのテクニックが使われているのか。」
という気づきがあるはずです。
4. セールスライティングの「型」
ここからは、少し具体的なテクニックの解説です。
まずは、セールスライティングの基本的な型を覚えましょう。
セールスライティングで使われる「型」
- AIDMA:定番の型
- AIDCAS:プラス欲求に働きかける
- PASONA:マイナス欲求に働きかける
ここで重要なのは、読者は論理よりも感情で動くを理解することです。
3つの型に当てはめつつ、読者の感情に訴えかければセールスライティングの型はほぼ完成です。
AIDMA:定番の型
AIDMA(アイドマ)の法則を使って、読者を誘導する流れは上記の図の通り。
- Attention(注意):商品を知ってもらう
- Interest(関心):興味を持ってもらう
- Desire(欲求):商品を欲しいと思ってもらう
- Memory(記憶):覚えてもらう
- Action(行動):実際に購入してもらう
この5つのステップで、読者を商品購入まで導く方法です。
AIDCAS:プラス欲求に働きかける
AIDCAS(アイドカス)の法則を使って、読者を誘導する流れは上記の図の通り。
- Attention(注意):商品を知ってもらう
- Interest(関心):興味を持ってもらう
- Desire(欲求):商品を欲しいと思ってもらう
- Conviction(確信):覚えてもらう
- Action(行動):実際に購入してもらう
- Satisfaction(満足):満足してもらう
この6つのステップを通して、読者の不安を取り除きつつ、プラス欲求に訴求する方法です。
PASONA:マイナス欲求に働きかける
PASONA(パソナ)の法則を使って、読者を誘導する流れは上記の図の通り。
- Problem(問題提起):読者が抱える問題を提起してあげる
- Agitation(指摘):問題を指摘してあげる
- Solution(解決):解決策を提示してあげる
- NarrowDown(絞り込み):今やるべきことを提示してあげる
- Action(行動):実際に購入してもらう
こんな感じで、読者が抱えている問題を明確にし、その問題解決につながる対処法を教えてあげる方法です。
「このままじゃヤバイ…今すぐ行動しなきゃ」というような読者のマイナス感情を煽り立てるのが特徴。
読者を動かすには2つの手段しかない
先ほどもお伝えした通り、読者を動かすには2つの方法しか存在しません。
- 気持ちよくさせる
- 痛みを避けさせる
この2つのアプローチしか存在しないので、その記事の読者がどんな性質を持っていて、どのように働きかけたら行動に移してくれるかを想像しながら「型」を選ぶことが大切です。
5. セールスライティングの流れ
3つの「型」を使いつつ、上手にセールスライティングで文章が書けても、それ単体では機能しません。
セールスライティングを最大限活用するためには、その前の準備も大切です。
セールスライティングを最大限活かす流れ
- アクセスを集める
- セールスライティングで読者を誘導する
あたりまえですが、セールスライティングを駆使して上手なページが作れても、そこにアクセスがなければ機能しません。
なので、まずは“集客の窓口”を用意しましょう。
この部分は、少しだけWEBマーケティングのスキルが必要です。
集客の窓口を用意する
WEBマーケティングのスキルを使って集客する方法は下記の通り。
- SEO:Googleで検索上位を狙う
- SNS:Twitterなどで拡散する
- PPC:リスティング広告
- リストマーケティング:メルマガ、LINE@など
- ツーステップマーケティング:2段階で宣伝
ひとつひとつを解説してると無限に時間がかかるので割愛です。
WEBマーケティングの種類や詳しい解説は下記の記事で解説しています。
> 参考記事:【徹底解説】WEBマーケティングとは 〜 ウェブ広告の種類〜
6. セールスライティングのテクニック
たぶんですが、この章が本記事で一番有益です。
僕がブログで使っているセールスライティングのテクニックを包み隠さず解説します。
僕が実践しているセールスライティングのテクニック12個
- 「無料」を多用
- 読者の背中を押す
- 期限を作る
- 判断軸の変更
- 適切なリンク設定
- 手順は初心者向けに細かく解説
- デメリットも書く
- まとめで押しきる
- 主張+経験談で未来を売る
- 「失敗しない」を多用
- ゴリゴリ売ろうとしない
- ここから先は独学しよう
1. 「無料」を多用
読者が間違いなく反応してしまうキーワードがあります。それは、“無料”です。
セールスライティングでは、とにかく”無料”というキーワードが最強です。
世の中にも無料を押し出したマーケティングは存在していますが、ウェブマーケティングの世界でも同じです。
例)無料を押し出したマーケティング
- デパ地下の試食コーナー
- ジムの無料体験コース
- レッドブルの街中サンプル
デパ地下でサイコロステーキとかの試食コーナーがあると、ついつい食べちゃわないですか?
このように無料で配布を繰り返していくと「今夜の晩ご飯はこれにしようかな…」という主婦が出てきます。
そうなったら勝ちでして、その時点でその人の選択肢から競争相手を排除することができます。
サイコロステーキ、ハンバーグ、餃子、オムライス、、、などなど。
数ある献立のメニューの中から、サイコロステーキを試食をしたことで、比較検討せずにチョイスされるという構図です。
セールスライティングで“無料”を使うコツ
セールスライティングで”無料”というキーワードを使うときは、マイクロコピーを意識すると効果が出やすくなります。
下の2文をご覧ください。
- 資料を無料でダウンロードする
- 無料で資料をダウンロードする
この2つで、効果が高いのはどちらだと思いますか?
正解は“無料で資料をダウンロードする”です。
違いは、“無料”が先頭についているか、文の途中に埋もれているか、だけですが、これだけでクリック率には雲泥の差が出ます。
これをマイクロコピーといいますが、セールスライティングでは、このような細かなテクニックにも注目しましょう。
読者が思わず反応してしまうキーワードは、常に文章の先頭に持ってくることで効果を発揮します。
2. 読者の背中を押す
セールスライティングでは、とにかく読者の背中を押しましょう。
- 読者の背中をガンガン押す
- 行動しないと損だと思わせる
- いつやるか。答えは常に“今”
この意識でライティングするだけで、その記事を読んだ人の行動率が変わります。
このブログではアメリカ留学に関する記事も書いていますが、そこでは、基本的に”読者の背中を押すこと”を意識して書いています。
気になる人は、留学系の記事を読んでみてください。
3. 期限を作る
基本的に、人間はみんな怠け者です…。
明日できることは、明日に回しちゃう人がほとんどなので、セールスライティングでは期限を意識しましょう。
参考:キャンペーン価格、今だけ割引…など
≫商品のお申し込みはコチラ(※20名様限定で50%オフ!!)
こんな感じで、期限や数量を限定してお得感を出すと、読者がその場で行動するような誘導が可能です。
4. 判断軸の変更
実は、この記事の冒頭でこのテクニックを使っていました。
本記事の冒頭部分
ブログを書くとき、僕は基本的には読者に読んでもらえないことを前提に書いています。
読んでもらえても流し読み程度で、熟読はしてもらえないだろうというマインドです。
ですが、冒頭に”読んだ後に、この記事が役に立ったと思ったらシェアしてください”と書くことで、読者のマインドを「読む of 読まない」から「シェアしてやろうか or シェアしてやるもんか」に、意図的に移行させています。
このように「買う? or 買わない?」という判断軸から「Aを買う? or Bを買う?」に移行させることができれば、成約率は大幅にアップします。
判断軸移行のテクニックが使える場所
この記事では冒頭に使いましたが、読者の判断軸を移行させることができる場所は他にもあります。
比較検証です。
おすすめのサービスを紹介するなら、つねに2つ以上のオプションを提示してあげることで、読者のマインドを「買う? or 買わない?」から「Aを買う? or Bを買う?」に移行しやすくなります。
5. 適切なリンク設定
これは今すぐできる簡単なテクニックです。
インターネットの世界において、リンクは青と決まっています。
たまに、全体のサイトイメージに合わせてリンクをカラフルにしているウェブサイトやブログを見かけますが、ぶっちゃけ逆効果です。
リンクを青にするだけでクリック率は大きく上昇します。
バナーを貼る場合
テキストリンクじゃなくてバナーを貼りたい場合は、バナーの下にテキストリンクも貼りましょう。
これだけでも、バナー単体と比べてクリック率が向上します。
6. 手順は初心者向けに細かく解説
こちらは、僕がブログの始め方などを解説している記事で多用するテクニックです。
セールスライターの仕事は、読者の不安を取り除くことです。
つねに意識すべきことは、読者は知識ゼロの完全超初心者だと思うことです。
知識がゼロベースの人は、聞いても理解できない複雑な説明ではなく、その場の感情で意思決定しているので、簡単なステップでもめちゃくちゃ詳しく解説してあげましょう。
手順をわかりやすく記載することで、読者の不安は取り除かれていきます。
僕はブログ内で手順解説をするときに、必ずスクリーンショットを使って画像付きで解説するようにしています。
7. デメリットも書く
ある商品を売ろうとすると、いいところばかりを押し出しがちです。
しかし、実は、デメリットはメリットよりも重要だったりします。
デメリットが重要な理由
読者は感情で意思決定するから
読者の心理としては、デメリットを受け入れられるかどうかが、最終的な決め手になったりします。
一般的に、悩みの解決策を探している人にとって、メリットはイメージしやすいです。
しかし、デメリットはイメージしにくいので、そこをしっかり明記してあげて、読者が納得したうえで行動してもらえるようにサポートしましょう。
iPhone12が欲しい人
- 自分でiPhone12のスペックを調べる
- iPhone12の良いところはなんとなくわかっている
- デメリットは思いつかないので、Amazonレビューとかを見る
- レビューでネガティブ意見に目を通す
- そのデメリットを受け入れられるかどうかを判断する
- デメリットを受け入れたうえで、iPhone12を購入する
読者は、こんなイメージで意思決定のステップを踏むことが多いので、判断軸としてデメリットを記載することが大切になってきます。
ある意味で判断軸の変更につながるとも言えますね。
8. まとめで押しきる
セールスライティングでは、文末がめちゃくちゃ重要です。
なぜなら、文章を最後まで読んでくれた人は、その時点で行動する可能性が高い人だからです。
文章に魅力を感じないと、その時点で離脱してしまうのがウェブコンテンツの特徴です。
にもかかわらず、最後まで読み切ってくれた人というのは、それだけで文章そのものには一定の満足感を得ています。
気持ちが前向きになっている人に対して、「読んでくれてありがとう。それじゃあ、サヨナラ〜」ではもったいないので、文末のまとめには最大限の配慮をしましょう。
コンテンツの中で紹介&文末でもう一回プッシュ
僕のアフィリエイト記事は、こんな感じで記事の最後に繰り返しアフィリエイトリンクを貼っているものが多いです。
行動を起こしやすい読者を取りこぼさないために、確実にクロージングする意識を持つだけで成約率は上がります。
9. 主張+経験談で未来を売る
人間は、同調や同感を求める動物です。
自分の意見が正しいのかを知りたくて、他の人に意見を求めます。
セールスライティングでは、このような欲求を満たすために自分の意見や体験談を持ち込むことで、読者の不安を解消することができます。
例)主張+体験談を使う
読者:留学したい人
僕の手法:その人に明るい未来を売る
僕はアメリカ留学をおすすめする記事の中で、英語の発音がよくなるとか、英語のボキャブラリーが増えるとかいうようなポイントは一切言及していません。
留学したい人に売っているのは、その先にある未来のみです。
10年前、アメリカ留学をしたことがきっかけで今の僕があります。
なので、記事の中では、自分の体験談と留学してよかったこと、それによって存在している現在の僕を中心に話を展開しています。
例えば、[英語 勉強法]
というキーワードを狙ってセールスライティングするなら、“英語が喋れることで変わる、未来の人生”を売りましょう。
読者が求めているのは、ネイティブっぽい「R」の発音ではなく、世界中の人と会話でき、視野が広がった未来の自分です。
> 参考記事:読まれるブログにするためのテクニックを公開します【メリットとベネフィット】
10. 「失敗しない」を多用
❎ 成功するためのダイエット
⭕️ 失敗しないためのダイエット
上記の通りでして、同じ内容の文章でも「失敗」という言葉を使うことで、読者は無条件に反応しやすくなります。
人間は心理的に失敗を避けたいと思う動物です。
「絶対に成功する」ことを伝えたければ、タイトルなどには「絶対に失敗しない」を使いましょう。
たったこれだけです。
11. ゴリゴリ売ろうとしない
最後の行動を決めるのは読者です。
セールスライターがゴリ押ししてはいけません。
大切なのは、読者に決めてもらうことであり、商品は意思決定の場所に置いておくだけです。
「最後に決めるのはあなたです。未来を変えたければ行動しましょう。」
このくらいの感覚で、無理やり売ろうとせず、必要な箇所に商品のリンクを設置しておくだけ。
選択肢を与えるためのライティングテクニック
- これがオススメです。→売れません
- これがオススメです。理由は〇〇。→普通
- これがオススメです。理由は〇〇。他社だとこんなのもあります。→売れる
そっと商品を置きつつ、読者にいくつかの選択肢を与えてあげることで、行動を引き出すことが可能です。
過度な売り込みは禁止。売ろうとしないと売れます。
12. ここから先は独学しよう
何事も自分で行動しないと成長できません。
小中学生のときに、よく「自習は大事」と言う先生がいましたよね?
その通りで、授業を聞いているだけで成績がアップするのは天才だけです。
それは大人になっても同じで、自分で行動しようという姿勢がない人には、何を言っても馬の耳に念仏状態なので、行動意欲のある人にだけメッセージを伝えましょう。
「週5日、残業なしで働いて、気楽に生きていければ良いや」と思っている人に向けてライティングしても響かないので、「週5日、サラリーマンしてるけど、このままでいいのかな」と将来を考えている人に向けてライティングしましょう。
そういう人が最後に求めているのは、誰かからの後押しだったりします。
要はターゲットの設定を間違えず、的確に背中を押してあげればOKです。
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セールスライティング学習方法とその後
長くなりましたが、最後にセールスライティングを学ぶためのおすすめ方法を紹介して終わりにします。
ついでに、セールスライティングを学ぶと、どうなるかも軽く解説です。
結論から言って、セールスライティングのスキルを身につけるには、①インプット、②アウトプットの繰り返ししかありません。
おすすめのインプット方法
①本で知識を身につける
②スクールに通う
おすすめのアウトプット方法
①オウンドメディアで記事を書く
②クラウドソーシングで受注する
セールスライティング学習方法|インプット
おすすめのインプット方法は、①本で学ぶか、②スクールに通うです。
①本で学ぶ:おすすめ書籍2選
もし、あなたがセールスライティングの知識が全くない初心者だったら、まずはこの1冊を手にとってみてください。
おすすめ書籍①:ポチらせる文章術
この一冊で、セールスライティングのすべてが学べるわけではないですが、基礎スキルは十分に身につきます。
この本を読んで、もっとセールスライティングについて学びたいと思ったら下記の本をどうぞ。
おすすめ書籍②:セールスコピー大全
より幅広い知識が網羅的に解説されているので、この2冊さえ読んでおけば、ある程度セールスライティングのスキルを駆使した文書が書けるようになるはずです。
ただし、独学するならセールスライティング以外の勉強も合わせて進めてください。
セールスライティング単体では、集客のところでつまづきます。
②スクールに通う:おすすめスクール2選
もし、本で独学する自信がないと感じる場合は、スクールに通いつつウェブマーケティングのスキルを包括的に学びましょう。
スクールに通うメリットは、ネットで稼ぐ知識がまんべんなく身につくところです。
正直、本で独学するより出費はかさみますが、長い目で見たら回収できる金額です。
おすすめスクール①:TechAcademy
Tech Academyはプログラミングスクールとして有名ですが、Webマーケティングコースもあります。
「カリキュラムを知りたい」「自分でもできるか不安なので聞いてみたい」など疑問や不安があれば説明会の様子も無料で動画視聴できるので、TechAcademy無料動画説明会からどうぞ。
今なら無料体験授業もあるので、気になった人はお早めに。
>【無料体験】TechAcademy 1週間 無料体験クラス
おすすめスクール②:マケキャン by DMM
マケキャン by DMM(旧:DMMマーケティングウェブキャンプ)は、ウェブマーケター育成に特化したスクールです。
生徒一人ひとりの不安や将来に寄り添って丁寧に指導してくれる、未経験特化型のカリキュラムがあります。
スキルを身につけるだけじゃなく、その後の転職サポートまで含まれているので、フリーランスで勝ち残っていく自信がない人にもおすすめです。
セールスライティング学習方法|アウトプット
セールスライティングの知識をインプットしたら、アウトプットして実践感覚を身につけましょう。
僕がいつも提言してることですが、インプットしながらアウトプットすることが上達への近道です。
知識を得ただけでは、いざ本番で力を発揮できないので、アウトプットの方が重要だったりします。
①オウンドメディアで記事を書く:ブログをはじめる
おすすめのアウトプット方法は、ブログを開設することです。
初期費用も維持費も安く始められ、誰かに縛られることもないので、自分のペースで好きなようにスキルを実践で磨いていけます。
おすすめはWordPress
ブログを始めると言っても、アメブロなどのブログサービスはおすすめしません。
ブログ運用は、WordPress一択です。
「WordPressブログの始め方【初心者でも失敗しない手順を解説】」で、いちばん低価格でブログを始められる手段を解説しています。
全手順で画像付き解説しているので、初心者でも迷わず設定できると思います。
もし、わからないことがあればTwitterのDMから質問も受け付けているのでお気軽にご相談ください。
②クラウドソーシングで受注する
ブログ開設のデメリットは、おカネを生むまでに時間がかかることですが、クラウドソーシングでライティング案件を受注すれば、おカネに直結させることができます。
セールスライティングのスキルがあると高単価案件が取れる
セールスライティングのスキルがあると、割と高単価の案件が受注できます。
クラウドワークスでライティングの仕事を比較してみました。
スキルなしの場合、文字単価は1文字1円以下の案件が多いです。
ただし、セールスライティングのスキルがあると爆発的に単価がアップしまして、10万を超える固定報酬の案件があったりするので、かなり稼げると思います。
クラウドワークスは単発の仕事が多いですが、クラウドテックだと長期契約が取れる案件があったりです。
安定して稼ぎたいぜっていう人はクラウドテックもおすすめです。
> 参考記事:【クラウドテック】クラウドワークスとの違い・メリットデメリット・賢い使い方を徹底レビュー
ちなみにですが、ココナラという選択肢も有りです。
少し気軽な案件が掲載されているので、いきなり大型案件受注はプレッシャーを感じるという人や、低単価でもスキルを磨くために数をこなしたいという人も、自分に合った案件を探すことが可能です。
上記の通り、クラウドソーシングもサイトによって特徴は様々なので、「自分でもできるかも」と思うところからスタートすればOKですよ。
それぞれのメリット・デメリット
最後に、それぞれのメリット・デメリットも比較して終わりにしようと思います。
インプット方法|メリット・デメリット
コスト | メリット | デメリット | |
本で学習 | 70,000円くらい | 安い 必要なときに復習可能 |
孤独 正しく学べるかは自分次第 |
スクールに通う | 174,900円 ※TeckAcademyの場合 |
プロから指導してもらえる 学習方法に間違いがない |
高い |
本でインプットする場合のコストは、僕が購入した書籍の合計金額を目安にしました。
すべて合わせて、大体7万円くらいです。
基本的に本で学習してスキルを磨くのは孤独です。
インプットから答え合わせまで、自分一人でしなければなりません。
僕は家で独り作業するのが好きなので苦になりませんでしたが、自習が苦手な人にはちょっとツライかもです…。
いっぽう、スクールに通う場合コストはお高めですが、プロが作ったカリキュラムに沿って計画的にスキルアップ可能です。
疑問点はプロ講師に質問すれば解決してくれるので、勉強もスムーズだと思います。
アウトプット方法|メリット・デメリット
コスト | メリット | デメリット | |
ブログをはじめる | 5,000円くらい | 永続的に稼げる 一度書いたら放置でも金脈化 |
成果が出るまで時間がかかる セールスライティング以外の知識も必要 |
案件受注 | 0円 | 初期費用ゼロ すぐに稼げる |
案件を受注し続けないと稼げない |
アウトプットでセールスライティングのスキルを金脈化する場合、メリット・デメリットはこんな感じです。
ブログは初期費用がかかり、おカネを安定的に生み出すには、SEOスキルなどの知識も必要です。
(※初期費用と言っても「WordPressブログの始め方【初心者でも失敗しない手順を解説】」通りにやれば、たった5,000円くらいです)
しかし、カネの成る記事を一つ書いたら、あとは自分は何もしなくても、その記事が永続的に稼いでくれるようになります。
いっぽうで、クラウドソーシングでライティング案件を受注すれば、コストゼロで今すぐおカネを稼げるようになります。
ですが、これだと永久的に案件を取り続けなければなりません。
言い換えれば、労働しないとおカネは稼げないということになります。
結論:全部やってみよう
なんか、元も子もないこと言うようですが、、、
結論として、セールスライティングのスキルを伸ばしたいなら、最初は全部やってみるのがいいと思います。
出費を最低コストに抑えるなら、ポチらせる文章術だけを読んでみて、TechAcademy 無料体験に申し込みつつ、自分にあったスキルアップの方法を見つける感じですね。
ということでまとめです。
本記事ではセールスライティングのテクニックとモノが売れる文章を書くときのコツを、僕が培ってきたノウハウとともにお伝えしました。
めちゃくちゃ長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました。
ということで、冒頭にもお願いしましたが、この記事が役に立ったと思ったらシェアしていただけると嬉しいです。
(ここは判断軸の移動テクじゃなく、普通のお願いです😌)
おわり。