質問してる人
SEO的にもマイナスになってしまうので…。
アラサー男子 in L.A.
質問してる人
でも記事が増えていくと、どうしても内容が被っちゃうこともありますよね?
たとえば、[英会話 本]
というキーワードを狙って記事を書いたら、[英語 独学]
でも本の紹介をしている。みたいな…。
そんなときは、本記事で紹介する方法を試してみてください。
重複コンテンツを作らず、安定的に記事を増やしていく方法がわかるはずです。
アラサー男子 in L.A.
本記事を読めば以下の部分を理解できるようになります。
本記事を読むとわかること
・ブログで重複コンテンツを作らずに記事を増やしていく方法
・重複コンテンツができてしまった場合の対処法【重要なSEO対策テクニック】
本ブログは現在200記事ほどですが重複コンテンツゼロです。(※重複コンテンツを調べる方法も後述します)
なお、本記事のテーマはブログ中級者向けなので、ブログはじめたての初心者には少し難しいかもしれません。
ですが、このポイントを理解しておくと、あとあと記事が増えた時に「あぁ、記事の内容が被っちゃった…リライトしなきゃ」といった悩みに直面しなくて済むので、この機会に(おおかまでいいので)理解しておくと「記事を書けば、どんどんアクセスが増える」というループを作れるようになると思います。
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ブログの重複コンテンツを避けつつ、記事を増やしていく方法
本題に入る前に前提知識のおさらいですが、重複コンテンツがあるとGoogleからのSEO評価が下がります。
Googleが定めるSEO評価の基準は「読者ファーストであること」でして、同じ内容の記事がいくつもあると読者としては読みづらいですよね。
ということで、重複コンテンツはGoogleから嫌われてしまいます。
「重複コンテンツを避ける」というのは、つまり「読者にとって、わかりやすいサイト、読みやすい記事づくり」につながるということですね。
【ここから本題】ブログ運営で重複記事を避ける方法
結論から言って、重複コンテンツを避けるために意識すべきポイントは下記の3つだけです。
【3つだけ】重複コンテンツを作らないためのポイント
その①:1キーワードで1記事を書く(ひとつの記事に複数キーワードを使わない)
その②:SEOツールで使ったキーワードを管理する(エクセルでもOK)
その③:新規記事を書く前にキーワードを検索する
これだけを実践しておけば、重複コンテンツが生まれることはありません。
ひとつずつ解説しますので、じっくり理解していきましょう。
1キーワードで1記事を書く(1記事に複数キーワードを使わない)
いきなりですが、ここが一番大事なポイントです。記事を書くときは「1つの記事で狙うキーワードは1つに絞る」ということを徹底しましょう。
1つの記事で複数キーワードを狙うと記事のテーマがぶれてしまい、結果として「誰にも読まれない記事」になってしまいます。
逆に言えば「1記事1キーワード」を徹底することで、質の高いコンテンツを作り続けることができるので、しっかりと読み込んでくれるコアな読者が全ての記事にも存在するという夢のような話が実現します。
このあたりの詳しい説明は「【コンテンツ戦略】ブログのアクセス数を増やすには『質』が大切です」の記事で解説していますので、合わせてどうぞ。僕はブログ開設からずっとこの方法を実践しており、本ブログのPV数も毎月伸び続けています(5桁ほど)。
SEOツールで使ったキーワードを管理する(エクセルでもOK)
長期的にブログを育てていきたいなら、キーワード管理ツールは必須です。
キーワード管理ツールは文字通り、記事で狙うキーワードを管理するためのツールでして、キーワードプランナーなどのキーワード調査ツールとは別物ですので、ごっちゃにならないように注意です。
有名どころだと「Rank Tracker」や「Moz SEOツール」などがありまして、これらのツールを使うと自分のブログが正しい方向に進んでいるかを数字で確認できます。
ただし、残念ながら、これらのキーワード管理ツールは、サブスクリプション費がかかってしまいます。
ブログで稼げていない人が費用を払い続けるのはきついと思うので、そんなときはエクセルを活用しましょう。キーワード管理ツールほどの高機能管理はできませんが、どのキーワードでどの記事を書いているかを管理するには十分です。
管理方法は下記をご参照ください。僕も実際に使っていたキーワードの管理方法です。
エクセルを使った管理方法
競合性の低いキーワードを狙うべき理由は「【ロングテールSEOとは】キーワードの探し方とアクセスアップ効果を解説」の記事内にて解説しています。
記事を書き終えたら、URLをコピペしておくと管理しやすいです。
新規記事を書く前にキーワードを検索する
ブログの記事数が増えてくると「このキーワードで記事書いた気がするな…」ってことが多発します。
そんなときは、今から書こうとしている記事のキーワードでググってみましょう。
例えば、[英語 おすすめ 勉強法]
で記事を書こうと思っているなら、[英語 おすすめ 勉強法]
でGoogle検索して自分の記事が出てこないかを確認します。
これで見つからなかった場合は念のためドメイン名も含めて検索すると確実です。僕の場合なら、 [英語 おすすめ 勉強法 ksonoda.com]
という具合ですね。
ここまでやって上位50件くらいまでに自分の記事が出てこなければ重複の問題はないので、執筆に取り掛かってOKです。
部分的な重複がある場合の対処法
質問してる人
じゃあ、記事の中に部分的な重複がある場合はどうでしょう?
複数のコンテンツで同じ本を紹介するときに、その部分の文章が同じになっちゃう。みたいな。
これも重複コンテンツとしてみなされてしまいますか…?
そのような場合は、基本的に書いちゃって問題ありません。
アラサー男子 in L.A.
基本的に部分的な重複のみであれば、重複コンテンツによるペナルティは気にしなくてOKです。
重複コンテンツの見つけ方
ブログ内の重複コンテンツを探すなら、Googleサーチコンソールが簡単です。
下記の手順で重複コンテンツがあるかチェックしましょう。
サチコで簡単にチェックする
もし、コンテンツが重複していると警告が出た場合は対策が必要なので、本記事後半部分をご参照ください。
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重複コンテンツを書いてもマイナス評価を受けない方法【SEOテクニック】
ここからはSEOテクニックの話になります。
中級者以上の方で、まだ対応していない場合は今すぐ実践してもらいたいのですが、SEO初心者には少し難しい内容かもしれません。流し読みして、ちょっと意味がわからないという方は、とりあえず知識としてざっくり覚えておいてください。
また、本テクニックが使える前提条件として、記事が検索順位トップ50位に入っていないと効果なしですのでご注意ください。
50位に入っていない場合は記事の大幅な見直しが必要でして、イチから記事を書き直すくらいの労力が必要です…。そのような場合は、ライティング力を高めたり、記事数を増やしていく方が断然効果ありなので、そちらに時間を費やしましょう。
検索順位トップ50位に入っている場合の対策方法
トップ50位以内に入っている場合は、下記2つどちらかの対策を行うことで重複コンテンツの改善、またはSEOで低評価を受けない設定が可能になります。
テクニック①:記事のリライト ←記事を書き直しできる場合
テクニック②:301リダイレクト ←記事の書き直しができない場合
テクニック③:noindexする ←簡単だけどおすすめしない
テクニック①:記事のリライト
「コンテンツの内容がカブっているなら書き直しちゃおう」という対策がこれです。
古い記事を改めて見直してみると「ここはこうした方がいいな」「こういう流れにすればもっと読みやすい文章になるな」といったポイントが見えてくるので、重複コンテンツを避けつつ、過去記事をよりよくするためにリライトしましょう。
なお、ブログで検索上位を狙うならリライトはマストスキルでして、コンテンツを書いたっきりで放置しているだけでは上位表示は難しく、検索圏外に低迷したままの記事が上がってくることはほとんどありません。
このあたりは「【ブログ記事をリライトする】SEOを意識した修正方法を公開」の記事を参考にしていただければコツがつかめると思いますのでご覧ください。
テクニック②:301リダイレクト
過去記事のリライトよりも簡単な方法がこちらです。
記事の大幅な見直しが必要で、ほとんど書き換えなきゃいけないなら、301リダイレクトを使いましょう。
301リダイレクトとは「指定したURLを恒久的に転送しますよ」とGoogleに報告することでして、ブログの引越しをした時などに用いられるテクニックですが、重複コンテンツで検索順位を下げないためにも効果を発揮します。
301リダイレクトの方法
① リライトできない古い記事のURL『sample.com/old』
② 新しく書いた記事のURL『sample.com/new』
上記のような場合に、①の記事で大幅なリライトが必要でぶっちゃけめんどいので、②の新しい記事を書いて、①→②にリダイレクトさせるという方法です。
301リダイレクト設定は1分もあれば終わります。詳しい設定方法は「特定ページのみを301リダイレクトする方法『簡単すぎ!設定時間は1分』」でじっくり解説しています。
テクニック③:noindexする
重複コンテンツは上記2つのテクニックで対処するのがベストですが、「やり方がわからない」「リライトも難しい」という場合は、そのコンテンツ自体をnoindexさせてしまうのもひとつの手です。
WordPressであれば投稿編集ページにメタロボット設定があるはずなので、noindexにチェックを入れてクローラーにインデックスさせないように設定しておきましょう。
ただし、この方法では検索順位からその記事自体が消えてしまうので、そこは注意してください。
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【まとめ】重複コンテンツを避ける = 地道な作業の積み重ね
ということで、今回は以上です。
重複コンテンツを避けるためには、本記事で紹介した3つのポイント(下記)を意識するだけ。
その①:1キーワードで1記事を書く(ひとつの記事に複数キーワードを使わない)
その②:SEOツールで使ったキーワードを管理する(エクセルでもOK)
その③:新規記事を書く前にキーワードを検索する
それぞれ地道な作業ですが、これがとても大切です。
もし、「重複コンテンツができてしまった」「古い記事がダメダメなので新しく書き直したい」というときは301リダイレクトでSEO評価を下げないようにしつつアクセスを稼ぎましょう。
それでは。