SEO対策に重要なことってなんだろう?
初心者の僕にもわかるように、誰かくわしく教えてー。
こんな方に向けた記事です。
本記事では、SEO対策を正しく理解するためのポイントを解説します。
それぞれのポイントでは、より詳しいテクニックを解説した記事も合わせて紹介しているので、これから自分のブログをSEO対策していきたい人は、正しいSEOの知識を身につけましょう。
知識アリで対策を実践するのと、知識ナシの状態でネット情報の通りにテクニックばかりを実践するのでは、SEO効果は大きく違ってきます。
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本記事のもくじ
SEOとは?正しい理解を身に付ける
このように「SEOの目的 = 検索上位表示させるための対策」と認識している人が多いです。
もちろん、検索上位を目指すのは間違っていませんが、SEOの本質は読者のニーズを把握して、読者に愛される良いサイトを長く続けることです。
まずは、SEOの本質と基礎知識を解説するので、正しい理解を身につけましょう。
SEO知識を身につける:3つのポイント
- SEO対策済みコンテンツの作り方(ヒント:読者ニーズに答える)
- 検索エンジンの仕組みを知る
- SEOで出来ること / 出来ないこと を理解する
1. SEO対策済みコンテンツの作り方を理解する
SEO対策がバッチリなコンテンツを作るうえで重要な要素のひとつが「キーワード」です。
SEOの目的は、読者のニーズと記事のキーワードをマッチさせ、コンテンツやサイトそのものの構造を準備することなので、キーワードには「読者の目的」が込められています。
”キーワードを制するものはSEOを制す”です。
読者が何を考えて検索しているのかを考える
[渋谷 カフェ]
で検索する人の思考を考えてみます。
渋谷に馴染みのカフェがある人なら、[渋谷 カフェ]
ではなく、最初から [カフェの名前]
で検索するはずです。
検索キーワードに対するGoogleの思考
[渋谷 カフェ]
で検索する人 → 渋谷でどこのカフェがいいかを調べている
Google(検索エンジン) → 渋谷にあるカフェの一覧を表示してあげよう
結論としてはこんな感じです。
[渋谷 カフェ]
で検索している人が求めているのは、カフェの場所や写真、口コミ、営業時間などなので、Googleは渋谷にあるカフェの情報が網羅的に探せるサイトや情報を上位に表示します。
つまり、いくら自分が渋谷でカフェを経営しているとしても、[渋谷 カフェ]
というキーワードで検索上位を狙うのは無理ゲーということです。
読者のニーズをキーワードにする
上記の通り、読者にはそれぞれ目的があって、それがキーワードに変換され、ブログに訪問してきます。
つまり、キーワード対策こそ最も重要なSEO対策ということ。
対策方法は「【SEOキーワードの基礎知識】分析・整理して想定読者に向けて記事を書く手順【SEO中級編】」で、細かく解説しているので、参考にしつつ読者のニーズにあったコンテンツを作ることが大切です。
キーワード対策は、読者ニーズを知り、コンテンツを用意するための基礎スキルです。
非常に重要なポイントなので、上記の記事を10回くらい読み返してしっかり理解しておくといいと思います。
被リンク対策とかは、読者ニーズにあったキーワードから記事を書けるようになってからで問題ありません。
というか、被リンク対策などを先に覚えてしまい、コンテンツ準備を怠ってしまうと、ブログは永遠に育っていきませんので注意です。
参考記事:読者ニーズを理解してコンテンツ準備をする
>【ロングテールSEOとは】キーワードの探し方とアクセスアップ効果を解説
>【お悩み解決記事・役立つ記事の書き方とは】SEO対策で重要なコンテンツの作り方を解説
2. 検索エンジンの仕組みを知る
検索エンジンの仕組みを知ることでSEO対策の知識も深まります。
これからSEO対策を始めたい人は、「検索エンジとは?」をしっかり理解しておきましょう。
検索エンジンには、Yahoo! Japan や Google 、Bing などがありますが、結論から言ってGoogleを理解しておけばOKです。(理由は後述)
「検索エンジン = Google」の理由
なぜGoogleだけ理解しておけばOKなのかは、シェア率を見ればわかります。
日本でユーザー数が多い検索エンジンとシェア率は下記の通り。
- Yahoo! Japan(ヤフージャパン):約23%
- Google(グーグル):約75%
- Bing(ビング):約2%
それぞれ別の会社ですが、Yahoo! Japan は、Googleのサーバーを利用しているため、ほぼ100%の人がGoogleのサーチエンジンシステムを使っているということになります。
だから、検索エンジン対策はGoogleだけでOKということですね。
検索エンジンにブログが掲載される仕組み
自分のブログが検索エンジンに掲載される仕組みと順序は下記の通り。
- クローリング:検索エンジンがブログを分析
- インデックス:検索エンジンがブログを掲載
- ランキング:検索エンジンがブログをランク付け
どんなサイトを作っても、どんな記事を書いても、必ずこの順序でウェブに掲載されます。
この順序を言い換えれば、検索エンジンがあなたのブログを評価するためのステップということになりまして、検索エンジンに評価されるブログ作りには欠かせない知識です。
まさに「彼を知り己を知れば百戦殆からず by 孫子」なので、「検索エンジンの仕組みを知って最適化【SEO初級編】」を読んで基礎知識を身につけてください。初心者向けに検索エンジンのイロハをゼロから解説しています。
Googleの公式ページもどうぞ
検索エンジンの神であるGoogleも公式サイトで役立つ記事を掲載しているので、下記記事も参考にどうぞ。
> 検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
> Google 検索の仕組み
3. SEOでできること / できないこと を理解する
たまに、こんな感じで誤解している人もいるので、SEOでできることと、できないことを解説しておきます。
この部分は少し細かいテクニックの解説になるので、まずは軽く読み飛ばす程度でOKですが、イメージとして頭に入れておいておくとこれからのSEO対策に役立ちます。
SEO対策でできること / できないこと
⭕️Googleに評価される記事やサイトを作る ❎コンテンツの質を上げる
⭕️狙った読者に記事を届ける ❎読者ニーズを理解する
簡単にザッと挙げると上記の通り。
⭕️SEO対策でできること
SEO対策では、ブログをGoogleから評価を得やすいカタチにすることができます。
見出しがしっかり使えているか、内部対策によりクローラーの巡回がスムーズなサイト設計になっているかなど、Googleがブログを評価するうえで重要な指標を改善することで、高評価を得られやすいブログを作ることができます。
また、キーワードを正しく使うことで、読者のニーズにあった記事を検索上位に表示しやすくすることが可能になるので、アクセスアップも見込めます。
> 参考記事:【hタグのSEO効果】見出しタグの有効な使い方【h1 h2 h3の順番は大事なの?】
❎SEO対策でできないこと
いっぽうで、コンテンツの質を上げるにはウェブライティングのスキルが必要なので、SEOを勉強しただけでは読者が満足する記事を書くことはできません。
また、読者ニーズをしっかり理解して、読者の悩みを解決するためには、Googleアナリティクスやキーワードプランナーなどの分析ツールを使って、仮説・検証・実践していくスキルも求められます。
どんなにSEOテクニックを詰め込んだサイトでも、最後に「良い悪い」を判断するのはブログを訪れた読者です。
この辺りは、SEOの知識と一緒に身につけていかなければならないので少し大変ですが、SEOスキルを意識しながらコンテンツづくりを継続していけば、自然と慣れます。
ブログの場合だと、30記事も書けばウェブライティングのスキルは身につくはずなので、質の高いコンテンツ作りのために、少しずつ勉強していくといいと思います。
> 参考記事:ブログのアクセス数を増やすには『記事の質』が大切です【コンテンツ戦略】
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まとめ:SEO対策は地道な作業の継続です
本記事のまとめです。
「SEO対策」と聞くと、とても専門的で難しい作業かと思われるかもしれませんが、実際はただただ泥臭い作業の積み重ねです。
読者ニーズを仮説立てして記事を書くためには、読者の気持ちになって親身に考える時間が必要ですし、記事を書く途中にも読みやすい文章を書くように心がけたりと、時間をかけて当たり前のことを少しずつ実践していくだけです。
SEOはアクセス数を劇的にアップさせる1回限りの対策ではないので、冒頭にも書いた通り、読者のニーズを把握して、読者に愛される良いサイトを長く続けることを目標に、地道な作業の繰り返しをコツコツ続けていきましょう。
おわり。