放っておくと、収益に影響する!?どうやって対処すればいいの?
こんなお悩みを解決する記事です。
結論から言って、ads.txt
の設置は必須ではないので、すぐにアドセンス収益がゼロになることはありません。
しかし、ads.txt
を設置しておかないと、ある日突然収益が無くなってしまう可能性もありえます。
特に難しいわけでもないので、この機会に対処しておきましょう。
本記事では、ads.txt
がアドセンス内でどのような役割を担っているかにも言及しつつ、初心者でもできる対処法をスクショ付きで解説します。
要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。
要注意 – AdSense サイト運営者 ID が含まれていない ads.txt ファイルがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。
こんな感じの警告メッセージが表示されている場合は、参考になる内容だと思うので最後まで読んでいただければ幸いです。
僕は「ads.txt」設置済みです
アラサー男子 in L.A.
SEO歴:3年
Google検索1位:10記事ほど
ブログ収益:6桁
ブログを書いて生活しています
ちなみに、僕も過去にads.txt
警告が表示されまして、当時ブログ初心者だった僕はめちゃくちゃ焦りました。
そのときの経験も踏まえ、本記事で詳しく解説します。
本記事のもくじ
ads.txt ファイルとは:Googleアドセンスとの関係性
まずは、ads.txt
ファイルとGoogleアドセンスの関係性について知っておきましょう。
GoogleのAdSenseヘルプにはこのように書かれています。
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB Tech Lab によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
ちょっと何言ってるか分からないので、簡単に要約しますね。
- ads.txtとは:不正広告や詐欺を減らすためのファイル
- 設置の目的:ブログの保有者であることを証明し、透明性を上げる
めちゃくちゃシンプルに言えばこんな感じです。
つまり、ads.txt
をブログ内に設置することで、「このブログは本当に自分が管理していて、アドセンスのアカウントともしっかり紐づいていますよ。」というのを宣言できるわけですね。
自分のブログが怪しいサイトではないことを証明するためにも、ads.txt
は設置してほうたほうが良いと思います。
ads.txtは必須なの?Googleの見解は?
冒頭にも述べましたが、現在のところ、ads.txt
の設置は必須ではありません。
しかし、Googleもads.txt
の設置を強くおすすめしているので、ほぼ必須みたいなものです。
「んなの関係ねーぜッ!おれはアウトローに生きるぜッ!!」って人以外は設置しておいたほうがいいと思いますよ。
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ads.txtファイルの作り方と設置方法
ads,txt
は誰でも簡単に作ることが可能です。
必要な手順をまとめたので下記を参考にしてみてください。
- ads.txtファイルを作る
- サーバーに保存する
なんと、たったこれだけ。
手順て言うほどでもないですが、さらに細かく深掘りするのでご参照あれ。
1. ads.txtファイルを作る
まずはads.txt
を作りましょう。
メモ帳でも何でも良いので、テキストエディターを開き下記コードをコピペします。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
pub-0000000000000000
の部分は、自分のパブリッシャーIDに書き換えてください。
アドセンスパブリッシャーIDの確認方法
パブリッシャーIDは、アドセンスの管理画面から [設定]
> [アカウント情報]
と進むと確認することができます。
【注意】ファイルの文字コードをUTF-8で保存する
先ほどのコードをテキストエディターにコピペしたら、ファイル名をads.txt
、文字コードをUTF-8
にして保存します。
文字コードをUTF-8にする方法
文字コードをUTF-8にする方法は、お使いのテキストエディターによって変わるので下記を参考にどうぞ。
» Windowsのメモ帳を使う場合
» Macのテキストエディタを使う場合
ちなみに、僕はVisual Studio Codeというエディター(無料)を使っています。プログラミング言語には、専用エディターを使うと便利です。
2. ads.txtをサーバーにアプロードする
ads.txt
を作成したら、サーバーにアップすれば終了です。
アップロード先はルートディレクトリ(一番上のフォルダ)になります。
“サーバーにアップする”とか聞くと難しそうに聞こえますが、FTPクライアントを使うか、サーバーの管理画面から設置するだけなので、それほど難しくありません。
おすすめはFileZillaという無料ソフトです。【FileZilla完全攻略】初心者でも出来るFTPクライアントの使い方で詳しく解説しているので、そちらも参考にどうぞ。
“ISO-8859-1は誤った文字コードです”の対処法
ここまでで、ads.txt
の設置は終了ですが、その後アドセンスの管理画面を開くと、ごく稀に「ISO-8859-1は誤った文字コードです」というエラーメッセージが表示される場合があります。
僕も実際にこの問題に直面しました。
そんなときは、.htaccess
に下記コードを追記すれば解決するのでお試しあれ。
<Files ads.txt> AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt </Files>
.htaccess
は、先ほどads.txt
を設置したのと同じルートディレクトリに保存されているファイルです。
参考記事を貼っておくので、詳細は下記をご一読ください。
»【.htaccessとは】作成方法と隠しファイルの開き方まで解説
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まとめ:ads.txt ファイルの問題は修正しよう
本記事は以上です。
冒頭にも述べましたが、ads.txt
ファイルの問題は、すぐに解決しなければいけないというわけではありません。
しかし、Googleが強くおすすめしている以上、放置しておくわけにもいかない問題であることは確かです。
せっかくのアドセンス広告収入に影響が出るといけないので、対処はお早めに。
おわり。