記事はたくさん書いているのになんでだろう…?
もう、アクセスを増やすのって不可能なのかな…
もし今、こんなお悩みを抱えている方がいたとしたら、それは「コンテンツの質」が原因かもしれません。
ブログのアクセスを伸ばすには、検索エンジン(Google)に評価される『質の高いコンテンツ』が必要です。
質の高いコンテンツとは、ざっくりと下記の2つのポイントを含んだもの。
質の高いコンテンツとは
- 独自性がある・・・あなたにしか書けない記事
- 読者を満足させる・・・豊富な情報で読者の問題解決につながる記事
上記の通りでして、基本的に『質の高いコンテンツ』を書くには、この2点に注力して書いていけばいいので簡単ですね。
ということで、この記事では質の高いコンテンツを書く際に抑えておきたいポイントとコンテンツ戦略を紹介します。
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質の高いコンテンツを書く時のポイント
早速ですが、ここからは独自性があって、読者を満足させることができる記事を書くためのポイントを解説。
まずは記事の独自性を確保するために必要な考え方からです。
記事の独自性を確保する時のポイント
独自性と言っても、やみくもにエキセントリックな記事を書き続けるだけでは意味がないので、まずは「どうやって記事の独自性を出せばいいのか」について解説します。
独自性を出すには『専門性を生かす』ことで解決
まず大切なのは「あなたの専門性を生かす」こと。例えば下記の条件だったら、あなたはどちらのブログを信用しますか。
どっちのブログを信用する?
- アメリカ在住歴10年の人が、アメリカの役立つ情報を発信しているブログ
- アメリカに住んだことがない人が、アメリカ情報を発信しているブログ
上記の2つのブログが違う意見を書いていたら、ほとんどの人が「アメリカ在住歴10年の人が、アメリカの役立つ情報を発信しているブログ」の方の情報を信じますよね。
アメリカに知見がある「アメリカ生活の専門家」なら、実体験や知識を交えて情報を発信することができますし、読者が求めている情報を的確に発信していくことができます。
「専門家 = プロ」である必要はないので、記事の独自性を出すときは、あなたが最もよく知る分野を選ぶようにするといいと思います。
日本の温泉を回り尽くしているなら「温泉の専門家」ですし、ゲームを遊び尽くしているなら「ゲームの専門家」といった具合ですね。あとは自分が詳しいことを深掘りして書きまくればOK。
そのような「オリジナルコンテンツ」はその人にしか書くことができませんし、結果として他のブログとの差別化にもつながります。
「専門性→オリジナリティ」が結果としてSEO対策になる法則
こんな感じで記事の質が高まり、評価の高いブログにつながっていきます。
読者を満足させるコンテンツを書く時のポイント
検索で意図した情報が掲載されていないブログは読んでもらえないので、読者のニーズを満たすコンテンツを書くことが大切です。
読者ニーズはキーワードで判明する
上記の通りなので、同じ検索キーワードで検索表示されるライバルブログよりも、読者ニーズを満たす深い情報を提供していると「質の高いコンテンツ」だと判断されやすくなります。
ブログのコンテンツ戦略を理解する
質の高いコンテンツを書くためのポイントをざっくりと理解したところで、ここからは「コンテンツ戦略」をより深掘りしていきます。
先ほどの2つのポイントは枠組みとしてしっかり理解しつつ、ブログ記事を戦略的に考えていきましょう。
【たったの4つ】コンテンツ戦略のステップ
ブログ記事の質を高めるために必要なステップは下記の通り、たった4つです。
ブログ記事の質を高める4ステップ
- 目的を決める
- ターゲットを決める
- キーワードを決める
- 記事を書く
STEP1. 記事の目的を決める
まずはブログの目的を決めるところから始めます。
ブログ全体の目的、記事の目的、それぞれの目的をしっかりと明確にする必要があって、これがはっきりしないとコンテンツの質は上がりません。
ちなみに本ブログの目的をお伝えすると「僕の得意分野の情報を必要としている人に届ける」と、「僕自身の市場価値を高める」です。
世の中にアメリカ情報を必要としている人やブログ運営・WEBマーケなどの情報を必要としている人のために情報を提供する場としつつ、「僕はこんなことができます」というポートフォリオ・実績経歴紹介のために運営しています。
こんな感じで、ブログを運営する目的、記事ごとの目的はそれぞれあると思いますので、「自分が何のためにブログを書くのか」は明確にしておきましょう。
STEP2. ターゲットを決める
目的を定めたら、記事の想定読者すなわちターゲットを決めます。
どんな人がこのブログを読むのか、その人はどんな情報を探しているのか、しっかりとイメージしてターゲットを決める必要があります。
これはWEBマーケティング全体にも言えることですが、ターゲットはできる限り細かく設定する必要があって、ここがぼやけたままだとコンテンツの質も上がりません。
例えば、同じロサンゼルスの観光情報でも、人によって予算も違えば、好きなものも違いますよね。それなのに「ロサンゼルス観光情報!!」という漠然とした記事を書いても誰あてなのかがわかりません。
ターゲット設定の具体例
改めて「ロサンゼルス観光情報」を例に挙げてターゲットを設定するとこんな感じです。
・40歳 男性
・妻(40歳)、息子8歳、娘6歳
・夏休みに家族を連れてLA旅行予定(8/11-8/16の4拍6日)
・LAは初めて
・現地での移動手段はバス、タクシー
・交通費を除く旅行の予算は10万円
・英語は全く喋れない
・旅行の目的は毎年1回の家族旅行
・20代 女性
・独身
・有給を使って同僚とLA旅行予定(10月中 5日間を予定)
・LAは2回目
・現地での移動はレンタカー
・交通費を除く旅行の予算は5万円
・日常会話ならなんとか意思疎通できる英語レベル
・旅行の目的はLA女子旅行
どちらのターゲットも必要としている情報は「ロサンゼルス観光情報」ですが、この2つのターゲットではその内容が大きく変わりますよね。
例えば、40代男性の方は家族連れで楽しめるスポットや子供が入れるレストランを探しているでしょうし、20代女性にはレンタカーが安く借りられる場所やインスタ映えするスポットを紹介してあげると最後まで記事を読んでくれる可能性が高まります。
上記は一例ですが、ターゲットを決めるときはこんな感じで細かく設定していくと、その人にダイレクトに届くコンテンツになるので、記事の質をあげることができますよ。
逆にいろんな人に読まれたいからといって万人受けを意識した記事は、逆に誰にも響かないコンテンツになってしまうので、そこは肝に銘じておくことが必要ですね。
STEP3. キーワードを決める
キーワードのコツをここで全部解説するとかなり長くなってしまうので別記事でまとめてあります。
SEOキーワードをもっと勉強したい人は「【SEO中級編】4つのスキルを深堀りしよう【キーワード】」をどうぞ。
STEP4. 記事を書く
最後はこれまでの要素に沿った記事を書いていきます。
記事の目的にあったターゲットが検索するであろうキーワードを使って、見出しや文章内にうまく入れ込みつつ、有益な情報を発信していきます。
ここで意識するのは下記の3点。
記事を書くときのポイント
- 読みやすい文章
- 裏付けのある情報
- 画像、図などによる補助説明
読者の視点に立って、質の良いコンテンツ作成を目指しましょう。
> 参考記事:【SEO中級編】4つのスキルを深堀りしよう【ライティング】
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【まとめ】質を上げるには準備が大事
ここまで読んでいただいた方はすでにお気づきだと思いますが、コンテンツの質を上げるには準備が大切です。
実はブログでアクセスアップにつなげるなら、記事の執筆よりもその前の段階の方が重要だったりするので、めんどくさがったり、難しそうと避けて通ったりせずに、しっかりと『高い質のコンテンツ』につなげていきましょう。
時間はかかりますが、徐々に慣れていくのでコツコツ頑張りましょう。
それでは。