被リンク元を分析してSEO対策に役立てられないかな。
こんなお悩みを解決する記事です。
被リンクの獲得がSEOに重要なのは言うまでもないですが、どのページが、どこから、どれくらいの被リンクを獲得しているかを確認して分析することができれば、SEO対策はもっと盤石なものになります。
本記事では、前半部分で被リンクをチェックする方法を紹介しつつ、記事後半では、初心者向けに被リンクチェックの目的とSEO対策に活用する方法を解説します。
被リンク対策にお役立てくださいませm(_ _)m
本題に入る前に
本題に入る前に、ちょっとだけ被リンクの重要性をおさらいです。
なぜ被リンクがSEO対策で重要なのかというと、ドメインパワーが上がるからでして、ドメインパワー が上がると、Googleからブログ全体の評価も上がるので検索上位に表示されやすくなります。
とはいえ、むやみに被リンクを大量獲得すれば良いと言うわけではなく、良質なdofollowリンクを増やしていかなければいけません。
間違っても被リンクを買ったりするのはNGです。ペナルティを受けてサイトが飛びます😭
この辺りの詳しい解説は、下記2つの記事をご覧ください。
> 参考:【SEO効果あり?】被リンクでアクセスアップ【nofollow / dofollowとは】
> 参考:【ドメインパワーとは】調べ方と上げるための対策を解説【※SEO対策に重要です】
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【被リンクを確認する方法】バックリンクの調べ方とSEO活用術
さて本題です。
被リンクを確認する方法は大きく分けて下記の3つ。
被リンクをチェックする3つの方法
- Googleで
link:
と付けて検索する(無料) - サーチコンソール or アナリティクスを使う(無料)
- 被リンクチェックツールを使う(無料・有料)
ひとつずつ解説します。
Googleで link:
と付けて検索する
いちばん簡単な方法がこれです。
Googleの検索窓に link:
と入力して、続けて被リンクチェックしたいページのURLを入力するだけ。
めちゃくちゃ簡単で、サクッと被リンクを調べたい時に便利な方法ですが、精度はちょっと低めなのが難点です。
とはいえ、これだけでも被リンク獲得先のページを調べることができるので、細かいスキルは難しいという方にはぴったりな方法と言えます。
ただ検索するだけなので、もちろん無料です。
サーチコンソール or アナリティクスを使う
Googleの無料ツール「サーチコンソール」と「アナリティクス」を使っても、被リンクを調べることができます。
サーチコンソールで被リンクを調べる方法
サチコは検索順位を調べたり、クローラーの呼び込みに役立つツールですが、実は被リンクを確認することもできます。
サチコで被リンクを調べる手順は下記の通り。
[リンク]
をクリック
これだけ。
左側のメニューから [リンク]
をクリックするだけで、被リンクを獲得しているページ、リンク元のサイト、アンカーテキストが一覧で表示されます。
簡単かつ正確なサーチコンソールでの被リンク確認方法ですが、ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、自分のブログしか確認できないことです。
ライバルサイトの分析はできないので、自分のブログ改善のために役立てましょう。
アナリティクスで被リンクを調べる方法
もうひとつ、アナリティクスを使って被リンクを調べる方法も解説しておきます。
アナリティクスで被リンクを調べる手順
[集客]
をクリック[全てのトラフィック]
から[参照サイト]
をクリック- 一覧表示から気になるドメインをクリック
アナリティクスで被リンクを調べると、そこからどれくらい読者を獲得できているのかまでも見ることができるので大変便利ですが、自分のブログしか調べられない点はサーチコンソールと一緒です。
被リンクチェックツールを使う【無料・有料ツールを紹介】
被リンクはオンラインツールを使っても調べることができます。
サーチコンソールやアナリティクスと違い、気になるブログの被リンクも調査可能なのでライバルサイトの分析を行うときはぜひ活用しましょう。
より深い分析がしたければ有料ツールがおすすめですが、十分な機能を備えているの無料ツールを2つ紹介しておきます。
1. Link Explorer(無料 *アカウント登録が必要)
Link Explorer は、世界的ウェブマーケティング会社のMozが提供している被リンクチェッカーです。
獲得している被リンクがスパムかどうかを判断してくれる「スパムスコア」という評価基準もあるので、被リンク獲得先で怪しいサイトがあった場合、排除するのに役立ちます。
基本的には有料ツール(月額99ドル〜)ですが、被リンクチェックは無料(回数制限あり)。アカウント登録をするだけで利用可能です。
Link Explorer で調査できる被リンクの内容は下記の通り。
Link Explorer:チェックできること
- 被リンク先のドメインパワー・ページオーソリティ
- 被リンクの数と推移
- 参照ドメイン数と推移
- 被リンク先のスパムスコア
- 被リンク元のアンカーテキスト
2. Backlinks by Neil Patel(無料 *有料機能あり)
Backlinks は、キーワード分析ツール「Ubersuggest」の開発者Neil Patelさんが提供している被リンクチェックツール。
こちらも有料ツール(月額29ドル〜)ですが、無料版でも十分な機能は備えています。アカウント登録の必要もないのでサクッと使うことができます。
nofollow dofollow のチェックができるところも嬉しい機能です。
Backlinksで調査可能な範囲は下記の通り。
Backlinks:チェックできること
- ドメインパワー
- 被リンク数と推移
- 参照ドメイン数と推移
- nofollow、dofollowチェック
おまけ:万能SEOツールなら「SEOマスターTune」
「被リンクチェックをしただけでは、対策方法までわからない…」という人もいると思うので、万能SEOツールをひとつだけ紹介します。
「SEOマスター Tune」は、 導入するだけでSEO対策が必要な箇所を全て表示してくれる優秀なチートツールです…笑
初心者でもわかるように改善箇所を全て表示してくれるので、「被リンクチェックをしただけでは、どこをどう改善したらわからない」という人におすすめです。
月額9,000円かかりますが、7日間の無料体験が可能。Link ExplorerとBacklinks の無料機能を使っても、自分で改善箇所を見つけられない場合、まだまだSEO対策の知識が足りてないと言えるので、いったん SEOマスター Tune を使いつつSEO対策のコツを身に付けましょう。
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【初心者向け】被リンクをチェックしたらSEOにどう活かせば良いの?
被リンクは調査して終わりじゃありません。
分析結果を見て、自分でSEO対策まで実施できなければ意味がないので、ここからは初心者向けに、被リンクチェックの目的と、どこをチェックすれば良いのかを解説します。
被リンクを調べる目的:4つのポイント
被リンクチェックの目的は下記の通り。大きく分けて4つだけです。
被リンクチェックの目的4つ
- 自分のブログのドメインパワーやページランクを知る
- ライバルサイトのドメインパワーやページランクを知る
- 良質な被リンクを獲得しやすい記事の傾向を分析する
- スパムリンクからのペナルティを避ける
まずは自分のブログとライバルサイトの「強さ」を知るためですね。
互いに調査しつつ比較することで「このサイトからの被リンクがもらえれば、SEOに効果的だな」とか、「このキーワードで記事を書いても勝ち目はないから、いったん避けておこう」などの分析ができます。
また、ライバルサイトが最も被リンクを獲得しているページも知ることができるので、自分のブログコンテンツ作りの参考にしたり、記事ネタ探しにも活用することができます。
ぶっちゃけると、ブログで被リンクを獲得したいならコンテンツの質が全てなので、記事のクオリティを上げる努力は必須です。高品質な記事ほど被リンクも獲得しやすくなります。
> 参考記事:【お悩み解決記事・役立つ記事の書き方とは】SEO対策で重要なコンテンツの作り方を解説
また、スパムサイトから被リンクが貼られている場合の対処にも役立ちます。
スパムサイトからの被リンクはGoogleのペナルティ対象なので、定期的に注意しつつリンクされている場合は否認しましょう。
被リンクをチェックするときのポイント:どこを見るべきか
続いて、被リンクを調べるときに注目すべきポイントを解説します。
結論から言って、被リンクチェックは下記の3つのポイントだけを見ておけばOKです。
ここだけ見とけばOK:被リンクチェック3つのポイント
- 被リンクの質
- アンカーテキスト
- 被リンクの量
「被リンクの質 = 記事の関連性」です。
被リンクの一覧を表示したら、リンク元サイトを確認して記事の関連性を確かめましょう。
また不自然な形でリンクが貼られていた場合は、質の悪いリンクとしてGoogleからペナルティを受ける可能性が高いので否認などの対処をします。
アンカーテキストも記事同士の関連性を決める重要な要素なので、こちらも合わせて確認です。
アンカーテキストの良い例、悪い例は下記の通り。
アンカーテキストの良し悪し一例
○ おすすめLA語学学校まとめ記事 →リンク元のアンカーテキスト:「ロサンゼルスの語学学校まとめ」など
× おすすめLA語学学校まとめ記事 →リンク元のアンカーテキスト:「URLベタ打ち」「この記事」「親子丼レシピまとめ」など
上記の通りでして、記事の内容とアンカーテキストが関連していない場合はあまり質の高い被リンクとは言えません…。
最後に被リンクの量です。
単純に良質な被リンク獲得数が多ければ多いほど、記事の評価も上がります。
同じサイトから大量に被リンクを獲得するよりも、異なるドメインから広く被リンクを獲得する方がGoogleの評価は上がるので、被リンク下のページ数だけでなく、ドメイン数に注目してチェックするのがおすすめです。
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まとめ:被リンクチェックは定期的に
本記事は以上です。
被リンクはそう簡単に増えるものじゃないので、毎日チェックする必要はありません。
とはいえ、知らないうちにスパムリンクが貼られていたり、それに気づかず放置してしまうとSEO的にはマイナスなので、定期的にチェックしつつ、記事の改善やSEO対策に役立てていくと良いと思います。
アナリティクスやサーチコンソールを見るついでに被リンクチェック。ときどき無料ツールを使ってチェック。本格的なSEO対策がしたければ有料ツールで細かく分析。
みたいな感じで、それぞれのツールを上手に使いこなしてみてください。
終わり。