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自分のブログを検索しても出てこない理由はこれです【5つの原因と解決策を解説】

自分のブログを検索しても出てこない理由はこれです【5つの原因と解決策を解説】

ブログを更新しているのに、検索画面にぜんぜん表示されない…

もしかして、何か間違ったことしてるのかな…

どうしたら検索画面に出てくるようになるの?特別な設定が必要ですか?

 

せっかくブログを書いているのに、検索画面に表示されない人が抱えるこんなお悩みに答えます。

昔の僕も、いくら記事を書いても検索結果に表示されず、困っていました。

記事を書くだけじゃない、別の設定が必要なんじゃないかと考えたり、SEO対策を完璧にしなきゃいけないんじゃないかと勉強したり、、、

 

でも、違いました。検索結果にブログが表示されないのには理由があります。

その理由を知ってからは、徐々に検索上位を獲得する記事も増えていったので、その経験を踏まえつつ、ブログの記事を検索結果に表示させる方法を解説します。

初心者にありがちなミスとおすすめの内部対策、記事の質を上げる方法についても触れているので、ブログが検索結果に出てこなくて困っている人は参考にどうぞ。

 

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自分のブログを検索しても出てこない理由【原因は5つ】

自分のブログを検索しても出てこない理由【原因は5つ】

さっそく本題です。ブログが検索画面に表示されない理由として、主に考えられる原因は下記の5つ。

 

ブログが検索表示されない5つの理由

  • 公開してから間もない
  • 記事(またはブログ全体)がペナルティを受けている
  • noindexタグが入っている
  • robots.txtファイルをいじったことがある
  • 記事の内容に価値がない

 

ひとつずつ解説するので、当てはまる箇所がないか確認しつつ、自分のブログを見直してみてください。

 

1. 公開してから間もない

そもそも、ブログの記事を公開してから検索結果に表示されるには時間がかかります。

 

「昨日、記事を公開したのに、今日になっても検索結果に出てこない…」

 

これは当たり前でして、昨日の今日でブログが検索上位に表示されるはずがありません。

というのも、Googleが記事を検索結果に表示するためにはいくつか段階があるから。

これは、ネットに存在するすべてのページが必ず通る道でして、どんなに良質な記事を書いても、1日くらいでは検索結果に表示されないので落ち着きましょう。

 

Googleが記事を検索結果に表示する流れ

  1. クロール:記事を発見する
  2. インデックス:記事をデータベースに登録する
  3. ランキング:記事を順位付けし、検索結果を並べ替える

 

ブログの記事が検索結果に表示されるまでには、必ず上記の段階を踏みます。

この3つの段階を踏んで、記事の検索順位が安定するには、1ヶ月〜3ヶ月ほどかかるのが一般的です。

特に開設して間もないブログだとクロールにより時間がかかるので、3ヶ月以上になることもあります。

ブログを1日でも早くたくさんの人に読んでもらいたい気持ちはわかりますが、しばらくは我慢が必要です。その間も腐らずコツコツ記事を書きましょう。

僕の経験から言って、クロールを早めるには最低3ヶ月〜半年くらいブログを続けつつ、50記事くらいはないといけません。

 

それでも、なんとかして早く自分の記事を検索結果に表示させたいです。

 

こんな人は、記事を書き続けるのと同時にブログの内部対策もしましょう。

クロールを早めるコツは、Googleさんにブログの中を巡回しまくってもらうことです。

その解決方法が内部対策なので、ここでいくつか紹介しますね。

 

ブログ初心者こそすべき内部対策

  • XMLサイトマップ送信
  • 重複ページの削除
  • 内部リンクの最適化
  • クロール不要ページの設定
  • ナビゲーションメニューのテキスト化

 

大雑把に分けると上記の5つ。

細かい内部対策はもっとたくさんありますが、ブログを始めて3ヶ月未満、または50記事未満の人が、細かな内部対策を行ってもあまり意味はないので、とりあえず上記の5つだけをやっておけばOKです。

こちらの記事で詳しい方法を解説しています。

> 参考記事:初心者向けにSEO内部対策を解説します【基本からテクニックまで】

 

2. 記事(またはブログ全体)がペナルティを受けている

ブロガーにとって、Googleは神であり、ルールであり、友でもあります。

あなたのブログがGoogleから嫌われると、検索結果にも表示してもらえなくなります。

解決策はGoogleの品質ガイドラインに沿って記事を書くこと。

逆に言うと、品質ガイドラインに沿っていない記事は検索上位に表示されにくくなるので、割と重要なポイントです。

 

Googleが嫌う行為:これをやるとペナルティ対象になります

Googleの品質ガイドラインでは、下記のような行為が禁止されています。

 

  • 自動生成されたコンテンツ
  • リンクプログラムへの参加
  • オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
  • クローキング
  • 不正なリダイレクト
  • 隠しテキストや隠しリンク
  • 誘導ページ
  • 無断複製されたコンテンツ
  • 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
  • ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
  • フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
  • 構造化データのマークアップの悪用
  • Google への自動化されたクエリの送信

参照:ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

 

専門用語ばっかでよくわからないっス

初心者の僕にも、どういうことかわかりやすく教えて欲しいっス

 

こんな人向けに、Googleが禁止している行為を簡単に要約します。

要約:読者のことを考えて書かれていない記事はクソ

 

Googleとは、言い換えれば巨大なQ&Aシステムです。

検索ユーザーは何かしらの悩みや疑問を持って検索しているので、それに対する答えを提供してあげましょうというのが、この品質ガイドラインのポイントになります。

読者の悩みを解決できるような記事とは、その人のことを思い、考え、求められた情報を提供できている価値ある記事のことです。

 

たとえば、記事の大半がコピペだったり、文脈に関係ないアフィリエイトリンクだらけのサイトは、読者のことをまったく考えず、自分の利益ばかりを求めている悪質な行為にあたります。

Googleは、そういった悪質な行為に対して厳しくペナルティを与えるので、品質ガイドラインはしっかり守りましょう。

 

3. noindexタグが入っている

noindexタグとは、検索結果に表示したくないページに埋め込むタグのことです。

カテゴリーページとか、記事一覧ページとかに使われたりしますが、記事そのもので検索結果に表示したくないことは稀だと思います。

コピペしてないオリジナル記事を書いていて、アフィリンクもそこそこ、読者の悩み解決を考えて記事を書いているのに、なかなか検索結果に表示されないという人は、noindexタグが設定されている可能性があります。

何かの拍子に間違えてnoindexタグを埋め込んでいないかを確認してみてください。

 

noindexタグの確認方法(WordPressの場合)

WordPressでブログを書いている場合、noindexタグは下記の手順で確認できます。

 

[設定] > [表示設定] > [検索エンジンでの表示]

noindexタグの確認方法(WordPressの場合)

 

この部分にチェックマークが入っていると、どんなに頑張って記事を更新してもGoogleに見つけてもらえません。

というこは、つまり、検索結果にも永遠に掲載されることはありません。

 

また、個別の記事でも間違えてnoindexタグが設定されてしまうことがあるので、こちらも合わせて確認するといいと思います。

個別の投稿ページ右側に、[noindex] [nofollow]というメタロボット設定のチェックボックスがあります。

この[noindex]にチェックが入ってしまっていたら、その記事は検索結果に表示されない設定になっているということなので、外しておきましょう。

noindexタグの確認方法(WordPressの場合)_個別投稿

 

4. robots.txtファイルをいじったことがある

これはあまり見かけないケースですが、、、robots.txtファイルを触ったことがある人は、間違えて、そのファイル内にクロール拒否の記述をしてしまっているかもです。

robots.txtファイルと聞いて、さっぱり意味がわからない人は、これが原因になっている可能性は低いと思うので、気にしなくてもOKです。

 

robots.txtで確認する場所

Disallow: /(ここにページのURL)

 

robots.txtファイルの中に、上記の表記があれば、そこに書かれたページはクロールの巡回を拒否していることになり、検索結果に表示されません。

検索結果に表示したければ、Disallowからページを外しましょう。

 

robots.txtファイルはどこにあるの?

robots.txtファイルの設置場所は、使徒のルートディレクトリ(トップフォルダ)と決まっています。

FTPクライアントでサーバーにアクセスして、ブログのトップフォルダに無ければ、robots.txtファイルは存在していないので問題なしです。

 

5. 記事の内容に価値がない

ブログの記事が検索結果に表示されない原因として4つ紹介しました。

しかし、ぶっちゃけると、記事が検索結果に表示されない理由として最も可能性が高いのは、この5つ目です。

”記事に価値がないため検索結果に表示されない”

 

この場合、正確に言えば、検索結果に表示されていないわけではないのですが、記事の質が悪すぎて、検索100ページ目とかにランクされているので、検索結果に表示されていないように見えてしまいます。

 

検索結果に表示されているかを確認する方法

本当にネット上に記事が存在していないのか、それとも質が低いから圏外に飛ばされているだけなのかは、Googleの検索窓から簡単に調べられます。

[サイトURL:ページタイトル]で検索するだけ。

例えば、この記事がネットに存在しているかを調べたければ、[ksonoda.com:自分のブログを検索しても出てこない理由はこれです【5つの原因と解決策を解説】]と検索します。

ここでページが出てこなければ、ネットに記事が存在していない状態なので、これまにで解説した4つのポイントを見直してみてください。

逆に、記事が出てくれば、検索結果に登録はされているけど記事の質が低いということになるので、コンテンツの質を見直す必要があります。

 

ペナルティの可能性の部分でも解説しましたが、Googleは世界中すべてのウェブサイトに品質を求めています。

そのため、品質ガイドラインに違反せず、一応ルールは守っている場合でも、記事そのものに価値がないと検索順位が低くなってしまいます。

 

検索結果のクリック率

ところで、Googleの検索結果画面の、1位〜10位までのクリック率を知っていますか?

 

1位 28.5%
2位 15.7%
3位 11.0%
4位 8.0%
5位 7.2%
6位 5.1%
7位 4.0%
8位 3.2%
9位 2.8%
10位 2.5%

参照:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid

 

2020年の統計では、約55%の割合で検索上位3位までのページがクリックされています。

一応、検索トップページに表示される10位にランクされたとしても、クリック率は2.5%まで落ちます。

検索結果2ページ目になるとさらにクリック率は落ちるので、そのページはネットに存在していないのとほぼ同じです。

 

そのため、自分のブログ記事を検索結果に表示させたいなら、10位以内を目指して対策を行う必要があるので、ここから詳しく解説しますね。

 

 

価値がない記事とは?【Googleガイドライン】

先ほどお伝えしましたが、記事に価値がないと検索上位には表示されないので、まずはそこから解説します。

記事の価値を落としてしまう要因は下記の通りです。

 

  • 文字数が少ない
  • 検索意図に合わない情報を提供している
  • 専門性・権威性・信頼性が薄い

 

Googleのガイドラインにも次のような記載があります。

 

Low quality pages may have been intended to serve a beneficial purpose. However, Low quality pages do not achieve their purpose well because they are lacking in an important dimension, such as having an unsatisfying amount of MC, or because the creator of the MC lacks expertise for the purpose of the page. If a page has one or more of the following characteristics, the Low rating applies:

  • An inadequate level of Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T).
  • The quality of the MC is low.
  • There is an unsatisfying amount of MC for the purpose of the page.
  • The title of the MC is exaggerated or shocking.
  • The Ads or SC distracts from the MC.
  • There is an unsatisfying amount of website information or information about the creator of the MC for the purpose of the page (no good reason for anonymity).
  • A mildly negative reputation for a website or creator of the MC, based on extensive reputation research.

If a page has multiple Low quality attributes, a rating lower than Low may be appropriate.

参照:General Guidelines – Part1:Page Quality Rating Guideline, 6.0 Low Quality Pages

 

日本語に翻訳しました。下記参照。

 

低品質ページは、本来、有益な情報提供を目的としていた可能性があります。

しかし、低品質ページは、メインコンテンツの量が不十分であるなどの重要な側面が不足している、またはメインコンテンツの作成者がページの目的に関する専門知識を欠いているため、その目的を十分に達成できていません。

ページに次の特性が1つ以上ある場合、Googleはそのページを低品質とみなします。

  • 専門知識、権威性、および信頼性が足りていない
  • メインコンテンツの質が低い
  • ページの目的で果たすべき内容に対して、メインコンテンツの量が足りていない
  • タイトルが誇張されている、または過剰なものが付けられている
  • 広告が多すぎて、メインコンテンツに集中できない
  • ウェブサイトの情報や著者の情報が不足している
  • 広範な評判調査に基づく、サイトまたは著者の否定的な評判が存在する

ページに複数の低品質属性がある場合は、低よりさらに低い評価が適用される場合があります。

 

価値ある記事を書くためのポイント【重要】

価値のある記事を書いて、Googleに評価してもらえるために心がけるポイントはひとつだけ。“読者の立場になる”です。

ブログを書くときは、常に読者目線で考えましょう。

 

読者目線で考えるとは

読者目線で考えるとは、つまり、読者が、①その記事で何を求めているかを理解し、②解決策を提示してあげ、③すべき行動を促してあげることです。

 

  • 読者が求めるものを理解する:検索キーワードに合わせた記事を書く
  • その解決策を提示してあげる:経験や知識から答えを探す or 情報をまとめる
  • 次すべき行動を促してあげる:成長の機会を紹介する

 

この3つを心がければ、記事の質が落ちることはまずないはず。具体例をあげて解説しますね。

 

デザイン素人の僕でも、ポストカードをデザインしたいな。

ググってみよう。[ポストカード デザイン 自分でできる]と。

 

こんなケースを想定して記事を書くなら、記事の内容は次のようになります。

 

  • 素人でもポストカードをデザインする方法(←キーワードにマッチした内容)
  • ポストカードのデザインで失敗しないためのコツ(←失敗を防ぐための解決策)
  • ポストカードが自作できるオンラインツール紹介(←行動の提示)

 

記事のタイトルは、[自分でできるポストカードデザインのコツ【デザイナー要らずのツールも紹介】]みたいな感じがいいですね。

記事の中には、デザイン未経験者にありがちな失敗例をあげつつ、どうしたらデザイナーっぽく綺麗な見た目にできるかの解決策を解説してあげて、最後にオンラインツール(canvaとか)の使い方を紹介してあげれば完璧です。

 

このように、読者の悩みに答えつつ、その先にあるヒントまでを書くことができたら、読者目線の記事は簡単に作れます。

 

読者目線の記事を書くためにすべきこと

  1. キーワード対策を学ぶ
  2. ブログの正しい書き方を学ぶ

 

読者目線の記事を書くための心得は、上記の通り、たったの2つです。

 

まずは、キーワード対策を学びましょう。読者が求めるものを理解できるようになります。

検索キーワード = 読者が抱えている悩みです。

最初にお伝えした通り、Googleは巨大なQ&Aだと思ってください。

YAHOO知恵袋が、質問、回答という形で作られているのと同じで、ブログも検索された質問内容に対して、記事の中で回答を明記してあげましょう。

 

YAHOO知恵袋とGoogleの違いは、質問が文章で明記されているか、キーワードが羅列されているかだけです。

知恵袋なら文章で質問されているので、質問者の意図も明確にわかりますが、それがキーワードになると、そこから質問者の意図を汲み取るスキルが求められます。

 

そのために必要なのがキーワード対策なので、まずはこのスキルを養いましょう。

 

キーワード対策の詳細は長くなるので別記事解説です。

【SEOキーワードの基礎知識】分析・整理して想定読者に向けて記事を書く手順」で、初心者でもわかるキーワード対策の基礎知識を解説しているのでご参照あれ。

 

キーワードから、読者の検索意図が汲み取れるようになれば、あとは自分なりの答えを提供してあげるだけです。

Googleが求めている、専門性・権威性・信頼性を出しつつ、記事を書くだけなので難しくありません。

【ブログのPVを増やす方法】コツは強みを活かすことです【アクセスの稼ぎ方解説】」で、専門性・権威性・信頼性を出しつつ、記事を書くコツをまとめています。

キーワード対策を学びながら、こちらの記事も読んでもらえれば、ブログを書くために必要なマインドセットが出来上がるので、記事を書けば検索上位に表示されるという無限ループの完成です。

 

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まとめ:ブログを検索しても出てこないはあり得ない

まとめ

本記事は以上です。

結論、ブログを検索しても検索結果に出てこないはありえません。

というのも、Googleはネットに存在するサイトすべてを把握し、順位付けして掲載しているからです。

もし、自分のブログを検索しても記事が出てこないという場合は、①公開間もない、②noindex、③記事の質が低いのどれかなので、ひとつずつ原因を探りましょう。

おわり。