SEO初心者でも、とりあえず今から実施できるキーワード選定の方法とかキーワードの効果的な使い方ってある?
無料で使えてキーワード選定に役立つツールがあるといいな。
こういった疑問を解決する記事です。
Webサイトやブログを運営するうえで、検索上位に表示されることはとても重要です。
SEO対策の中でも特に重要な対策がキーワード選定だと言われているので、SEOキーワード選定の基本ポイントと初心者でも実践できるキーワードの効果的な使い方、無料で使えるキーワード対策ツールを解説します。
僕の経歴
アラサー男子 in L.A.
SEO歴:7年
Google検索1位:40記事ほど
ブログ収益:6桁
ブログを書いて生活しています
僕もブログを始めたばかりの頃は、キーワード選びに苦労しました。キーワード選定って、コツを掴むまで割と大変なんですよね、、、汗。
当時の経験も踏まえ、初心者目線で必要なキーワード選びのコツを解説していくので、ぜひ最後までどうぞ。
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本記事のもくじ
SEOキーワードの選び方:基礎理解と実践的な使い方
では、本題に入りますね。
①キーワード選びのポイントを知り、②ツールを使って選定し、③選んだキーワードを実践的に使うまでの流れに沿って、丁寧に解説していきます。
1. SEOキーワード選びに重要な4つのポイント
まずは、キーワード選びにとても重要な4つのポイントを押さえておきましょう。
SEOキーワード選定:4つのポイント
- 検索ニーズの理解
- 検索ボリュームと競合度
- キーワードの関連性
- ロングテール
ひとつずつ深掘りしていきます。
1-1. 検索ニーズの理解
まず、キーワード選びにおいて何よりも重要なことは、読者の検索ニーズを理解すること。検索ニーズに合わせてキーワードを選ぶことでクリック率が上がり、記事を読んでもらいやすくなります。
ちょっと例を挙げますね。下記をご覧ください。
[ラーメン 渋谷 人気]
:渋谷で人気のラーメンが食べたいな[ダイエット 簡単 レシピ]
:手軽なダイエットレシピが知りたいな[札幌 格安 航空券]
:札幌までの格安チケットを買いたいな
こうやって、じっくり見てみると、検索するキーワードから読者が欲しい情報が見えてきますよね。これが検索ニーズです。
検索キーワードから読者が求めている情報を推測し、そのニーズを満たすキーワードを選んでいくことがひとつめのポイントになります。
補足:検索ニーズを理解するコツ
ちなみにですが、検索ニーズをより深く理解するコツもあります。それは、4つのクエリです。少し中級者向けの内容なので、ここでは軽く解説しておきますね。
- 【Know / 知りたい】:(例)
[大谷翔平 成績]
- 【Go / 行きたい】:(例)
[渋谷 イタリアン]
- 【Do / したい】:(例)
[浴衣 着付け 自分で]
- 【Buy / 買いたい】:(例)
[布団 夏用]
読者がネットで検索するとき、ニーズは4つのクエリ(Know、Go、Do、Buy)に分類されます。ちなみに「クエリ」はSEO専門用語なので、単純にキーワードの分類だと考えてもらえればOKです。
よって、
Knowクエリで検索している読者には情報を。
Goクエリで検索している読者には行き先を。
Doクエリで検索している読者には方法を。
Buyクエリで検索している人には商品を。
こんな形の情報提供を意識すると、検索ニーズを満たすキーワードもイメージしやすくなるはずです。4つのクエリに関しては、検索意図とは?調べ方とSEO活用方法を初心者向けに解説にて、徹底的に深掘り解説しているので、もしよければ合わせてご一読ください。
1-2. 検索ボリュームと競合度
続いてのポイントは、検索ボリュームと競合度です。
- 検索ボリューム:検索数の大きさ
- 競合度:競合サイトの量と質
上記の通りでして、検索ボリュームが大きければ大きいほど、それだけたくさんの人に検索されているわけなので、そのキーワードで記事を書けば人の目に触れる機会も増えます。
しかし、そういったキーワードには、当然、競合も多く参入しているため、競合サイトの量や記事の質も合わせて見ておく必要があるというわけですね。
つまり、①検索ボリュームが大きく、②競合が少ないキーワードを選ぶと、難易度低め、かつ集客にもつながるとも言えます。
検索ボリュームと競合度は、キーワードツールを使って調べることができるので、後ほど詳しく解説します。
1-3. キーワードの関連性
3つめのポイントは、キーワードの関連性です。
キーワードはサイトの方向性と関連していることが望ましいです。というのも、Googleはひとつのページだけではなくサイト全体としてまとまりがあるかも見ているからです。
- プログラミング学習方法を発信しているブログ
- 一人暮らしに必要な情報を発信しているブログ
このような2つのブログがあった場合、[ドラム式洗濯機 比較]
のキーワードと関連性が高いのはどちらか、、、一目瞭然ですよね。
ちょっと極端すぎる例かもですが、このようにキーワードは自分が運営しているサイト全体、および他の記事との関連性が高いものから狙っていくのがベストです。
1-4. ロングテール
最後のポイントはロングテールキーワードを狙うです。
ロングテールキーワードとは端的に言って「単語を3つ以上組みわせること」でして、ロングテールを狙うことで、より具体的な記事を書くことが可能になります。
[ブログ 記事の書き方 初心者]
[アメリカ 大学留学 社会人]
こんな感じで3つ以上の単語を組み合わせると、どんな内容の記事を書けばいいかイメージしやすくなりませんか?
[ブログ 記事の書き方 初心者]
なら、初心者向けにブログ記事の書き方を解説した記事を書けばいいんだ。となりますが、これが[ブログ 記事の書き方]
だけだったら、経験者向けのより高度なテクニックを記事にまとめればいいのか、どんなカテゴリーのブログ記事の書き方を解説すればいいのか、ちょっと曖昧になってしまいます。
同様に、[アメリカ 大学留学 社会人]
なら、社会人向けのアメリカ大学留学に必要な情報をまとめることが見えてくるので、留学後のキャリアのこととかも記事に含んであげると親切かもしれません。
読者目線で考えてみても、タイトルに自分が求めている答えにつながりそうな具体的なキーワードが含まれていれば、ついついクリックしたくなりますよね。
このように、ロングテールキーワードを意識することで、より具体的なターゲットと記事の方向性が見えてくるので、ブログ初心者こそロングテールキーワードを使っていきましょう。
2. SEOキーワード選定に役立つツール3選(無料です)
続いて、SEOキーワードの選定に役立つツールを紹介していきます。
一部有料機能もありますが基本無料。無料でも十分使えるので、SEOオタクになりたいという人でなければ無料機能で十分だと思います。
SEOキーワード対策に役立つツール3選
- Googleキーワードプランナー
- Ubersuggest
- ラッコキーワード
上記の通り。それぞれ解説していきますね。
2-1. Googleキーワードプランナー
まず、必要不可欠なツールがGoogle キーワードプランナーです。キーワード系ツールの中で唯一のGoogle公式ツールでして、誰でも無料で使うことができます。
メリットとしては、Google公式で信頼度が高いという点、キーワード候補に加えて検索ボリュームと競合度がひと目でわかる点ですね。
» 参考:キーワード プランナーを使う – Google広告 ヘルプ
2-2. Ubersuggest
次に紹介したいツールがUbersuggest(ウーバーサジェスト)です。
総合的SEO分析が可能な有料ツールですが、キーワード調査だけなら無料で使うことができ、Googleの検索結果に基づく検索ボリュームや競合度を確認することができます。
大きなメリットは関連キーワードやロングテールキーワードの提案機能。自分ではついつい取りこぼしがちなキーワードを拾ってくれるので、網羅的なキーワード対策が可能です。
ちなみにですが、僕は有料版を購入しました。それくらい優秀なツールだと思います。
2-3. ラッコキーワード
3つ目の紹介ツールはラッコキーワード。
無料版でも一日5回まで使える見出し抽出機能が優れていまして、調べたいキーワードがどのように記事の見出しに含まれているのか、検索上位20位までのサイトを瞬時に調査してくれるので、競合分析までできてしまいます。
3. SEOキーワードの実践的な3つの使い方
キーワード選びのポイントを押さえつつ、キーワード選定ツールを使って「コレだ!」と思うキーワードを選んだら、そのキーワードを効果的に使っていきましょう。
ここからは、初心者が意識したい実践的なキーワードの使い方を解説していきます。
SEOキーワードの実践的な使い方
- メタ情報を最適化する
- タイトルや見出しに組み込む
- 内部リンクのテキストに使う
具体的には上記3つのポイントを押さえることです。深掘りしていきますね。
3-1. メタ情報を最適化する
メタ情報とは、検索エンジンにそのページの内容を正しく伝えるためのデータでして、ブログの場合、メタディスクリプションがそれに当たります。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、このように検索結果に抜粋されて表示される部分のこと。
検索エンジンはここに書かれた内容をページ理解に役立てているので、そのページが何について書かれたものなのかを正しく検索エンジンに伝えるためにキーワードを使ってメタディスクリプションを書きましょう。
補足:SEOへの直接的影響は期待しないほうがいい
とはいえ、メタディスクリプションを書いたからといって、目にみえるSEO効果があるとは言えません。
ですが、初心者のうちは書いたほうがいいと僕は思っています。
理由は、記事本文の内容だけで適切なページ情報を網羅できる可能性が低いからでして、初心者が書いたブログ記事だとどうしても検索エンジンに内容を正しく伝えられないことがあります。
メタディスクリプションはブログに必要?【SEOへの影響はほぼない話】にて、そのあたりを深掘りしているので、気になる人は合わせて読んでいただければ幸いです。
3-2. タイトルや見出しに組み込む
キーワードは記事タイトルと見出しに組み込みましょう。
効果的な記事タイトルの付け方を深掘りした別記事「ブログ記事タイトルの付け方【4つのコツと3つの手順、裏ワザを解説】」もあるので、そちらも参考にしていただければと思いますが、ここでも簡単に解説しておきます。
キーワードを記事タイトルに組み込むときのポイント
- 重要なキーワードは前の方に持ってくる
- 全体の文字数に気をつける(キーワードの含有率に影響)
- シンプルにまとめる(キーワードを乱用しない)
以上のポイントを押さえておくといいと思います。
3-3. 内部リンクのテキストに使う
内部リンクにもキーワードを含めるとSEO効果が見込めます。
リンク先のページを正しく伝えるために、キーワードを含めつつわかりやすい内部リンクを設置しましょう。
- 英会話学習におすすめの書籍
- 僕が英語をマスターした方法
例えば上記の場合、リンク先の記事が、英会話学習におすすめの本を紹介している記事なら①がより良い内部リンクのテキストで、英語学習の実体験を書いた記事なら②がより良いない文リンクテキストと言えます。
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まとめ:SEOキーワードの選定はとても重要
本記事は以上です。
SEOキーワード選びのコツ、キーワード選定に役立つツール、キーワードの実践的な活用方法を解説しました。
本記事のおさらい
- キーワード選定の4つコツを押さえる
1. 検索ニーズ
2. 検索ボリュームと競合度
3. キーワードの関係性
4. ロングテールキーワード - キーワード選定に役立つ無料ツール3つ
1. キーワードプランナー
2. Ubersuggest
3. ラッコキーワード - 初心者でも実践できるキーワードの使い方3つ
1. メタ情報の最適か
2. タイトルと見出し
3. 内部リンクテキスト
上記のポイントを押さえつつ、キーワード選定をしっかり実施してSEO対策を行っていきましょう。
おわり。