キーワードの決め方は?そこからの記事の書き方は?
正しい順番ってあるの?
上記のお悩みを解決します。
本記事では、僕が実践しているキーワード調査から記事を書くまでの手順を公開しつつ、SEOキーワード調査から記事作成までのやり方がわからない人向けに深堀り解説していきます。
ブログ記事を書くときに、キーワードからの逆算はとても重要です。
キーワードを意識したライティングをすれば検索上位も狙えるので、しっかりコツをつかみましょう。
【実績】SEOキーワードを意識すると検索上位が取れる
僕のブログ記事も検索1位を獲得していまして、記事は全て、これから解説するキーワード調査から記事作成の流れで書いています。
下記の通り、実績があるので、信ぴょう性は高い内容になっているはずです。
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本記事のもくじ
実践方法公開:「SEOキーワードを狙って記事を書く」
一般的に、SEOキーワードを狙って記事を書くときに正しいと言われている手順は下記の通り。
一般的に“良い”とされている流れ
- キーワード調査
- 記事を書く
①キーワードプランナーやラッコキーワードなどを使って、検索されているキーワードの組み合わせを見つけ、②記事を書く流れです。
確かにこの通りなのですが、これだけじゃ具体的な実践方法がわかりにくいので、もう少し深堀りします。
ということで、僕が実践している手順は下記の通りです。
もっと具体的な手順
- 書きたい記事を決める
- 記事に関連するキーワードを調査する
- キーワードを分類する
- 競合記事を分析する
- 記事を書く
- リンクさせる
1. 書きたい記事を決める
まずは書きたい記事をざっくりと決めます。
“書きたい記事”と言っても、自分目線だけで決めるのはNGでして、一定のルールがあります。
Twitterでのつぶやきや、友達から相談された内容などを参考にしつつ、世の中が欲している情報を提供することを意識しつつ、記事の内容を決めましょう。
いきなりですが、ここが読者ニーズを理解するために最重要とも言える手順です。
例を挙げて解説します。
本記事を書いたときの前提
- キーワードを狙って記事を書く方法を知りたい人が多い
- 全体を包括したざっくり解説記事はネットにあるけど、深掘り解説までは上がっていない
- よって、ブロガーが本当に実践している細かな手順解説記事が求められているはず
→ 結論:よし、僕の実践方法を記事にしよう!
流れとしては、こんなイメージです。
読者ニーズに合わせて書きたい記事を決めるコツをつかみましょう。
2. 記事に関連するキーワードを調査する
書きたい記事の概要を決めたら、キーワードを調査します。
どんなキーワードを使えば、その記事が書けるかを意識しつつ、キーワードプランナーやラッコキーワードを使って効果的なキーワードを見つけましょう。
キーワードプランナーに、読者が検索しそうなキーワードを打ち込むと、キーワードの組み合わせが一覧表示されます。
この中から、記事の方向性にあったキーワードの組み合わせを抽出してリストアップします。
キーワードプランナーが難しいと感じる人は、ラッコキーワードでもOKです。
ラッコキーワード:無料で使えるキーワードツール
> リンク:ラッコキーワード(旧:
初心者でも検索上位が狙いやすいキーワードの特性
キーワードには“難易度”があります。
検索ボリュームが多いキーワードには、屈強なブロガーたちが書いたレベルの高い記事が集中しているので、初心者がいきなり狙うと挫折します。
スライム(Lv.1)でデスピサロ(Lv.99)に戦いを挑むようなものです。
もしくは、コイキング(Lv.1)でミュウツー(Lv. 99)にひたすら“はねる”し続けるようなものです。
それだと初心者が狙ったキーワードで検索上位を狙うことは永遠に不可能ですが、ひとつだけ抜け道がありまして、それは“ロングテールキーワードを狙う”です。
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが小さいけど競合も少なく、かつ競合レベルも低いキーワードの組み合わせのことです。
「【ロングテールSEOとは】キーワードの探し方とアクセスアップ効果を解説」を読みつつ、競合に勝ち切れるエリアを見つけましょう。
3. キーワードを分類する
使えそうなキーワードの組み合わせをリストアップしたら、読者のお悩みごとに分類します。
ここは少しだけ経験とコツが必要な部分でして、慣れるには時間と手間がかかりますが、分類が上手にできると記事の質が上がります。
というのも、ブログ記事において、読者の悩みを解決することはとても重要だからです。
「なんでお悩み解決が重要なの?」という質問に関しては別記事で解説しているので、こちらを参考にどうぞ。
> 参照:【お悩み解決記事・役立つ記事の書き方とは】SEO対策で重要なコンテンツの作り方を解説
初心者向け:キーワードを分類するときのコツ
キーワード分類のコツをつかみ切れていない人は、下記の一点だけを意識すると作業がスムーズです。
言い換えられる単語、検索意図が同じ単語はひとつにまとめる
たったこれだけ。
[キーワード 調査方法]
[キーワード 調べる方法]
[キーワード 調べ方]
この3つの組み合わせの背景にある読者の検索意図は同じなので、ひとつにまとめつつ [キーワード 調べ方]
だけをリストアップします。
深堀りして勉強したい人は「【SEOキーワードの基礎知識】分析・整理して想定読者に向けて記事を書く手順【SEO中級編】」をどうぞ。
アラサー男子 in L.A.
そんなときは、そのキーワードの組み合わせと思いついた記事の概要をメモっておきましょう。
最初に狙ったキーワードと関連性の高い別記事が書けるので、後ほど内部リンクにつなげることができます。
4. 競合記事を分析する
キーワードのリストアップを終えたら、競合記事の調査です。
[キーワード 調べ方]
で、Google検索をかけつつ、上位に表示されたサイトに目を通します。
具体的な数字はありませんが、上位10ページも読めば十分です。
どんなことが書かれているのか、どうやってまとめられているのか、読みやすさは、などを意識して、隅々まで要チェックします。
さらに言えば、記事の中に内部リンクはあるか、そのリンク先にはどういうコンテンツがあるか、も分析できたら完璧です。
少しだけ余談です。
競合記事の分析をやっていない人が意外と多いですが、検索上位に表示されるサイトはGoogleが優良と判断したものなので、読んでるだけで普通に勉強になります。
初心者こそ時間をかけてじっくり他の記事を読むことをおすすめします。
5. 記事を書く
競合記事の分析までを終えたら、あとは記事を書くだけです。
ここまでの手順を踏むあいだに、記事の詳細部分まである程度のアイデアは固まるはずなので、あとは筆を走らせましょう。
ちなみに、記事を書くときにもSEOライティングのテクニックがあります。
ライティングのコツをまとめた「【SEOライティングの基礎スキル】ウェブライティングのテクニックまとめ【初心者向け】」という記事を用意しているので、参考にしてください。
その他、役立ちそうな記事リンクも貼っておきますので、こちらもどうぞ。
> 参照①:【ブログ記事は構成がすべて】記事の説得力を上げるブログ本文の書き方【※実例付きで解説します】
> 参照②:ブログのアクセス数を増やすには『記事の質』が大切です【コンテンツ戦略】
6. リンクさせる
上記の5手順を繰り返しつつ、記事を書いていくうちに、内容が関連した記事がいくつも出来上がります。
あとはそれぞれの記事にリンクを貼って、読者をうまく誘導させてあげることで回遊率が高まります。
回遊率とは“1回の訪問で何ページ読まれたか”を表す指標です。
一人の読者に何ページも読んでもらうことで回遊率が上がります。
余談:「回遊率の向上」は「成約率の向上」
これは余談です。
少し難しい内容なので、将来的にブログを収益化したい人だけ読んでもらえればOKです。
ブログ収益を上げるにはアフィリエイトの成約率を高めなければいけません。
成約率を高めるには「PV × CTR × CVRの法則」と呼ばれるたった一つの公式を意識するだけ。これだけで、収益額が大きく変わります。
「【SEO上級編】PV×CTR×CVRを理解しよう【稼ぐブログを考える】」で詳しく解説していますので、興味があればご一読ください。
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まとめ:キーワードを狙う = 細かな積み上げ
まとめです。
キーワードを狙って記事を書くというのは、小さな手順の積み上げです。
おさらい:キーワードを狙って記事を書くための小さな手順
- 書きたい記事を決める
- 記事に関連するキーワードを調査する
- キーワードを分類する
- 競合記事を分析する
- 記事を書く
- リンクさせる
やみくもに書きたい記事を書き続けるだけでは、ごく稀にラッキーパンチが当たることはあっても、永遠にゴールのないマラソンを走り続けるのと同じです。
小さな手順を地道に繰り返して、狙ったキーワードで記事が書けるようになるまでひたすら進み続けましょう。
コツをつかめば簡単です。
おわり。